読書犬ブックのブログ

2019年

7月

24日

献本:億を稼ぐ勉強法

■読書犬ブックのコメント

 

献本ありがとうございました。

読み終えたら感想を書くね!

 

■アマゾンの内容紹介より

 

『自分を最高値で売る方法』の著者第二弾!
1億円プレイヤーになるための「学びて富む」仕組みがこの一冊に!
本書は「学力偏差値だけでなく、商売偏差値が上がる勉強をしよう! 」という「勉強法革命」がテーマです。
タイトルでもある「億を稼ぐ勉強法」は、自分の無形資本(パーソナルキャピタル)に投資し、知恵や信頼をお金に換えていく実学です。無形資本は一度身につけたら会社を辞めても、転職しても無くならないし、誰にも奪えません。
時給900円から1億円プレイヤーになった著者が、億を稼ぐための6つのキーワードや「学びて富む」仕組みなど、再現性のある稼ぐ勉強メソッドをご紹介します。

億を稼ぐための6つの学習キーワード
1.カスタマーサクセス
2.反転学習モデル
3.成功ノート
4.ひとりPDCA会議
5.メンターによるフィードバック
6.学びと成長のコミュニティ

あなたは何をお金に換えていますか
自分の「現在時間」だけをお金に換える働き方では1億円の報酬を得るのは難しいでしょう。
「過去時間」「他人時間」を使うことにより、自分の働く時間と関係なく毎年報酬が増えていくのです。

億を稼ぐ勉強法=商売偏差値を上げる勉強法
商売偏差値を上げるということは、ずばり顧客に価値を与えることです。
言い換えると、億を稼ぐ勉強は「顧客を成功に導くための勉強」です。
なぜならあなたの報酬はすべて顧客によってもたらされるからです。

 

【コンテンツ】※一部抜粋
・金持ちは商売偏差値を高め、貧乏人は学力偏差値を高める
・凡人でも、ビジネスなら1億円プレイヤーになれる
・あなたが1億円プレイヤーになっていない11の理由
・「目に見えない資産」がお金を生み出す
・「成功ノート」は無形資産を増やすポータルサイト
・億を稼ぐ4つの勉強戦略
・稼ぐ筋トレ! 学習の4ステップ
・「教育化」で1億円プレイヤーになる6つのキャリア戦略
・1億円プレイヤーを目指すなら、幸せに逃げるな
・「脳内成功」を描くための4つの事例

 

■著者について

 

小林正弥(こばやし・まさや)
(株)教育スクールビジネス研究所代表取締役。1983年埼玉県生まれ。2006年早稲田大学理工学部卒。25歳で独立したものの全く稼げず、時給900円の日雇いバイトを経験。家族の治療費のため、自分を最高値で売ることを決意し、1ヶ月後に毎月210万円の報酬が得られるようになる。その後、自分を商品にして1億円プレイヤーとなる。「本業で結果を出して稼ぎ、結果の出し方を人に教えて稼ぐ」、ダブルインカムの手法を実践する「新・講座型ビジネス実践会」を主宰。「才能をお金に換える専門家」と呼ばれ、年間3,000万円、1億円稼ぐクライアントもいる。自身がお金に苦労した経験から、地に足のついたアドバイスに定評がある。著書に『自分を最高値で売る方法』(クロスメディア・パブリッシング刊)がある。

 

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2018年

12月

17日

近刊:NEW POWER これからの世界の「新しい力」を手に入れろ

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★★

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

◎世界は変わってしまった――。
新しい時代の「人生と働き方のルール」!

20世紀は、大手企業、大組織、政府などが
権力を持つ「オールドパワー」の時代だった。
だがテクノロジーの発展の結果、
いまや大組織がパワーを溜めこむことは不可能となった。
21世紀は、個人が権力や影響力を持てる
「ニューパワー」の時代だ!

 

◎自分の「影響力」を一瞬で何百倍にもできる!
その方法とは?

本書ではこれからの時代におけるパワーのつかみ方、
 権力や影響力の生み方、使い方について、
まったく新しい考え方を紹介する。

 

そのアプローチには、英米を中心に、
 絶賛の声が続々と寄せられている。

 

 「この新しい世界を理解するために、本書は絶好の手段となった」
(『ニューヨーク・タイムズ』デイヴィッド・ブルックス)

 

「新しい世界で前進しインパクトを生むチャンスを
最大化したい人にとって極めて洞察に富んだガイド」
(リンクトイン共同創業者リード・ホフマン)

 

「世界はどう変化しているのか、何が起きているのか、
どこに進むべきかを理解したいなら、絶好の書だ」
(ヴァージン・グループ会長リチャード・ブランソン)

 

「この魅力的な本はパワーをつかむ方法についての
 あなたの考えを一変させるだろう」
(ペンシルベニア大学ウォートン校教授アダム・グラント)

 

「ニューパワーを理解していなければ、
21世紀の社会で活躍することはできない」
(プリンストン大学教授アン=マリー・スローター)

 

世界を根底から変えている「パワーのシフト」の本質が
一気につかめる本書、激変する時代を生き抜き、
 成功を目指す者にとって、必読の一冊だ。


出版社からのコメント

【本書の主な内容】
◎人が社会に参加したり、人を動かしたりする方法が変わった。
◎大規模ビジネスから映画制作まで、個人でできる範囲が際限なく広がっている。
◎オールドパワーは「少数が独占」「競争」「プロ」などが特徴。
◎ニューパワーは「多数でシェア」「コラボ」「アマ」などが特徴。
◎すべてを「徹底的に透明化」しないと、人を引き付けられなくなった。
◎ネット戦略で、誰でも実態をはるかに超えるスケールを演出できてしまう。
◎「締切」がきつく「未完成」で「負けている」ものが応援(=資金)を得られる。
◎上から「投下」するメッセージは、もはや通用しない。
◎情報を拡散したければ、「行動」欲や「つながり」欲、「アレンジ」欲に訴えること。
◎セレブより「仲間の意見」のほうが重要になっている。
◎自分から「驚異的な貢献」をしてくれるコミュニティは、こうしてつくられる。

 

内容(「BOOK」データベースより)

パワーの急激なシフトで、人生と働き方のルールが根本的に変化した。世界は変わってしまった。新時代の「成功」のルール!

 

■著者について

 

ジェレミー・ハイマンズ(JEREMY HEIMANS)
ニューヨークに本拠を置き、世界中で21世紀型ムーブメントを展開する「パーパス」の共同創設者兼CEO。「ゲットアップ」共同創設者。194か国、4800万人以上のメンバーを持つ世界最大規模のオンラインコミュニティ「アヴァース」共同創設者。ハーバード大学、シドニー大学で学び、マッキンゼー・アンド・カンパニーで戦略コンサルタント、オックスフォード大学で研究員を経て現職。世界経済フォーラム「ヤング・グローバル・リーダーズ」、世界電子政府フォーラム「インターネットと政界を変える10人」、ガーディアン紙「サステナビリティに関する全米最有力発言者10人」、ファスト・カンパニー誌「ビジネス分野でもっともクリエイティブな人材」、フォード財団「75周年ビジョナリー・アワード」などに選出。ヘンリー・ティムズと共にハーバード・ビジネス・レビュー誌に寄稿したニューパワーに関する論文は、同テーマのTEDトークが年間トップトークの1つになり、CNNの「世界を変えるトップ10アイデア」に選ばれるなど大きな話題となった。

 

ヘンリー・ティムズ(HENRY TIMMS)
マンハッタンで144年の歴史を持ちながら、ファスト・カンパニー誌「もっともイノベーティブな企業」リストに入る「92ストリートY」の社長兼CEO。約100か国を巻き込み、1億ドル以上の資金収集に成功した「ギビング・チューズデー」の共同創始者。スタンフォード大学フィランソロピー・シビルソサエティ・センター客員研究員。世界経済フォーラム・グローバルアジェンダ会議メンバー。

 

■目次

 

第1章 ニューパワーの世界へようこそ――これからの時代を生き抜く力を手に入れる
・「ニューパワー」とはなにか?
・「テトリス思考」から「マインクラフト思考」へ
・本書のミッション――新しいパワーの使い方を伝授する

第2章 オールドパワーvsニューパワー――いったい、なにがどう変わったのか?
・オールドパワーとニューパワーの「価値観」の違い
・「非公式」に物事を前に進める
・「透明性」を求める意識が高まっている

第3章 「ミーム」を投下せよ――自分の「影響力」を爆発させる
・「ミーム・ドロップ」で情報を拡散する
・実態をはるかに超える「スケール」を演出できる
・正論より「ゆるいコミュニティ」で人を動かす

第4章 「群衆」をつくれ――「史上最強の味方」の行動原則
・一度だけ動かすのでなく「うねり」を生む
・嵐のなかで必ず起こる「ハンガー・ゲーム」

第5章 ニューパワー・コミュニティという武器――群衆から「驚異的な献身」を引き出す
・膨大な人を誘い込むレディットの仕組み
・突き放さずに「懐」に入れる
・大人が否定し、子どもが絶賛した映画

第6章 影響範囲を「拡大」する――いかにして、もっと広く浸透させるか?
・使える「データ」は全部シェアする
・プラットフォームを「自分」でつくる
・「サークルテスト」で参加を決める

第7章 がっちりつかんで離さない――人を引き込むまっとうでクレイジーな方法
・「具体的な見返り」と「目的意識」を組み合わせる
・資金調達の「ニュースキル」と「オールドスキル」
・1000のロジックより「パンダ」が効く

第8章 オールドパワーから「ジャンプ」する――新たなパワーをつかむ最速戦略
・ニューパワーは使い方次第で「破滅」を招く
・群衆のアイデアに「乗っかる」方法を考える
・シェイプシフター:「変身できるリーダー」が変革を率いる

第9章 新しい「リーダー」になる――ニューパワーで人を動かす
・堂々と「サクラ」を動員したドナルド・トランプ
・「プラットフォームの強者」の作法
・「型破りなローマ教皇」が最初にしたこと

第10章 パワーを「ブレンド」する――この組み合わせが劇的な効果をもたらす
・秘密結社のような「TED」の組織モデル
・コアのサービスを「無料」で開放する
・ロイヤルティの支払いは「最低限」にとどめる

第11章 「未来」の波に乗る――ニューパワーの「最高傑作」をつくる
・「よりスムーズなもの」が勝ち続ける
 ・「ユニコーン」でなく「ラクダ」を目指す
・ついやりたくなる「確定申告」の仕組みを考えよ
・ニューパワーの混沌たる「最高傑作」

NEW POWER用語集

 

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2018年

11月

21日

近刊:ブスのマーケティング戦略

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★☆☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

夢見ることをあきらめたブスと、
 劣化が始まった美人へ
推薦! 早稲田大学ビジネススクール准教授・入山章栄氏。

 

 税理士である著者の爆笑半生記と、まじめなマーケティング理論&行動提案が組み合わさった、画期的な1冊!

この本はブスの自虐エッセイではないれっきとした実用書である。

 

 税理士、大学院生、一児の母、そしてブスである著者が、これまでの人生で学んだ戦略を、具体的な行動提案として記したものだ。
この戦略の目的はふたつ。
1.ブスの幸せな結婚
2.ブスの経済的な自立
である。

 

 著者がこれまでやってきた戦略は、マーケティング理論にのっとったものであった。

 結婚したい。
いい男とやりたい。
 年収1000万円になりたい。
 起業して成功したい。

そんな願いをかなえるためには、自分自身の本質を見極め(プロダクト解析)、自分のいまいる場所(市場)と、ライバルの特性(競合)を精査しなければならない。

 本書に書いてある「ブスの作業31」項目を実際に行動に移しさえすれば、幸せな結婚と経済的自立がかなう。と思う。


 装丁 水戸部功
 写真 桑島智輝


出版社からのコメント

田村さんのブログがおもしろすぎて、会いに行ったところ、骨太のライフワークを持っている人だった。
そのライフワークとは、「がんばるブスたちが輝く日本を作りたい」という壮大なもの。
 「ブスという厳しい現実と向き合い、あきらめず努力をしてきた自身の実体験から培ったブランディング戦略をテキスト化し、日本全国のブスを幸せにしたい! 」という心意気に惚れました。

 本書の理論やアドバイスは、超具体的、啓発的で、ブス分析論、ブス揶揄・自虐エッセイとは一線を画しています。
 「性欲を勉強へのエネルギーに変える」「ブスにとっての肩書きの重要性」「処女を1日でも早く捨てる」「ブスの起業とエリアマーケティング」ほか、見た目コンプレックスがある人が、どのような戦略を使えば、真に幸せになれるのか。本音で、正直に、実践的に書かれています。

マーケティング理論を使った戦略はもちろん素晴らしいのですが、いちばん感動したのは、「行動する人間になろう! 」という熱いエールでした。何度もトライし、何度も傷ついてきた著者だからこそ言える、愛情たっぷりのアドバイス。「ナイーブすぎて行動できないすべての人」に読んでいただきたい本です。
(編集担当)

 

■著者について

 

税理士・田村麻美 東京都足立区でいちばん気さくな税理士。 立教大学経済学部卒業後、同大学院で博士課程前期課程修了。早稲田大学ビジネススクール(MBA)に在学中。 夫と娘の3人家族。 「ブス」という事実に向き合い、逃げず、あきらめず、腐らず、戦略的に努力をしてきた経験から、「がんばるブスたちが輝く日本をつくりたい」という骨太のライフワークを実践中。本書は、ブスが「幸せな結婚&ビジネスでの成功」をかなえるための戦略論を、具体的に記した処女作。

 

■目次

 

第1章 自分を商品と考える
【行動提案】「見た目」の客観的査定
【マーケティング戦略】プロダクト解析

 第2章 性欲をエネルギーに変えて商品力を高める
【行動提案】本能を認める
【マーケティング戦略】セグメンテーション

第3章 神童からただのブスへ
【行動提案】武器を増やし総合点を上げる
【マーケティング戦略】3C分析

 第4章 ブスが処女を捨てるとき
【行動提案】最低限の見た目レベルアップ/告白/処女を早く捨てる

第5章 100回の合コンで学ぶ
【行動提案】自己紹介のテンプレを準備/ほめ会話を続ける/自己PR禁止論を唱和/さわれる店を選ぶ
【マーケティング戦略】市場調査

 第6章 ブスにとっての肩書きの重要性
 【行動提案】国家資格を取る/肩書きを増やす
【マーケティング戦略】ブルーオーシャン戦略

 第7章 ブス自身も顧客であった
【行動提案】行き詰まったら期間限定の現実逃避/SNSで自己表現を磨く
【マーケティング戦略】市場を変える/自分のなかにいる「顧客」を見つめる

第8章 ブスの結婚
 【行動提案】「とりあえず」付き合う、「とりあえず」同棲
 【マーケティング戦略】プロダクトに合ったプレイスとプロモーション

第9章 ブスの起業
 【行動提案】行動するために自分を追い込む
【マーケティング戦略】エリアマーケティングとニッチ戦略

 第10章 ブスの成功すごろくと美人の経年劣化

 

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2018年

10月

22日

献本:自分を最高値で売る方法

■読書犬ブックのコメント

 

献本ありがとうございました。

読み終えたら感想を書くね!

 

■アマゾンの内容紹介より

 

発売初日、amazonビジネス実用部門第1位!
個人が収入を最大化する『働き方革命』が、この1冊に!!
時給900円の日雇いバイトだった著者が、1ヶ月後には月収210万に。
そのノウハウを教えた友人・知人も、3ヶ月後には月収100万に。

実名・写真付きで9人の成功事例も掲載!
3ヶ月後で、今の収入プラス100万円増やせる!!
能力はあるのに、安売りしているあなたへ。
ゼロから3ヶ月で月100万円の収入を新たに得る方法がある。
あなたという商品を最高値で売る方法だ。
しかも、海外を自由に旅行できる自由も手に入る。
そんな美味しい話はない?
実際に、本書に実名で登場する9人はそれを可能にしている。
学び、教えることで。

専業が安売りの働き方になってしまう
仕組みのある会社で頑張るだけでは、収入は上がらない。
1社に勤める=顧客が1つだけ。対等な関係は難しい。
副業解禁の今、個人が取るべきキャリア戦略は
あなたの価値をパッケージ化して、複数の顧客を持つことだ。

仕事を辞めず、自分を高額商品にして、
複数の収入源を得る秘訣は「教育化」にある。
まず本業で結果を出し、そこで培った職業的な知恵を体系化し
他の顧客に教えることで第2の収益とする。

すでに、英語・速読・起業・マーケティング
心理学・ 写真・メイク・ネイル・カラー
恋愛・出版・WEB集客・営業・事業承継
コミュニケーション・英国刺繍・コーチング
スピリチュアル・投資・ダイエット・筋トレ
ボイトレ・ 自己啓発・目標達成、といった分野で教育化し

自分を高額商品化して、年収1000万円どころか
1億円プレイヤーになっている人たちがいる。
あなたはもっと高値で売れる!
価値を最大化できる働き方にシフトしよう!

 

【本書の見どころ】
・あなたが最高値で売れるテンプレートがある
・カスタマーサクセスを実現する、自分の価値をパッケージ化
・専業が安売りの働き方になってしまう3つの原因
・最安値の自分を変えてくれた、1億円プレイヤーたちの教え
・企業も第2の収益事業として教育型ビジネスを始めている
・3ヶ月あれば、あなたも専門家になれる
・他人が創ったものではなく、自分らしい世界を創る
・ゼロから3ヶ月で月100万円稼ぐ6つのステップ

 

【読者の声】
「相手に提供する価値を高めて、自分の値段を最高値にする実用書!」
「独立して生きていく人の"本気"を後押ししてくれる本でした」
「自身の強みをパッケージングすることの大切さを学んだ!」
「本書の教えを実践し、収入に上限のない働き方を実践したい」

 

■著者について

 

小林正弥(こばやし・まさや)
 (株)教育スクールビジネス研究所 代表取締役
1983年 埼玉県生まれ。2006年早稲田大学理工学部卒。
25歳で独立したものの全く稼げず、時給900円の日雇いバイトを経験。
 家族の治療費のため、自分を最高値で売ることを決意し、1ヶ月後に毎月210万円の報酬が得られるようになる。
その後、自分を商品にして1億円プレイヤーとなり、今回、起業10年の経験を本にまとめた。
 「本業で結果を出して稼ぎ、結果の出し方を人に教えて稼ぐ」、ダブルインカムの手法を実践する「新・講座型ビジネス実践会」を主宰。
 教えることを仕事にしたい個人事業主・主婦・会社員・起業家が全国から集まっている。
ゼロから3ヶ月で月100万円稼ぐ人が続出していることから、「才能をお金に換える専門家」と呼ばれ、年間3,000万円、1億円稼ぐクライアントもいる。
 自身がお金に苦労した経験から、地に足のついたアドバイスに定評がある。

 

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2018年

10月

10日

近刊:ヒットの設計図

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

「口コミ」頼みはもうやめよう。

 無料コンテンツが世の中にあふれ、選択肢は無限に増えた。
ヒットを生むのは難しい。
では、メガヒットを連発するクリエーターや企業の秘密は?

映画、小説、音楽、絵画、SNS、アプリ、大統領演説、人の名前……
あらゆる「ヒット」を調べてわかった〈なじみ感〉と〈拡散〉の法則

 

ダニエル・ピンク(『モチベーション3.0』)
アダム・グラント(『GIVE & TAKE』)
サイモン・キンバーグ(映画「オデッセイ」「X-MEN」プロデューサー)
絶賛!

解説:柴那典(音楽ジャーナリスト。『ヒットの崩壊』)

 

■著者について

 

デレク・トンプソン(Derek Thompson)
《アトランティック》誌編集主任。経済・メディア関連の記事を執筆する。CBSやMSNBCなどテレビ番組への出演や、グーグルの社内プログラム「Talks at Google」での講演もこなす。《インク》誌と《フォーブス》誌が選ぶ「30 under 30(30歳未満の30人)」に選出されている。初の著書となる本作は、ダニエル・ピンクやアダム・グラントをはじめとする著名人が絶賛、《インク》誌と《ライブラリージャーナル》誌の年間ベストブックに輝くなど高い評価を得た。ニューヨーク市在住。

 

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2018年

8月

31日

近刊:死ぬこと以外かすり傷

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

予約開始即、Amazonベストセラー総合1位!
発売前に4刷決定! !

NewsPicks Book編集長 箕輪厚介の初の著書。
ベストセラー連発! わずか1年で100万部突破!
天才編集者の革命的仕事術がここに明かされる!

堀江貴文『多動力』、落合陽一『日本再興戦略』、
佐藤航陽『お金2.0』、前田裕二『人生の勝算』など、
最前線で戦う起業家の著書を次々に
ベストセラーにしてきたその「剛腕」の秘密。

幻冬舎に身を置きながらも
月給の20倍もの収益を副業で稼ぎだす方法。

オンラインサロン「箕輪編集室」を主宰し
1300名を集め、さまざまなイベントや
プロモーションで「熱狂」を生み出していく手法。

本書では新時代の哲学を体現する箕輪氏の「働き方」を、
32の項目として立てて紹介する。

「箕輪君は今一番速い。
1週間単位で成長している。
多動力を使えば成り上がれることを
彼は証明した」堀江貴文

「熱量の高いバカなテンションを
潰す世界にしてはいけない。
この本はリスクを取るバカを
増やしてくれる」落合陽一

【著者からのメッセージ】
生き方、働き方、商売の仕方。
今後5年で、すべてのルールが変わる。
今までのやり方を捨て、変化に対応できる者だけが勝つ。
無知こそ武器だ。バカになって飛べ!
こっちの世界に来て、革命を起こそう。

 

■著者について

 

みのわこうすけ●1985年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、2010年双葉社に入社。ファッション雑誌の広告営業としてタイアップや商品開発、イベントなどを企画運営。広告部に籍を置きながら雑誌『ネオヒルズ・ジャパン』を創刊しアマゾン総合ランキング1位を獲得。2014年、編集部に異動。『たった一人の熱狂』(見城徹)、『逆転の仕事論』(堀江貴文)を編集。その後幻冬舎に移籍し、2017年にNewsPicks Bookを立ち上げ、編集長に就任。『多動力』(堀江貴文)、『お金2.0』(佐藤航陽)、『日本再興戦略』(落合陽一)、『人生の勝算』(前田裕二)などを編集。創刊1年で100万部突破。また1300名の会員を擁する日本最大級のオンラインサロン「箕輪編集室」を主宰。既存の編集者の枠を超え、様々なコンテンツをプロデュースしている。

 

■目次

 

はじめに こっちの世界に来て革命を起こそう

第1章【考え方】予定調和を破壊せよ
・トラブルに身を投げろ!
・バカなことにフルスイングせよ
・安全安心を破壊せよ
・言ってはいけないことを言ってしまえ
・退屈な世界に火を放て

第2章【商売のやり方】自分の手で稼げ
・意識くらい高く持て
・誰も行かない未開を行け
・社員を奴隷にする会社は捨てろ
・ブランドを稼げ、未来を稼げ
・帰る場所がある人間にひとは熱狂しない

第3章【個人の立たせ方】名前を売れ
・ヒーローインタビューを想像せよ!
・恥をかけ、血を流せ
・風呂敷を広げろ
・教祖になれ

第4章【仕事のやり方】手を動かせ
・今やれよ!
・スピードスピードスピード!
・量量量!
・熱狂に出会うための自然消滅のススメ
・何か一つでトップになれ

第5章【人間関係のつくり方】
・丸裸になれ
・憑依レベルでブンセキせよ
・目的だけをにらみつけろ

第6章【生き方】熱狂せよ
・ただ熱狂せよ
・自分の体で実践する
・識者や業界人の評価などいらない
・この世に受け入れられない才能を愛する
・努力は夢中に勝てない

おわりに バカになって飛べ!

 

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2018年

7月

19日

近刊:the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★★

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

Google、Apple、Facebook、Amazon――GAFA

GAFAが創り変えた世界の姿とは。
この激変を予言した著名教授が断言する、次の10年を支配するルールとは。
米国発、22カ国で続々刊行のベストセラーがついに日本上陸!

 

【本書の3大テーマ】
GAFAはなぜ、これほどの力を得たのか
GAFAは世界をどう支配し、どう創り変えたのか
GAFAが創り変えた世界で、僕たちはどう生きるか

 

【GAFAが生み出した「新ルール」とは】
・「崇高なビジョン」を掲げる
 ・利益はいらない
 ・法律は「無視」できる
 ・競争相手は「資金」で踏みつぶす
 ・人間の「本能」を刺激する
 ・ほとんどの人は「農奴」になる ……など

 

【本書の主な内容】
・GAFAはなぜ、これほどの力を得たのか?
・GAFAが狙い打ちにする「人間の本能」とは何か?
・GAFAに共通する「8つの覇権遺伝子」とは何か?
・GAFAは世界を、どのように創り変えたのか?
・GAFAに続く「第五の騎士」は現われるのか?
・GAFAが創り変えた世界で、僕たちはどう生きるか?……など

 

■著者について

 

スコット・ギャロウェイ
ニューヨーク大学スターン経営大学院教授
ニューヨーク大学スターン経営大学院教授。MBAコースでブランド戦略とデジタルマーケティングを教える。
連続起業家(シリアル・アントレプレナー)としてL2、Red Envelope、Prophetなど9つの会社を起業。ニューヨーク・タイムズ、ゲートウェイ・コンピューターなどの役員も歴任。
2012年、クレイトン・クリステンセン(『イノベーションのジレンマ』著者)、リンダ・グラットン(『ライフ・シフト』著者)らとともに「世界最高のビジネススクール教授50人」に選出。
Youtubeで毎週公開している動画「Winners & Losers」は数百万回再生を誇るほか、TED「How Amazon, Apple, Facebook and Google manipulate our emotions(アマゾン、アップル、フェイスブック、グーグルはいかに人間の感情を操るのか)」は200万回以上閲覧された。

 

■目次


1章 GAFA――世界をつくりかえた四騎士
2章 アマゾン――1兆ドルにもっとも近い巨人
3章 アップル――ジョブズという教祖を崇める宗教
4章 フェイスブック――人類の1/4をつなげた怪物
5章 グーグル――全知全能で無慈悲な神
6章 四騎士は「ペテン師」から成り上がった
7章 脳・心・性器をターゲットにする
8章 四騎士が共有する「覇権の8遺伝子」
9章 NEXT GAFA――第五の騎士は誰なのか
10章 GAFA以後の世界を生き残るための「武器」
11章 少数の支配者と多数の農奴が生きる世界

 

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2018年

6月

04日

近刊:DO IT NOW いいから、今すぐやりなさい

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

「先延ばし癖を本気でやめたいなら、本書がその手助けをしてくれる」
ノーマン・ヴィンセント・ピール(世界的ベストセラー『積極的考え方の力』著者)

 

 「本書の素晴らしさを伝えることを先延ばしにしたくないので、すぐに推薦文を書いている」
チャールズ・シュルツ(スヌーピーの生みの親)

 

読んだら今すぐ動きたくなる!
30年以上にわたって全米で読み継がれる
不朽の「成功バイブル」がついに邦訳!!

なぜ私たちは先延ばしをしてしまうのか?
どうすれば先延ばしに打ち勝てるのか?

多くの人の行動習慣を変えてきた著者が、
 人生を変える「すぐやる」ためのメソッドを紹介していきます。


 本書は、先延ばし癖をなくしたい読者代表と著者との対話形式で展開されます。

 「いかに、先延ばしがいけないことか」
 「なぜ、今やるべきなのか?」
 「今やる人になるにはどうすればいいか?」

さまざまな事例や方法論を紹介しながら、
 著者が読者代表を説得し、「今やる人」に変えていきます。

そして、著者が読者代表を説得していく中で、
 読んでいる側も「今すぐやらなければいけないな……」と説得されていきます。
ただ単に具体的な方法論を知れるだけでなく(もちろん具体策も満載)、
 読み進める中で「やらなければ! 」とモチベーションを上げてくれる一冊です。


 本書を読めば、その日からあなたの行動習慣は一変することでしょう。

 「あとでやろう」
 「明日やろう」
 「もう少ししたらやろう」……

こうした思考から抜け出し、
 今すぐ行動する「成功者」の仲間入りを果たせるはずです。

 

出版社からのコメント

【担当編集者からのコメント】

 初めて本書を読んだとき、その原稿の質の高さに驚きました。
 何より「スゴイ! 」と思ったのは、とにかくモチベーションを上げてくれることです。
 本書では、対話形式で著者が読者代表を説得していくのですが、
 読んでいる側も、どんどん「すぐにやらなければいけないな……! 」と説得され、今すぐ動きたくなります。

 私自身、原稿をはじめて読んだその日から、
 自分の意識や行動が変わり、とても驚きました。

 具体的なノウハウ満載、さらにモチベーションも上げてくれる。
かなり完成度の高い自己啓発書です。

 

■著者について

 

エドウィン・ブリス(Edwin C. Bliss)
アメリカの元経営コンサルタント。それ以前に新聞記者、編集者、上院議員秘書、ロビイストを経験。先延ばし癖と時間管理に関するセミナーを全米各地で開催して好評を博した。哲学、文学、歴史、心理学に造詣が深い。訳書に『タイムマネジメント』(日本能率協会)がある。現在、引退してカリフォルニア州で暮らす。

 

■目次
 
第1章「自制心」が人生を切り開く
第2章 今すぐできる、先延ばしの11の対策
第3章 すぐやる人は「失敗の恐怖」にどう立ち向かうのか?
第4章 自然にやる気がみなぎる コンディションの整え方
第5章 成功者の共通点「意志力」を鍛える
第6章 つい行動したくなる環境とは?
第7章 モチベーションを保ち続けるために
第8章 ときには「先延ばし」してみる
第9章 いつも時間に追われているあなたへ
第10章 「今すぐやる」を習慣にする
巻末特典 先延ばしの言い訳 傾向と対策

 

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2018年

4月

12日

クラウドファンディング:Value Merchants

■読書犬ブックのコメント

 

クラウドファンディングの出版プロジェクトだよ。

マーケティングに関わる人は是非参加しましょう。

 

■クラウドファンディングのWEBページ
https://greenfunding.jp/thousandsofbooks/projects/2138

 

■プレスリリース
http://thousandsofbooks.jp/wp-content/uploads/2018/04/press-release_Value-Merchants_2018.4-.pdf

 

■内容紹介

 

世界最古のマーケティング誌
『ハーバード・ビジネス・レビュー』に掲載された
戦略マーケティング論文ベスト10にも選ばれた名著論文

ここ数年、BtoBマーケティングや法人営業に関する書籍が多く出版されるようなり、「顧客バリュー・プロポジション(提供価値)」という言葉は定着したように見えます。本書『Value Merchants』は、2007年に出版された本でありながらもその内容は古びることはなく「顧客価値中心のビジネス」の本質を理解し実現するための基本として世界で読まれている1冊です。

 

必要なのは値下げではなく、価値販売者になること。

競合他社との値下げ競争にさらされ、売上が伸びても利益が出ない――今日、BtoB企業からはそんな声がよく聞かれます。そうした状況下では、商品の価値は全くの無駄にされてしまっていることが多くあります。必要なのは値下げではなく、価値販売者になること。本書で紹介されている「顧客価値管理」では、自社商品の価値を試算し、顧客に響く価値提案を創造し、提供した価値に対するリターンを最大化します。ケロッグ経営大学院やロンドン・ビジネス・スクールの教授でありながら、ビジネスの現場での経験も豊富な著者らが築き上げた、シンプルで実践的な価値販売モデルを、世界各国の事例とともに丁寧に解説していきます。


邦訳が待ち望まれている論文から作られた1冊

2017年12月に刊行された書籍『マーケティングの教科書――ハーバード・ビジネス・レビュー 戦略マーケティング論文ベスト10』(ダイヤモンド社)では、本書の著者・ジェームズ・C・アンダーソンらによる論文『バリュープロポジションへの共感を促す―法人営業は提案力で決まる』が、厳選した不朽の論文として紹介されています。この論文はもとより、ジェームズ・C・アンダーソンの論文は邦訳が少なく、これまでに、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー誌(ダイヤモンド社)で数本ほど邦訳されているのみです。10年たっても色褪せることのない、体系的なBtoBの「顧客バリュー・プロポジション」に特化した本書を翻訳出版するこのプロジェクト、ぜひとも多くのビジネスマンにご参加いただきますようお願い申し上げます。


 『マーケティングの教科書』(ダイヤモンド社)で紹介されている論文をもとにした1冊
 

 

原題:Value Merchants: Demonstrating and Documenting Superior Value in Business Markets
著者:James C. Anderson、Nirmalya Kumar、James A. Narus
出版社:Harvard Business Review Press
発行国:アメリカ合衆国
 発行年:2007年
 言語:英語
 仕様:B5変形/219ページ/上製本/1C
ジャンル:ノンフィクション(ビジネス)
ISBN:978-1422103357

 

本書の主な内容(目次より)
1.価値販売者 優れた価値を実証してビジネスをおこなう
2.価値の概念化 重要事項に焦点を合わせる
3.価値提案の作成 価値あるPODとなる要素を特定する
4.価値提案の証明 優れた価値を実証し提示する
5.商品を調整する サービス抜きのソリューションとオプションを作る
6.営業部員を価値販売員に変える 価格ではなく価値で売る
7.提供した価値から利益を得る 公正なリターン手にする
8.BtoB市場で成功する 価値販売者であること

目次と「はじめに」の日本語訳はこちらで読めます。
 

著者プロフール
James C. Anderson(ジェームズ C.アンダーソン)
ノースウェスタン大学のウィリアム・L・フォード基金特別教授で、担当はマーケティングと卸売販売。同大学ケロッグ経営大学院では行動科学の教授を務める。ペンシルベニア州立大学にあるビジネス市場研究所(ISBM)のアーウィン・グロス寄付研究部門特別研究員であり、オランダのトゥウェンテ大学にあるSchool of Business, Public Administration, and Technologyの客員研究教授でもある。また、顧客価値管理に特化した国際的なマネジメントコンサルティング会社James C. Anderson LLCの代表であり、有名企業を含む世界中の数多くの企業でコンサルティングやセミナーをおこなう。

Nirmalya Kumar(ニラマルヤ・クマー)
ロンドン・ビジネス・スクールで、マーケティングの教授、社会人教育担当学部ディレクター、Centre for Marketingのディレクター、アディティア・ビルラ記念インド・センターの共同ディレクターを務める。これまでハーバード・ビジネス・スクール、IMD(スイス)、ノースウェスタン大学での教鞭経験がある。ケロッグ経営大学院で博士号を取得。コーチ、セミナー指導者、戦略/マーケティングの講演者として、50カ国で50以上のフォーチュン500企業での業務に携わり、数々のインド系企業で取締役会のメンバーを務める。ワールド・マーケティング・サミット・ジャパン2014登壇者。

James A. Narus(ジェームズ A.ナラス)
ウェイクフォレスト大学バブコック経営大学院教授。ペンシルベニア州立大学ビジネス市場研究所(ISBM)の特別研究員。これまでノースウェスタン大学、ペンシルベニア州立大学、テキサス大学オースティン校、テキサスA&M大学にてエグゼクティブ・デベロップメント・プログラムを指導するとともに、トルクァト・ディ・テラ大学(アルゼンチン)、コペンハーゲン・ビジネススクール(デンマーク)、ボルドー・マネジメント・スクール(フランス)、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン(アイルランド)、トゥウェンテ大学(オランダ)にて国際経営ゼミナールを指導。多数の企業にてマネジメントに関するエグゼクティブ・トレーニング・セミナーをおこなう。学術の道に進む前は、デュポンの企業マーケティングリサーチ部門にてマーケットリサーチアナリストおよびフェローを務めた。

 

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2018年

3月

08日

近刊:教養としてのテクノロジー―AI、仮想通貨、ブロックチェーン

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

テクノロジーは未来をどう変えるのか?
 日本人はどう変わるべきなのか?
AIやロボットは人間の労働を奪うのか? 仮想通貨は国家をどう変えるのか? ブロックチェーンがもたらす金融・経済への影響は?
 世界大学ランキング6年連続1位(*)の米国MITで、メディアラボ所長を務める伊藤穰一が語る「経済」「社会」「日本」──未来を見抜く3つの視点。
*英クアクアレリ・シモンズによる

 

本書「はじめに」より
日本は、バブル景気が終わった以降、失われた20年とも30年とも言われてきました。
そして、「平成」が終わろうとしています。
その節目において、2020年の東京オリンピックは、1つの区切りをつける良いきっかけになると考えています。
いまここで、私たちを取り巻く最新の状況を整理し、付け焼き刃ではない「そもそも論」と呼ぶべき、
本質的な議論を始めるタイミングだと僕は思っています。

 

■著者について

 

伊藤穰一(いとう・じょういち)
マサチューセッツ工科大学(MIT)メメディアラボ所長。株式会社デジタルガレージ共同創業者で取締役。 インターネット事業への投資に携わり、これまでにTwitterなどネットベンチャー企業の事業展開、事業育成を支援。 著書に『「ひらめき」を生む技術』(角川EPUB選書)、 共著に『9プリンシプルズ』(早川書房)など。

 

アンドレー・ウール
マサチューセッツ工科大学(MIT)メメディアラボ研究員。MITダライラマ・センター特別研究員。 ハーバード大学芸術科学大学院メディア研究科博士課程在籍。 専門は、人工知能とポストヒューマン時代の倫理。

 

■目次

 

はじめに
第1章「AI」は「労働」をどう変えるのか?
第2章「仮想通貨」は「国家」をどう変えるのか?
第3章「ブロックチェーン」は「資本主義」をどう変えるのか?
第4章「人間」はどう変わるか?
第5章「教育」はどう変わるか?
第6章「日本人」はどう変わるべきか?
第7章「日本」はムーブメントを起こせるのか?
あとがき

 

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2018年

1月

09日

近刊:猫はためらわずにノンと言う

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

「FIGARO」「ELLE」をはじめとする
 フランスの各誌メディアで話題!
世界22か国で翻訳された
全仏ベストセラーの日本語版がついに登場!

他人の目は気にせず、
 決して媚びず、欲しいものは欲しいと言う、
プレッシャーに屈せず、
エレガントで自信に満ち、ひとりでも平気…
猫があなたに伝えたい、自分らしく生きるコツ。

 猫を飼っている人、
 猫好きな人なら必ず思い当たる、
 「ある、ある」な猫のしぐさや行動の謎が解ける!

 ///あなたの猫指数がわかるテスト付き! ///
 (=^x^=) ◇ (=^x^=)

フランスでベストセラーとなった、猫に学ぶ生き方の本。
 脚にハンディキャップのある猫と暮らす著者が、
 愛猫の日々の行動を観察するうちに気づいた、
 猫特有の習性に隠された自由と幸福に生きる方法を紹介します。
 自分の欲求よりも
他人の目を気にすることを重んじて振る舞いがちな人に贈る、
 生き方指南書。

 【原書裏表紙より引用】

猫はあなたの最良のコーチだ!

猫はどうしたら幸せに生きられるのか、わかっている。
 猫を真似してみよう!
この類まれな自己啓発本は、
こんなごく単純な事実にヒントを得たものだった。
 猫は「自由」で「静か」で注意深く観察をしている。
またエレガントでカリスマ性を備え、
 自立心に富み誇り高い生き物である。
うらやましい限りの猫の特質の数々は、
 日常生活の中で猫をよく観察してみれば
 あなたにだって簡単に応用できるものなのだ。

では、どうすれば猫を見ているだけで
人生がよりよく豊かなものになるのか、
 著者ステファン・ガルニエとその相棒ジギーに
一つずつ解説してもらおうではないか。
あなたも猫のように好奇心をもって、
ゆったりと構えながらも欲張ってしまえばよい。
そうすれば好きなように行動し、考え、
 欲しいものを欲しいといえる夢のような自由は
 あとからついてくる。
 日々の生活の中で
他人の命令やプレッシャーにはもう屈しなくてもよくなる。
 職場でも家庭でも友人同士の集まりでも、
ストレスをうまくかわして自立し、
カリスマ性を磨くために猫の手を借りてみよう。

ステファン・ガルニエとジギーが贈る、
 心に刻みたい猫の言葉や気のきいたアドヴァイスなど、
アイデアに満ちた驚くべき生き方の指南書。
もしかしたらあなたの人生がかわるかも・・・!

毎日をよりよく生きるために猫に学ぶ前代未聞の著作! 

 

■著者について

 

ステファン・ガルニエ(Stephane Garnier)
 1974年、フランス、リヨン市生まれ。
レコーディング・エンジニアとして長く働いた後、現在は作家として小説、エッセー、ドキュメンタリーなどを手掛けている。
愛猫ジギーとの暮らしを満喫し、その行動から日々得られた気づきをまとめた本書がフランスでベストセラーとなった。

 

■目次


はじめに
猫に近づくと、世界が変わる?
自由なら、あとはどうでもいい
注目されるために一番大事なこと
猫はなぜ、いつも静かなのか
猫が自分の居場所を譲らない理由
 猫から学べる魔法の言葉
まずは自分のことを考えよ
 ありのままを受け入れる方法
 猫はなぜ気取って歩き、誇り高いのか
 そこにいる猫を無視できない理由とは
 それを気にすると幸せを見失う
豊かな人生に欠かせないもの
猫はなぜ群れずに生きていけるのか
猫をまねると自然に身につくもの
人を上手に使うコツ
「猫の時間」を生きてみよう
三本足になった猫が教えてくれたこと
猫が静けさを好む訳
 猫は仲間を選んでいる
眠る猫が教えてくれたこと
猫はためらわずにノンと言う
争いを避けるのには理由がある
自分の縄張りにこだわろう
用心深い猫が人を信頼する時
 猫は生まれながらのボスである
手に入れるまで、あきらめるな
 いつも慎重な猫が大切にしているもの
愛が必要なら、とことん望むこと
見つめる猫は「落ち着け」と言っている
欲しいものは欲しいと言う
 いつでも堂々と助けを求めよう
正直になると素敵なものが手に入る
静かに見ているほうがうまくいく
猫は絶対に裏切らない
本当に大切なこと以外にはかまうな
上を目指す時には猫を眺めよう
幸せに不可欠な能力
 美しさの基準はどこにある?
「気まずさ」を感じずに生きるには
猫なぜ聞き上手なのか
猫は幸せと喜びを追求する
結論はいつも猫が言う by ジギー
◇ ◇
あなたの猫指数を知るテスト

 

 

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2017年

10月

13日

近刊:BIG MAGIC 「夢中になる」ことからはじめよう。

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★★

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

世界的ベストセラーを生み出した人気作家が
 みずからの経験をもとに解き明かす!
誰もが心の奥深くに眠らせている〈創造性〉を解き放ち
最高に充実した人生を送るための秘訣

 全世界で累計1200万部を突破し、
2010年にはジュリア・ロバーツ主演で映画化もされた
代表作『食べて、祈って、恋をして』で知られる
世界的人気作家、エリザベス・ギルバート。
 彼女には、長く続いた不遇の時代から変わらず
大切にしている、ある信念があると言います。

それは、「充実した人生を送りたければ、
どんなときも創造的であること」。

たとえば、ギルバートの友人、スーザンの場合。
40歳の誕生日、スーザンは自分が疲れて気の抜けた
中年女になってしまっていることに気がつき、
 子ども時代に諦めてしまっていた大好きな
「スケート」にもう一度挑戦する決意をします。
そして、毎朝早くに起き出し、仕事に行く前の
早朝スケートレッスンを夢中で続けるうち、
スーザンは喜びに満たされ、「生きている実感」が
蘇ってきたといいます。
心躍らせながら毎日を過ごすスーザンのような生き方を
 ギルバートは「創造的な人生」と呼んでいるのです。

2009年、ギルバートが自身の経験をもとに書き上げた
『食べて、祈って、恋をして』が大変な売れ行きを
見せ始めていた頃、彼女は長年温めていた
 このアイデアをTEDで発表する機会を得ます。
お題は、「創造性をはぐくむには」。
これが大変な反響を呼び、2017年現時点で
再生回数が1300万回を超えているほどの
「伝説のプレゼン」となりました。
 世界中の人々がギルバートの考え方に共感し、
 口コミを通じて拡散されていったのです。

その後、小説作品としては14年というブランクを経て
2014年に書き下ろしの新作を発表したギルバートは、
 再びTEDにて「成功と失敗と創り続ける力について」
というテーマでプレゼン。これも再び大きな話題となり
現時点で360万回以上再生されるまでに至っています。

この2つの伝説的なTEDプレゼンを元に大幅加筆して
書籍化されたのが、2016年に刊行された
『Big Magic: Creative Living Beyond Fear』です。
同書は現在、米アマゾン(Amazon.com)で
2000もの数のカスタマーレビューが投稿され、
★平均も4.5という驚くべき高評価を得ており、
 『食べて〜』に次ぐギルバートの新たな代表作として
世界的な注目を集めています。

そして、ユーモアたっぷりの情熱的な語りそのままに
同書を翻訳したのが、本書『BIG MAGIC
「夢中になる」ことからはじめよう。』です。

 最近、毎日が単調でつまらないと感じている人。
 生活のために、やりたいことを諦めてしまっている人。
 一度きりしかない人生、このままでいいんだろうかと
不安に感じている人。

クリエイターに限らずすべての人に読んでほしい、
 創造的で最高に充実した人生を送る
勇気を与えてくれる、珠玉の一冊です。


■著者について

 

エリザベス・ギルバート Elizabeth Gilbert
小説家。ジャーナリスト。1969年、アメリカ、コネティカット州生まれ。ニューヨーク大学卒業。1993年、初めての短篇小説をエスクァイア誌に発表。1997年に刊行された処女短篇集である『巡礼者たち』(岩本正恵訳、新潮社)は、パリス・レビュー新人賞、プッシュカート賞を受賞、PEN/ヘミングウェイ賞の候補作となり好評を博す。2000年に発表した小説『Stern Men』はベイリーズ賞の候補に、2002年に発表した『The Last American Man』は全米図書賞と全米批評家協会賞の両方で最終候補作となる。そして2006年、『食べて、祈って、恋をして』(那波かおり訳、武田ランダムハウスジャパン)で『ニューヨーク・タイムズ』紙ベストセラーリストで第1位に輝き、一躍有名に。同年、タイム誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」に選出されたほか、同作は2010年にジュリア・ロバーツ主演で映画化され、世界的に大きな話題となった。2009年にはTEDに出演、「創造性をはぐくむには」というテーマでプレゼンし、1300万view(2017年9月時点)と大反響を呼ぶ。『食べて、祈って、恋をして』の続編でもある手記『Committed』(2010)は、出版直後に『ニューヨーク・タイムズ』紙のベストセラーリスト第1位に。その後、14年ぶりのフィクション作品である『The Signature of All Things』(2014)を発表、ベイリーズ賞の候補となるとともに、ウェルカム・ブック賞の最終選考に残ったほか、『ニューヨーク・タイムズ』紙、『O'マガジン』『ワシントン・ポスト』『シカゴ・トリビューン』『ニューヨーカー』誌によって2013年のベストブックに選ばれる。2014年、再びTEDに出演し、「成功と失敗と創り続ける力について」というテーマでプレゼン、360万view(2017年9月時点)と話題となる。現在、ニュージャージー州在住。

 

■目次

 

Chapter 1
「恐れ」を乗り越え、充実した人生を送るには

 あなたのなかに眠る宝を見つけよう / 創造的な生き方とは / 充実した人生を送るには / 私たちは何を恐れているのか? / 自分の弱さを守ってもどうにもならない / 「恐れ」はなぜつまらないのか / 持つべき「恐れ」と捨てるべき「恐れ」がある / 「恐れ」に決定権を与えない / なぜ「恐れ」と付き合うべきなのか

Chapter 2
インスピレーションとともに生きる

 アイデアが降臨するとき / アイデアが実るまで / 「アイデア」の申し出を断った場合 / 「アイデア」の申し出を受けた場合 / インスピレーションに対するもうひとつのアプローチ / 育ってゆくアイデア / アイデア、放置される / アイデアに去られたときどうするか / そして魔法は起こった / いったい何が起きたのか? / アイデアは生きている / アイデアは誰のものか / さまざまな場所で起こる多重発見 / アイデアのしっぽをつかんだ詩人 / インスピレーションを授けてくれるもの / 「絶頂期は二度と訪れない」という誤った考え / 創造する手を休めてはならない / インスピレーションと協力して生きる

Chapter 3
誰もが、「やりたいことをやる自由」を持っている

誰にも頼らず、自分たちの手で何かを生み出す / 誰もが創造する権利を持っている / 自分の人生を鮮やかに彩る / ずうずうしく意思を表明する / オリジナリティは後からついてくる / 誰かを救おうとしなくていい / 創造するのに学歴なんて必要ない / 学校に通う以外にできることはいくらでもある / 誰に学ぼうが最後は自分次第 / 待っていないで、自分から動きだそう / 創造性を解放する最高のアドバイス / 創造する喜びを宣言する / 他人の評価はどうでもいい / 作品への反応にかかわってはいけない / 「ぼくらは、たかがバンドにすぎなかった」 / まったく役に立たないからこそ価値がある / 芸術のせいで生命の危機にさらされる? / 創造性はもっと軽やかに扱っていい / 創造的生活を送るための大切な逆説

Chapter 4
決してあきらめない

誓いを立てる / ワクワクしながら学び続ける / 学び始めるのに遅すぎることはない / 負の感情をコントロールする / どんな苦汁でも舐められるか / 「創作だけで食べていく」という危険な幻想 / 理想からかけ離れた環境で制作するということ / 創造性に夢中になるということ / 最高に着飾って創造性を誘惑する / 完璧さにとらわれてはいけない / 正気を保つために創造する / 誰もあなたのことなど気にしていない / うまくなくても、とりあえず完成させたほうがよし / 努力家の適当主義者に捧げる歌 / 創造における成功とはなにか / 職業ではなく、天職として創造活動をする / ある短編に起こった偶然の出来事 / 思いがけないチャンスとの邂逅 / 辛抱強くやるべきとき

Chapter 5
好奇心を信じ続ける

自然からの働きかけを感じて生きる / 史上最低のガールフレンド / 苦悩を愛する作家たち / 精神的な苦痛は必要か? / 苦痛を経験せよという間違った教え / 苦しみに依存せず創造的な生活を送る / 誰が創造性を困らせているか / 何があっても幸せを感じて作り続ける / 思い込むならどちらがよいか / 殉教者として生きるか、トリックスターとして生きるか / 創造性をトリックスターのもとへ / トリックスターとして仕事をするということ / 作ったものを神聖視しすぎない / あなたの作品はあなたの子ではない / 情熱をあてにしてはいけない / 好奇心に導かれるままに生きよう / 好奇心にしたがった結果得られたもの / 「おもしろさ」が始まる瞬間 / 魂が求める「不思議な感動」 / うまくいかないときは、とにかくなんでもいいから別のことをする / 無気力地獄から抜け出したある作家の経験 / 作品を発表するときの「断固たる信頼感」 / 誇りを持って、舞踏場へ

Last Chapter
ビッグ・マジックが起こした奇跡

 神聖なるものと創造性

 結びにかえて
謝辞

 

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2017年

10月

05日

近刊:百円の男 ダイソー矢野博丈

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★★

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

利益一円でも売る商法で、不可能を可能にした社長!

 

「これが100円か! 」で日本人に衝撃を与えた100均のダイソー(1977年12月設立)。
 創業者・矢野博丈は学生時代から七転八起! いくつかの事業を失敗して、スーパー
 などの店先で棚板に商品を並べて「100円均一」で売ったところ大当たり。一日で
100万円を売り、スーパー店長が仰天。その成功の秘密は利益一円でも売ることに
 あった。先行するライバルは100円の粗悪品、ダイソーは「100円の高級品」。利益
 一円でも売る商法である。この差が消費者の心をつかんだ。

 常設店舗一号はダイエーの隣。その後も色々とあったが、月に68店舗を出店した時期も
 あった。現在は国内外に4,700店舗。しかも、商品の99パーセントが自社開発商品である。
 本書では、あまりマスコミに出ない矢野社長を、同郷のジャーナリスト大下英治氏が
徹底取材。前例のない「100円商法」の波瀾万丈・型破りの経営を描く!

 

■著者について

 

大下 英治(おおした・えいじ)
1944年、広島県に生まれる。広島大学文学部を卒業。週刊文春記者をへて、作家として
政財官界から芸能、犯罪まで幅広いジャンルで旺盛な創作活動をつづけている。
 著書には『十三人のユダ 三越・男たちの野望と崩壊』(新潮文庫)、『実録 田中角栄と
鉄の軍団』シリーズ(全三巻、講談社+α文庫)、『昭和闇の支配者』シリーズ(全六巻、
だいわ文庫)、『田中角栄秘録』『日本共産党の深層』(以上、イースト新書)、
 『逆襲弁護士 河合弘之』『専横のカリスマ 渡邉恒雄』『激闘! 闇の帝王 安藤昇』
 『永田町知謀戦 二階俊博と田中角栄』『永田町知謀戦2 竹下・金丸と二階俊博』
(以上、さくら舎)などがある。

 

■目次


 第一章 仕入れは貧乏と格闘技
 第二章 夫婦で一番売るトラック売店
 第三章 100円の高級品
 第四章 矢野式人材の育て方
 第五章 破竹の海外進出
 第六章 入社二年目のバイヤー
 第七章 99パーセントが自社開発商品
 第八章 新しい風、生き残るために

 

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2017年

9月

04日

献本:「上に立つ人」の仕事のルール

■読書犬ブックのコメント

 

献本ありがとうございました。

読み終えたら感想を書くね!

 

■アマゾンの内容紹介より

 

◎一代で会社を築いたオヤジが教えてくれたこと

本書は、バブル期の大阪を舞台にした、
 著者の実体験に基づく、小説仕立てのビジネス書です。

 世の中が浮足立った雰囲気の中、
 主人公である「ボク」が入社した会社は、
そんな時代模様からは程遠い、
ビルメンテナンス事業を行っている中小企業。

その会社の創業者である会長(オヤジ)の、
 秘書役として働くことになったボクが、
 時にオヤジから怒鳴られながら、
 「人の上に立つ人」として大切なことを学んでいきます。


◎時代が移っても決して変わらない「仕事の基本」

 「会社には、あえてダメ出しをするようなうるさい人間も必要」
 「業務改善を提案しても、実行されなければ意味がない」
 「結果を恐れず、『行動すれば、必ずうまくいく』と信じる」

など、本書で語られる内容は、
 人によっては「当たり前のこと」と
感じられるかもしれません。

しかし、時代が移っても決して変わらない、
 「仕事の基本」を押さえておくことが、
リーダーになるためには必須なのです。

これからの社会を引っ張っていく人のための、
 地道だけれども、いつまでも大切にしたい、
オヤジからの教えがつまった一冊です!


■著者について

 

嶋田有孝(しまだ ありたか)
昭和41年生まれ。大阪府出身。平成元年、同志社大学法学部卒業後、株式会社日経サービス入社。社長室長、総務部長、営業本部長等を歴任。現在、同社代表取締役社長。
 著書に、『仕事のプロが新人のために書いた仕事の本』(明日香出版社)、『リーダーシップが身につく本』『20代で読んでおきたい成功の教科書』『ビシッと言っても部下がついてくる できる上司の叱り方』(以上、PHP研究所)などがある。

 

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2017年

8月

30日

近刊:STARTUP(スタートアップ):アイデアから利益を生みだす組織マネジメント

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

UCLA、コロンビア大など全米70校が
「アントレプレナーシップ」の教科書に続々採用!

 

コンサル会社を辞め、念願の起業を果たしたオーエン。事業計画をつくり、優秀な社長を雇い、ブランディングやマーケティングにも力を入れた。だが事業はあえなく失敗。膨大な借金を抱え、もはや破産を待つだけに。そんな時、女性起業家サムに出会ったことで、オーエンの運命が変わりはじめる。なぜ彼の事業は失敗したのか?彼がおかした致命的なミスとは?起死回生の一手はあるのか?起業家の挫折と逆転の物語をハラハラしながら読み進むうちに、大企業も注目する新しい時代の経営を「体験」できる。新規事業立ち上げ・新商品開発のための必読書。

 

■著者について

 

ダイアナ・キャンダー Diana Kander
起業家兼コンサルタント。米カウフマン財団(アントレプレナーシップ教育で
世界最大の非営利団体)の上級研究者を務め、アントレプレナーシップ教育の
分野で幅広く活躍している。米ジョージタウン大学ロースクール卒業後に弁護士に
 なるものの、すぐに起業家へ転身。以来、何度も起業してエグジット(持ち株の
売却による投資資金の回収)に成功。多くのスタートアップに出資する投資家でも
 ある。旧ソ連出身で、8歳の時に両親とともに難民として米国へ移住。現在、
ミズーリ―州コロンビアで夫ジェイソンと息子トゥルーと一緒に暮らす。
 本書『STARTUP(スタートアップ)』はジョージタウン大学やコロンビア大学、
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、コーネル大学など全米70校で教科書と
 して使われている。

 

■目次

 

 序文
トム・リューエからの手紙
はじめに

第一部 人はビジョンを買わない
1 最初の印象で人を判断してはいけない
2 これ以上だましてはいけない
3 営業トークだけでは何も売れない
4 プレーし続けるカギは、どう勝つかではなく、どう負けるか
5 本当のプロは全ゲームで勝負しない
6 スタートアップにとって重要な数字を覆い隠す「バニティメトリクス(虚栄の数字)
7 遠慮していては助言者は見つからない
8 まずは顧客と顧客ニーズ、自分のビジョンは二の次でいい
9 一か八かは駄目、小さく賭けてチャンスをつかむ
10 新しいことをやるなら専門家でも用意周到な準備が必要
11 人はビジョンを買わない、問題の解決策を買う
12 解決すべき問題を発見したかどうか言えるのは顧客だけ

第二部 仮説で勝負するのは危険
13 幸運を期待するのは戦略ではない
14 仮説の検証に遅過ぎるということはない
15 顧客インタビューの成功のカギは誘導尋問を回避し、
オープンエンド(自由回答)型の質問をすること
16 顧客インタビューを上手にこなすには練習あるのみ
17 自分の仮説の誤りに気付くのは、正しさを証明するのと同じぐらい重要
18 新しい仮説を検証せずに新しいアイデアにピボット(方向転換)するな
19 運に最も恵まれないときに備えてチップを節約せよ
20 成功する起業家は再挑戦するために、失敗を認め、フォールドし、生き残る
21 アイデアに大金を投じる前に仮説を検証せよ

第三部 正解を知るのは顧客だけ
22 冷静さを保てば運を呼び込める
23 成功する起業家は例外なく成功より失敗を多く経験している
24 頑張れば頑張るほど運に恵まれる
25 有望顧客を見つけるチャンスはどこにも転がっている──探す努力さえすれば
26 緻密なインタビューによって潜在顧客から最高のフィードバックを得る
27 大損しないために「バニティメトリクス」を認識せよ
28 偏頭痛級の問題を見つけるまで顧客インタビューを続けよ
29 偏頭痛級の問題について聞かれると人は語りたくて仕方なくなる
30 得られた情報の良しあしに関係なく、インタビューは客観的に
31 人が商品を欲していると証明できなければ何をやっても無意味
32 運を呼び込む人はどこに行っても新たな経験を求め、新たなチャンスを見いだす
33 ポーカーでも事業でも運頼みは良い戦略ではない。よい戦略こそが運を呼び込む

第四部 仮説を証明し勝負に出る
34 究極の顧客行動への道のりを最短にせよ
35 不運に備えて蓄えろ
36 恐れて何もしないのは最悪、事業のアイデアを台無しにしてしまう
37 ティルトのときの自分の性向を理解し、対策を取る
38 偏頭痛級の問題に出会ったらすぐに分かる
39 誤っても、うろたえない
40 小さく賭けて仮説の正しさを検証する、それまでオールインに出るな
41 二度目のチャンスはめったにこない、一度目のチャンスを逃すな
42 たとえ偏頭痛級の問題を見つけても、解決策作りには警戒心と見直しが必要
43 顧客が商品を欲し、それを実現するビジネスモデルが存在すると証明せよ。
それまでオールインは禁物
44 当初のアイデアの良さ(あるいは最初の手札の強さ)は常に相対的なもの

 あとがき
訳者あとがき さらば大企業、こんにちはスタートアップ

 

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2017年

8月

01日

近刊:ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★★

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

なぜあの商品は売れなかったのか?
世界の経営思想家トップ50(Thinkers50)連続1位。
「破壊的イノベーション論」の提唱者、クリステンセン教授による、待望の最新刊!

顧客が「商品Aを選択して購入する」ということは、
「片づけるべき仕事(ジョブ)のためにAを雇用(ハイア)する」ことである。

『イノベーションのジレンマ』の著者による、21世紀のベスト・オブ・ビジネス書!

イノベーションの成否を分けるのは、
顧客データ(この層はあの層と類似性が高い。顧客の68%が商品Bより商品Aを好むetc)や、
市場分析、スプレッドシートに表れる数字ではない。
鍵は「顧客の片づけたいジョブ(用事・仕事)」にある。

世界で最も影響力のある経営学者クレイトン・クリステンセンが、
人がモノを買う行為そのもののメカニズムを解き明かす、
予測可能で優れたイノベーションの創り方。

・顧客が商品を買うこととは、片づいていない「ジョブ(用事・仕事)」を解決するために何かを「雇用」することである。
・ビッグデータは顧客が「誰か」を教えてくれても、「なぜ」買うのかは教えてくれない。
・数値化できない「因果関係」にこそ、成功するイノベーションの鍵がある。
・自社製品も他社製品も買っていない「無消費者」を取り込め。

 

[本書で取り上げる事例]
イケア、ゼネラルモーターズ(GM)、サザンニューハンプシャー大学、
プロクター&ギャンブル(P&G)、エアビーアンドビー、アマゾン他


■著者について

 

クレイトン・M・クリステンセン
ハーバード・ビジネス・スクールのキム・B・クラーク記念講座教授。9冊の書籍を執筆し、ハーバード・ビジネス・レビュー誌の年間最優秀記事に贈られるマッキンゼー賞を5回受賞。イノベーションに特化した経営コンサルタント会社イノサイトを含む、4つの会社の共同創業者でもある。「最も影響力のある経営思想家トップ50」(Thinkers50、隔年選出)の2011年と2013年の1位に選出。

 

タディ・ホール
ケンブリッジ・グループのプリンシパルで、ニールセン社のブレークスルー・イノベーション・プロジェクトのリーダーを務める。様々な企業に対し、イノベーションのプロセスを改善する支援をおこなっているほか、〈エンデバー〉など新興市場の経営トップに緊密な指導を提供している。

 

カレン・ディロン
ハーバード・ビジネス・レビュー誌の元編集者。著書にNYタイムズ・ベストセラー『イノベーション・オブ・ライフ』(クリステンセン他と共著)。コーネル大学・ノースウエスタン大学メディル・ジャーナリズム学院卒業。2011年、アショカ財団によって世界で最も影響力のある女性のひとりに選出される。

 

デイビッド・S・ダンカン
 イノサイト社のシニア・パートナー。イノベーション戦略および成長に関する先進の研究者兼アドバイザーとして、企業経営者に対し、破壊的変化を導き、組織を長期的な繁栄が可能な体質に変換する指導をおこなっている。デューク大学卒、ハーバード大学で物理学の博士号取得。

 

■目次


序章 この本を「雇用」する理由
まちがったことに上達する /どんなジョブのためにそのプロダクトを「雇用」したのか

 

[第1部 ジョブ理論の概要]
第1章 ミルクシェイクのジレンマ
朝のミルクシェイク/マーガリンのレジュメ/ジョブ理論とイノベーション

 

第2章 プロダクトではなく、プログレス
「何を」ではなく、「どう」考えるか/ジョブの定義/機能面、社会面、感情面の複雑さ/ジョブとは何か/ジョブでないもの/ジョブを見きわめるには/競争の勢力図の変化/ジョブ理論の限界/コペルニクス的転回

 

第3章 埋もれているジョブ
無と競争する/ジョブの適用範囲は深くて広い/B2Bにおけるジョブ/価格2倍で機能半分/顧客の人生に寄り添う

 

[第2部 ジョブ理論の奥行きと可能性]
第4章 ジョブ・ハンティング
ジョブはどこにある?/1生活に身近なジョブを探す/2無消費と競争する/3間に合わせの対処策/4できれば避けたいこと/5意外な使われ方/感情面の配慮/魔法は必要ない

 

第5章 顧客が言わないことを聞き取る
顧客のストーリーをつくる/マットレス購入までの道程/衝動買いの裏に/アドビルかレッドブルか、新しいマットレスか/ジョブとインサイト

 

第6章 レジュメを書く
ジョブを解読する/体験とプレミアム価格/障害物を取り除く/ウーバーの体験/ジョブに適していることをどう伝えるか/パーパスブランド

 

[第3部「片づけるべきジョブ」の組織]
第7章 ジョブ中心の統合
秘伝のソース/ジョブ中心に組織をつくる/測れることは実行できる/オンスターのジョブ

 

第8章 ジョブから目を離さない
イノベーションのデータの3つの誤謬/1能動的データと受動的データの誤謬/2見かけ上の成長の誤謬/3確証データの誤謬/データの出所が問題をつくり出す/受動的なデータを能動的に捕まえる

 

第9章 ジョブを中心とした組織
直観的な作戦ノート/両面コンパス/だいじなことを測定する/ジョブがすべてを変えた/文脈を見失わない

 

第10章 ジョブ理論のこれから
本当に理論と呼べるのか/理論が〝誤って〟いるとき/理論の限界/ジョブ理論の適用範囲の深さと広さ/個人的なジョブ/公教育/医療/人生のジョブ/ジョブ理論とともに

 

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2017年

7月

14日

近刊:9プリンシプルズ-加速する未来で勝ち残るために

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

◎坂本龍一氏推薦
 「ぼくもジョーイの『地図よりコンパス』を指針にしているよ」


◎本書への賛辞
J・J・エイブラムス(『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』監督)
「世界の急激な、現在進行形の進化とは何か。
その批判的な絵解きを、目の覚めるような、痛快で、
なにより素晴らしいのは楽観的なタッチで見せてくれる。
 要するに、すごくヤバい本です」

 

セス・ゴーディン(『セス・ゴーディンの出し抜く力』)
「一読だけでなく再読、再再読に値する、真に重要な著作。
ジョイとジェフがあなたの目からウロコを落とし、喝を入れ、
 自分の知り合いの蒙を啓くやりかたを教えてくれる。
あなたは3ページごとに、世界について知っているつもりだった事柄を
 リセットする必要に迫られるはずだ。必読! 」

 

リード・ホフマン(リンクトイン共同創設者)
「テクノロジーが加速度的に進化するわれらが未来の、
 必要不可欠にして実用的なガイドブックだ」

 

 私たちはいま、激変する世界に生きている。
この変化は例えて言えば、世界を動かすOSが一新されたような大変化だ。
しかもこれは、少々バージョンアップがされているだけではない――
新しいメジャー・リリースなのだ。だから、慣れるまでに時間がかかる。
 本書はこの、世界というシステムの新しい論理についての、シンプルだが強力なガイドラインである。
ビジネスの「ゲームのルール」の激変ぶりに、イノベーションの恐るべきペースの速さに、
むち打ち症(whiplash)にならずついていくために不可欠な、
 「9の原理(ナイン・プリンシプルズ)」。


内容(「BOOK」データベースより)

めまぐるしく変化する現代を生き抜くための、「9つの原理(ナイン・プリンシプルズ)」とは?MITメディアラボ所長が贈る、21世紀のユーザーズマニュアル。

 

■著者について

 

◎著者紹介

 伊藤穰一(Joi ITO)
ベンチャーキャピタリストとして世界的に知られ、
 現在MITメディアラボ所長、PureTech Health取締役会長のほか、
ニューヨーク・タイムズ、ソニー、マッカーサー基金、
Knight Foundation、デジタルガレージなどさまざまな組織の取締役を務める。
 日本ではNHK《スーパープレゼンテーション》のナビゲーターとしても著名。
 著書に『ネットで進化する人類』『「プレゼン」力』(山中伸弥氏と共著)など。
 本書は自己の哲学を網羅的にまとめた初の本格的著作。

 

ジェフ・ハウ(Jeff HOWE)
ワイアード誌コントリビューティング・エディター、
Inside.comでのシニア・エディターや、ヴィレッジ・ヴォイスのライターなどを務め、
 現在はノースイースタン大学助教授、MITメディアラボ客員研究員。
 「クラウドソーシング」というタームの生みの親。
 著書に『クラウドソーシング』など。

 

◎訳者略歴
 山形浩生(Hiroo YAMAGATA)
 1964年東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学科および
 マサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。
 大手調査会社に勤務するかたわら、科学、文化、経済からコンピュータまで
広範な分野での翻訳、執筆活動を行う。
 著書に『新教養主義宣言』『要するに』ほか、
 訳書にクルーグマン『さっさと不況を終わらせろ』、オーウェル『動物農場』、
ピケティ『21世紀の資本』(共訳)、エアーズ『その数学が戦略を決める』ほか多数。

 

■目次


1 権威より創発
2 プッシュよりプル
3 地図よりコンパス
4 安全よりリスク
5 従うより不服従
6 理論より実践
7 能力より多様性
8 強さより回復力
9 モノよりシステム

 

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2017年

7月

07日

近刊:無敵の思考 ――誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

なんと発売日に、「重版」が決定! ! !
ひろゆき流「幸福論」が、この一冊に!

◎著者は、2ちゃんねるやニコニコ動画を手掛けた、世界一の管理人・西村博之氏
◎効率よく幸せに生きるための「コスパいい考え方」を紹介
◎体系的かつ網羅的に思考法をまとめた、自身初のビジネス書です

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「考え方」で人は、〝幸せ=無敵〟になれる!

世の中には、お金があれば幸せになれると思っている人がいます。
お金だけじゃなく、「能力があれば」「頑張り続けたら」「ポジティブ思考だったら」と、
いろいろな思い込みを持って自分が今、不幸であることを悲観する人がいます。

でも、これはかなりの部分が幻想であって、思考停止に近い。

いま、会社員が給料というものをもらって、ずっと言われたことをやり続けてイヤな思いを我慢したりしています。
もしかしたら何百年後かには、「会社員って奴隷じゃね?」と思われてしまう気がするわけです。
 「生活にお金がかかる」「楽しみを感じるのにお金をかける」という生き方をすればするほど、
そのために稼がなきゃいけないので、奴隷の状態に近くならざるをえません。

とはいえ、ただ正論を並べただけではつまらないというかダメですからね。
この本では、「ルールをつくる」という思考法を中心にしながら、一つ一つ納得していけるように、僕の考え方を書いていこうと思います。

 

■著者について

 

1976年、神奈川県生まれ。東京都に移住し、中央大学へと進学。在学中に、アメリカのアーカンソー州に留学。1999年にインターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。東京プラス株式会社代表取締役、有限会社未来検索ブラジル取締役など、多くの企業に携わり、企画立案やサービス運営、プログラマーとしても活躍する。2005年に株式会社ニワンゴ 取締役管理人に就任。2006年、アップロードされた動画にコメントをつける機能を持ったサービス「ニコニコ動画」を開始し、大反響を呼ぶ。2009年「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年に英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。主な著書に『僕が2ちゃんねるを捨てた理由』(扶桑社新書)、堀江貴文氏との共著に『ホリエモン×ひろゆき やっぱりヘンだよね』(集英社)などがある。

 

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2017年

6月

22日

近刊:反脆弱性-不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★★

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

全世界騒然の大ベストセラー!
『ブラック・スワン』のタレブ最高傑作!!

経済、金融から、人生、そして愛まで――。
この不確実な世界で私たちがいかに生きるべきか、
すべてに使える思考のものさし
「脆弱/頑健/反脆弱」をもとに解き明かす。

 

◆「万に一つ」が、明日来るーー。
 世界最高の「知の巨人」が放つ最強の啓蒙書、ついに上陸

リーマン・ショック、アラブの春、
 地震と津波、そして原発事故……。
 昨日までは「ありえない」「絶対ない」と言われた事象が
今日、現実のものとなる不確実な世界。

ではどうすれば、ビジネスから、政治、医療、生活全般まで、
ランダムで、予測不能で、不透明で、物事を完璧に理解できない状況でも、
 不確実性を味方につけ、したたかに生き延びていくことができるのだろう。

サブプライムローンに端を発する金融危機を喝破し、
ベストセラー『ブラック・スワン』で全世界に衝撃を与えてから10年。
 世界最高の哲人タレブがついに見つけた「答え」、
それこそが、「反脆弱性(はんぜいじゃくせい)」だ。
 「三つ組(トライアド)」で構成されるこの新しい「知」の本質を理解したとき、
あなたは不確実な環境にあっても、予測に頼らずに意思決定することができるだろう。

 

◆世界中で絶賛の嵐!
「私の世界観を変えてくれた」
――ダニエル・カーネマン(ノーベル経済学賞受賞者)

「反脆弱性は不確実性に満ちた世界で成功するための秘訣であり、ランダムな変化を恒久的な利益へと変えるシステムだ。非常に面白い。タレブ氏を好きな人も嫌いな人も、ぜひ読んでみるべきだ」
――『エコノミスト』誌

 「タレブは精密なウソ発見器を備えた非常に愉快な作家だ。反脆弱性は経済や政治の確実な原理であるだけではない。豊かな生活を送る鍵でもある」
――『フォーチュン』誌

 「これは、新たな現代思想だ」
――『タイムズ』紙

 

■著者について

 

ナシーム・ニコラス・タレブ(Nassim Nicholas Taleb)
文筆家、トレーダー、大学教授および研究者という三つの顔を持つ、現代の急進的な哲学者。生涯を通じて、運、不確実性、確率、知識の問題に身を捧げており、主な研究テーマは「不透明性のもとでの意思決定」、つまり人間にとって理解不能な世界で生きていくための地図やルールについて考えること。レバノンでギリシア正教の一家に生まれ、ウォートン・スクールでMBAを、パリ大学で博士号を取得。現在、ニューヨーク大学タンドン・スクール・オブ・エンジニアリングでリスク工学の教授を務める。著書『まぐれ』および『ブラック・スワン』(ともにダイヤモンド社)は33の言語で出版されたベストセラーである。

 

■目次

 

プロローグ

第1部 反脆(はんもろ)さとは
第1章 ダモクレスとヒュドラーの間(はざま)で
第2章 過剰補償と過剰反応はどこにでもある
第3章 ネコと洗濯機
第4章 私が死ねば、誰かが強くなる

第2部 現代性と、反脆さの否定
第5章 青空市(スーク)とオフィス・ビル
第6章 ランダム性は(ちょっとなら)すばらしい!
第7章 浅はかな干渉――医原病
第8章 予測は現代性の生みの子――ブラック・スワンの世界へ

第3部 予測無用の世界観
第9章 デブのトニーとフラジリスタたち
第10章 セネカの処世術
第11章 ロック・スターと10パーセント浮気する――バーベル戦略

第4部 オプション性、技術、そして反脆さの知性
第12章 タレスの甘いぶどう――オプション性
第13章 鳥に飛び方を教える――ソビエト=ハーバード流の錯覚
第14章 ふたつが“同じもの"じゃないとき
第15章 敗者が綴る歴史――試行錯誤の汚名をすすぐ
第16章 無秩序の教訓
第17章 デブのトニー、ソクラテスと相対(あいたい)す

第5部 あれも非線形、これも非線形
第18章 1個の大石(おおいし)と1000個の小石の違いについて
第19章 賢者の石とその逆

第6部 否定の道
第20章 時(とき)と脆さ
第21章 医学、凸性、不透明性
第22章 ほどほどに長生きする――「引き算」の力

第7部 脆さと反脆さの倫理
第23章 身銭を切る――他人の犠牲と引き換えに得る反脆さとオプション性
第24章 倫理を職業に合わせる――自由と自立

第25章 結論

エピローグ 生まれ変わりに生まれ変わりを重ねて

謝辞

 

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2017年

6月

08日

近刊:WIRED(ワイアード)VOL.28/特集「Making Things ものづくりの未来」

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

特集「Making Things ものづくりの未来」
大量生産、大量消費の時代が終わりを迎えるなか、
ヒトはいかにものと向き合い、それをつくり、使っていくのか。

6月8日(木)発売の雑誌『WIRED』VOL.28の特集は「ものづくりの未来 Making Things」
 大量生産、大量消費の時代が終わりを迎えるなか、ヒトはいかにものと向き合い、
それをつくり、使っていくのか。そこからヒトは、何を得て、何を学ぶのか。
サンフランシスコで、パリで、ロンドンで、スウェーデンで、京都で、ものづくりの未来を考えた。

さらに、米国大統領選で100以上もフェイクニュースサイトを発信した東欧のマケドニア。
なぜ米国から遠く離れた街でフェイクニュースが発信されたのかを探る。
また、100年間フェイクニュースと戦った文筆家のカール・クラウス。
その素顔を探るべくカール・クラウス研究第一人者の池内紀に訊いた。
2016年の「CREATIVE HACK AWARD」のグランプリと準グランプリ受賞者による海外視察ツアーレポートも掲載。


•イヴ・べアールの感覚変容論 21世紀をデザインするものづくり
 オフィスチェアやテレビなどの身近なものから、途上国の子どものためのPCや眼鏡、高齢者のためのロボットまで。
そのデザインの秘密を探るべく、ライター佐久間裕美子が、ベアールのサンフランシスコのオフィスを訪ねた。

•フレンチテック・モンアムール 欧州発、「ポストメイカーズ」の逆襲
パリのハードウェア専門VC、巨大スタートアップキャンパス、インキュベーター、メイカースペースと、
リヨンのIoTフェスを訪ねてわかった、フレンチテックがエスプリたっぷりな理由。


•衣装の解剖学 アイトア・スループ、自己探求としての「ものづくり」
 越境的デザイナー、アイトア・スループ。ものづくりとは自己探求だと語るスループのアトリエを訪れた。


•M.M.L.B. RISAKOのメイク・メイク・ルック・バッド
中村理彩子、22歳。デジタルファブリケーター、メイカー、ときどきモデル。物欲、旺盛。
ただし、つくれないものしか買いたくない。リアルクローズなら、自分でつくっちゃいますけど。なにか?


•クラフツマンの帰還 リチャード・セネット:つくることは考えること、生きること
 ハンナ・アレントの教え子として「労働」「仕事」「技術」について鋭い思考を展開してきた
『クラフツマン』著者、リチャード・セネット。ヒトにとって「つくる」とは何を意味するものなのか?
その根源的な答えを聞くべく、ロンドンの自邸を訪ねた。


•匠とテクノロジー 京都式「長く続く」ためのイノヴェイション

•捨てない経済 北欧発「リペア・エコノミクス」への挑戦

•ものの響き 坂本龍一と考える「人・もの・音」


CREATIVE HACK AWARD | 2016年受賞者・海外視察ツアーレポート
『WIRED』が毎年主催している「CREATIVE HACK AWARD」。2016年のグランプリと準グランプリ受賞者が
副賞として訪れたのはカナダのモントリオール。小さな街に集積する数々のスタジオから厳選された8カ所を巡る旅は、
デジタルアート集団Moment Factoryから始まった。

第2特集「フェイクニュース」

•マケドニア番外地 世界を動かす「嘘」の町
 東欧・バルカン半島に位置するマケドニア共和国。米国大統領選において100以上ものトランプ支持サイトが発信されていた。
その多くは“嘘"ばかりのフェイクニュースサイト。なぜマケドニアは世界のフェイク工場となったのか。
 思想なき場所で生まれるカネは、ついに世界を動かしてしまった。


•100年前、フェイクニュースと闘った文筆家|カール・クラウス
爛熟と頽廃のときを経て、やがて戦争とファシズムに飲み込まれていく19世紀末ウィーン。
において、アフォリズムを武器に、ひとりフェイクニュースと闘い続けた男がいた。
 批評家で詩人で劇作家で編集者で諷刺家、加えて論争家でもあったその人物の名は、カール・クラウス。


■著者について

 

WIRED(ワイアード)
1993年に米国で創刊し、現在5カ国で展開する、世界で最も影響力のあるテクノロジーメディア『WIRED』の日本版として、
2011年6月にウェブサイトと雑誌を同時スタート。テクノロジーの進化を通して、カルチャーから、サイエンス、ビジネス、
 医療、エンターテインメントまで、社会のあらゆる事象を、読み応えのあるテキスト、美しいデザインとビジュアルでレポート。
テクノロジーが時代をどう変え、時代がテクノロジーに何を望むかを考えることで、来るべき世界の未来像を探る総合メディア。

 

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2017年

6月

06日

近刊:生涯投資家

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

「お金儲けは悪いことですか?」
2006年6月、ニッポン放送株をめぐるインサイダー取引を行った容疑で逮捕され、のちに執行猶予つき有罪判決を受けた村上ファンドの村上世彰氏。逮捕間際に言ったその言葉が注目された。以後、表舞台から姿を消したが近年株式取引の世界に復帰。その動向が注目されている。
 本書は、その村上氏の最初にして最後の著書であり、半生記であり、投資理念の解説書でもある。灘高―東大法―通産省を歩んだエリートがなぜ投資の世界に飛び込み、いったい何を試みたのか。ニッポン放送、阪神鉄道、東京スタイルなどへの投資において、いったい何があったのか。その投資哲学、日本企業、日本の経営者たちへの見方はどうなのか。そして今後何をしようとしているのか。
 村上ファンドを率いて日本に旋風を巻き起こした著者が、その実像と思いを自ら書き上げた話題作。

 

■目次


はじめに――なぜ私は投資家になったか

 

第1章 何のための上場か
上場のメリットとデメリット/官僚として見た上場企業の姿/コーポレート・ガバナンスの研究/ファンドの立ち上げへ――オリックス宮内義彦社長との出会い/日本初の敵対的TOBを仕掛ける/シビアな海外の投資家たち

 

第2章 投資家と経営者とコーポレート・ガバナンス
私は経営者に向かなかった/私の投資術――基本は「期待値」、IRR、リスク査定/投資家と経営者との分離/優れた経営者とは/コーポレート・ガバナンス――投資家が経営者を監督する仕組み/累積投票制度を導入せよ――東芝の大きな過ち

 

第3章 東京スタイルでプロキシーファイトに挑む
東京スタイルへの投資の始まり/十五分で終わった社長との面談/激怒した伊藤雅俊イトーヨーカドー会長/決戦の株主総会/なぜ株主代表訴訟を起こしたか/長い戦いの終わり

 

第4章 ニッポン放送とフジテレビ
 フジサンケイグループのいびつな構造/ニッポン放送株式についてくる「フジテレビ株式」/グループ各社の幹部たちの思惑/本格的にニッポン放送への投資に乗り出す/生かされなかった私たちの提案/私が見たライブドア対フジテレビ/逮捕

 

 第5章 阪神鉄道大再編計画
 西武鉄道改革の夢――堤義明氏との対話/そして阪神鉄道へ/会社の将来を考えない役員たち/阪神タイガース上場プラン――星野仙一氏発言の衝撃/またしても夢は潰えた

 

第6章 IT企業への投資――ベンチャーの経営者たち
ITバブルとその崩壊/光通信とクレイフィッシュ/USEN、サイバーエージェント、GMO/楽天――三木谷浩史氏の積極的なM&A/ライブドア――既得権益に猛然と挑んだ堀江貴文氏

 

 第7章 日本の問題点――投資家の視点から
 ガバナンスの変遷――官主導から金融機関、そして投資家へ/日本の株式市場が陥った悪循環/投資家と企業がWin‐Winの関係になるには/海外企業の事例――Appleとマイクロソフト

 

第8章 日本への提言
 株式会社日本/コーポレート・ガバナンスの浸透に向けて/モデルケースとしての日本郵政/もう一つの課題――非営利団体への資金循環/世界一の借金大国からの脱却

 

 第9章 失意からの十年
NPO/東日本大震災について/日本における不動産投資/介護事業/飲食業/アジアにおける不動産事業/失敗した投資の事例――中国のマイクロファイナンス、ギリシャ国債/フィンテックへの投資

 

おわりに

 

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2017年

5月

27日

リンク:デスマーチに追われるIT技術者が勉強せずに英語力を身につけてキャリアアップした方法

以前に書評を書いた「デスマーチに追われるIT技術者が勉強せずに英語力を身につけてキャリアアップした方法」の著者さんが自身のブログで「読書犬ブックのブログ」にリンクを貼ってくれました。

 

 著者サイト: 鈴木信貴 公式サイト

 

■アマゾンの内容紹介

 

月の残業150時間!
デスマーチに追われるIT技術者が、それでもTOEICスコア900以上の英語力を身につけた秘密とは……?
スクール通いも、特別な教材も不要! ふだんの行動をちょっと変えるだけで英語がいつの間にか身につきます。
 「英語ができた方がいいとは思うけど、苦手だし、時間がない」と悩むビジネスマンのための、「無理をしないで自然に英語力がつく」勉強法の指南書です。
頑張らなくても、知らぬ間に英語力が上がる「ちょっとしたコツ」が満載!

 

■著者について

 

鈴木/信貴
1973年生まれ。ITコンサルタント、ITエンジニア。東京理科大学大学院理工学研究科情報科学専攻修了。IT企業に入社し、15年間、ソフトウェア開発やシステム開発、ビジネス開発を担当。社会人1年目から残業の多い生活を送りながら、楽に簡単に英語力を身につける方法を自ら考案、実践し、テストに特化した対策を行わずにTOEIC915点の英語力を身につける。転職を経て、現在はIT企業でITセキュリティ基盤の構築に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

■目次

 

第1章 こんなことをしていませんか? ~英語を上達させたいなら変えるべき、14の行動~
第2章 こんな風に考えていませんか? ~英語を上達させたいなら捨てるべき、11の思い込み~
第3章 ふだんやっていることを、ちょっとだけ変えてみよう! ~英語ができるようになる、18の行動~
第4章 あなたの環境を、ちょっとだけ変えてみよう! ~英語の上達を助ける、5つの準備~

 

■読書犬ブックの感想

 

この本には、英語力を上げるための考え方やアイデアが豊富に含まれている。著者の考え方やアイデアによれば、それほど頑張らなくても英語脳が鍛えられ、英語力が上がるだろう。英語力が必要な人は、この本と読書犬ブックの成功法則を使って英語力を上げましょう。つまり、この本を読み、記憶に貼り付け、素直に実行すれば、英語力は絶対に上がる。TOEICスコアでどの程度上がるかはわからないけど、英語脳が鍛えられることは間違いない。

 

読書犬ブックの成功法則を信じていない人は、有名な「1万時間の法則」に当てはめて考えてみてほしい。「1万時間の法則」は、様々な分野のスキル習得には概ね1万時間の練習が必要だという法則で、諺の「石の上にも3年」と数量的に類似している。著者のアイデアによれば、無理なく英語の練習時間を確保できるので、過去の練習時間(中学、高校、大学における英語の授業時間、受験における英語の勉強時間など)も加算すれば、比較的容易に1万時間に到達できるはずだ。

 

無理をせずに英語力を上げたい人は、上にあるリンクからアマゾンに行き、この本を買いましょう。

 

 著者サイト: 鈴木信貴 公式サイト

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2017年

5月

15日

近刊:不道徳な見えざる手

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

経済とは、釣り師とカモの永遠の闘いである!

ノーベル賞受賞経済学者コンビによる、『アニマル・スピリット』の続編。

アダム・スミス「見えざる手」への盲目的な信仰を壊すパワフルな一冊。

賢明で誠実なあの人が、なぜたやすくだまされるのか?
なぜ、不道徳なふるまいをしてしまうのか?

自由市場はすばらしいという「虚構」を明らかにする事例の数々。
すべてのビジネスパーソンに読んで欲しい、本当はこんなに恐い自由市場の話。

●本書の主な主張

・経済システムはごましだらけで、みんなもそれを理解するべきだ

・競争市場は、革新的なビジネスヒーローのやる気を引出し報いるのに長けている

・その一方で、誠実とは言い難い行動を促す圧力も奨励されてしまう

・人々は驚くほどしょっちゅうカモとして釣られている

・カモ釣りは、いたるところに存在している

・私たちの「肩の上のサル」は、私たちに深刻な影響を与える

・悪いのは釣り師ではない。釣られる人々でもない。カモ釣りをうながすシステムだ

・結婚式や住宅購入など、特別な買い物はカモ釣りの絶好の機会だ

・最悪の不景気をいくつも招いた最大の原因は、金融市場でのカモ釣りだ

・健康にとって有害な医薬がいまだに後を絶たない理由もカモ釣りだ

・政治(選挙)は最も単純な釣りを起こしがちだ

・カモ釣りとがんには類似性がある

・経済学者の市場理解には問題がある

 

■著者について

 

ジョージ・A・アカロフ
ジョージタウン大学教授。2001年ノーベル経済学賞受賞
ジョージタウン大学教授。2001年ノーベル経済学賞受賞。著書に『アニマルスピリット』(シラーとの共著)、『アイデンティティ経済学』(レイチェル・クラントンとの共著)など。

 

ロバート・J・シラー
イエール大学教授。2013年ノーベル経済学賞受賞
イェール大学スターリング経済学教授。2013年ノーベル経済学賞受賞。著書に『アニマルスピリット』(アカロフとの共著)、『それでも金融はすばらしい』『投機バブル 根拠なき熱狂』『新しい金融秩序』『バブルの正しい防ぎかた』など。

 

山形 浩生(ヤマガタ ヒロオ)
翻訳家
1964年東京生まれ。東京大学工学系研究科都市工学科修士課程修了。マサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務するかたわら、科学、文化、経済からコンピュータまで、広範な分野での翻訳と執筆活動を行う。
アカロフとシラーの前著『アニマルスピリット』や、『アイデンティティ経済学』、『それでも金融はすばらしい』を翻訳。クルーグマンほか『国際経済学』、ピケティ『21世紀の資本』、アトキンソン『21世紀の不平等』(いずれも共訳)、ワグナー&ワイツマン『気候変動クライシス』などの翻訳を手がける。

 

■目次


まえがき 経済はごまかしに満ちている

序章 みんな操作されてしまう:釣りの経済学

第1部 釣り均衡を考える

第1章 人生至るところ誘惑だらけ
第2章 評判マイニングと金融危機

第2部 あちこちにある釣り

第3章 広告業者、人の弱点を突く方法を発見
第4章 自動車、住宅、クレジットカードをめぐるぼったくり
第5章 政治でも見られる釣り
第6章 食品、医薬品での釣り
第7章 イノベーション:よいもの、悪いもの、醜いもの
第8章 たばこと酒と釣り均衡
第9章 倒産して儲けを得る
第10章 マイケル・ミルケンがジャンクボンドを餌に釣り
第11章 釣りと戦う英雄たち

第3部 自由市場の裏面

結論 自由市場のすばらしい物語を見直そう
あとがき 釣り均衡の重要性

謝辞
訳者あとがき
参考文献

 

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2017年

5月

13日

献本:課長の心得

■読書犬ブックのコメント

 

献本ありがとうございました。

読み終えたら感想を書くね!

 

■アマゾンの内容紹介より

 

これからの時代に求められる「課長力」が最速で身につく!

 

経営陣と一般社員の間をつなぐ中間管理職としてなくてはならないポストである課長。
しかし、部下をマネジメントしてチームとして成果を出すことの難しさに加え、近年はプレイングマネジャーとして個人でも実績を出さなければならなかったり、
現在のビジネス環境の不透明さ、部下の就労意識の変化などによって、ますます悩みの深い立場になっている。
このような事情を背景に、最近は課長になりたがらない社員が増えているという。
本書は、現代の課長に求められるスキルを5つに分けて、それぞれについてわかりやすく実践的に解説。
従来、課長の主要な役割だった「マネジメント力」に加え、時代の変化に伴い新たに求められるスキルを多数紹介し、課長の仕事の面白さを訴える内容となっている。
現在課長の任にある人はもちろん、これから課長になる人も必読である。

内容(「BOOK」データベースより)

これからの課長に求められるのは、“守り”のマネジメントと、“攻め”のリーダーシップである。自分もチームも結果を出し続け、上司や部下との関係をよくするために明日から使えるスキルを具体的に解説!

 

■著者について

 

安部哲也(あべ・てつや)

EQパートナーズ株式会社 代表取締役社長
立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科(MBA)教授
福岡県生まれ。修猷館高校卒業、中央大学法学部卒業。オーストラリアBOND大学大学院 経営管理学修士課程(MBA)修了。
松下電器産業(現パナソニック)入社後、国内・海外部門にて、営業・マーケティング、企画を担当、海外(香港)駐在を経験後に独立。
企業・大学向け教育・コンサルティング会社EQパートナーズを設立し、代表取締役社長となる。講師・コンサルタントとして、
NTT、NEC、東芝、花王、カシオ、伊藤忠商事、損保ジャパン日本興亜などをはじめとする企業の次世代経営者育成、事業部長・部課長・主任向けに
リーダーシップ、マネジメント研修を多数実施。経営実務経験とアカデミック分野の双方をベースとしたインタラクティブな研修、ワークショップを日本語と英語で行う。
また、立教大学大学院ビジネススクール教授として、リーダーシップ論、起業家マインドとスキル、ビジネス交渉、修士論文(ビジネスプラン)の指導などを行う。
さらに私塾「志塾(こころざしじゅく)」を主催し、学生、社会人の育成に取り組む。
主な著書に、『ワールドクラスリーダーシップ』(同友館)、『カルロスゴーン流 リーダーシップ・コーチングのスキル』(あさ出版)などがある。
英語による著書は、“World-class Leadership"(World Scientific)など。

 

■目次


第1章 課長とは何か
第2章 課長のマネジメント力
第3章 課長のリーダーシップ力&イノベーション力
第4章 課長のグローバル力&ダイバーシティ力
第5章 課長のフォロワーシップ力
第6章 課長のセルフマネジメント

 

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2017年

5月

12日

おすすめ:なぜ働くのか(TEDブックス)

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

読後評価:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

「お金のため」を超えて、働く意味を発明しよう。

なぜ、不満を抱えながら働く人がこんなにも多いのだろう? 問題は「人間は賃金や報酬のために働く」という誤った考え方にある。
 今こそ、仕事のあり方をデザインしなおし、人間の本質を作り変えるとき。新しいアイデア・テクノロジーが必要だ。
そうすれば、会社員、教師、美容師、医師、用務員、どんな職務にあっても幸福・やりがい・希望を見出だせる。
 仕事について多くの著書を持つ心理学者がアダム・スミス的効率化を乗り越えて提案する、働く意味の革命論。

 「本書は、AI時代における僕たち人間のサバイバルそのものを根源的に問う一冊でもある」
……松島倫明〔編集者/NHK出版編集長〕(解説冊子より)

Small books, big ideas. 未来のビジョンを語る。
 人気のTEDトークをもとにした「TEDブックス」シリーズ日本版、第5弾。

 「なぜ、私たちは働くのでしょうか? なぜ、私たちは刺激に満ちた冒険を次から次へと味わう生活ではなく、
 朝起きるたびにベッドから這い出す毎日を送っているのでしょうか?
実に馬鹿げた質問だ、働くのは生活のために決まっているーーたしかにそのとおりです。でも、それがすべてでしょうか?
もちろん、そうではありません。なぜその仕事をするのか、仕事にやりがいを感じている人々に尋ねてみると、
お金のためという答えはほとんど返ってきません。
 賃金以外の働く理由を並べれば、そこには長く、実に興味深いリストが展開されるのです」(本書より)

 

■著者について

 

[著者紹介]
バリー・シュワルツ(Barry Schwartz)
アメリカ・ペンシルベニア州のスワースモア大学教授で、専門は心理学。これまでに著書10冊、雑誌論文は100本以上を数える。
2004年、『なぜ選ぶたびに後悔するのか 「選択の自由」の落とし穴』を出版、『ビジネスウィーク』『フォーブス』両誌で年間ビジネス書ランキングトップ10に入り、25の言語に翻訳される。
 以来、同書のメインテーマについて様々な角度から各媒体で記事を執筆(『ニューヨーク・タイムズ』『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』『USAトゥデイ』『サイエンティフィック・アメリカン』
 『ハーバード・ビジネス・レビュー』『ガーディアン』など)。
2005年にTEDで講演し、以降多数のラジオ・テレビ番組に出演(「Morning Edition」「Talk of the Nation」「Anderson Cooper 360°」など)。
2009年、知恵の喪失についてTEDで講演、次いで『知恵 清掃員ルークは、なぜ同じ部屋を二度も掃除したのか』を同僚のケネス・シャープとの共著で出版した。

 

[訳者紹介]
田内万里夫(たうち・まりお)
1973年生まれ。テンプル大学教養学部英文学科卒業。1998年より翻訳出版の版権エージェントとして勤務する傍ら、
2001年よりマリオ曼陀羅の名義で画家としての活動を始め、国内外のギャラリー等で発表を行なう。
 『LOVE POP! キース・ヘリング展 アートはみんなのもの』(伊丹市立美術館、2012年)において、壁画プロジェクト「キースが願った平和の実現を願って」を担当。
 『心を揺さぶる曼陀羅ぬりえ』(猿江商會、2015年)ほか、イギリス、台湾で出版(イタリアでも出版予定)。

 

■目次


イントロダクション いちばん大切な問題
 第1章 おかしな根拠
 第2章 良い仕事とは何か?
 第3章 優れた仕事がダメになる理由
 第4章 アイデア・テクノロジー
 第5章 仕事の未来

 

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2017年

4月

26日

近刊:リーダーの教養書

リーダーの教養書 (News Picks Book) リーダーの教養書 (News Picks Book)
出口 治明 楠木 建 猪瀬 直樹 岡島 悦子 中島 聡 大竹 文雄 長谷川 眞理子 森田 真生 大室 正志 岡本 裕一朗 上田 紀行

幻冬舎 2017-04-27
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

日米エリートの差は教養の差だ!

マイクロソフトのビル・ゲイツ、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ、アマゾンのジェフ・ベゾスといった米国のトップ起業家はみな歴史、文学、科学に精通した教養人だ。

一方多くの日本人ビジネスパーソンは、目の前の仕事や業績を気にしすぎるがゆえに、「ジャンクフードとしての知」に頼りすぎている。

流行りのビジネス書を何十冊読んだとしても、深い教養が無ければ、時代性という「今」に振り回されるだけで、未来を見通すことはできない。すなわち短期的な成功で終わってしまうのだ。

本書は11名の選者による教養書のブックガイドである。

紹介している130冊はすべて骨太だが、最初は1冊からでいい。10冊まで読み終えたときには、「知的筋力」が鍛えられ、見える景色が確かに変わっているはずだ。

 

【選者】
歴史 出口治明
経営 楠木建
リーダーシップ 岡島悦子
日本近現代史 猪瀬直樹
コンピュータサイエンス 中島聡
経済学 大竹文雄
進化生物学 長谷川眞理子
数学 森田真生
医学 大室正志
哲学 岡本裕一朗
宗教 上田紀行

 

2017年

4月

02日

おすすめ:逆説のスタートアップ思考

逆説のスタートアップ思考 (中公新書ラクレ 578) 逆説のスタートアップ思考 (中公新書ラクレ 578)
馬田 隆明

中央公論新社 2017-03-08
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★☆☆

読後評価:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

だから東大生は「スタートアップ」を学んでいる

爆発的成長を遂げる組織を指す「スタートアップ」。起業や新規事業が求められる今、その方法論は高い価値を持ち、「日本が健全な社会を維持するために不可欠」と著者は主張する。なぜ今スタートアップが必要とされるのか? なぜ東大生はそれを学んでいるのか? 今こそ逆説的で反直観的な思考法で革新せよ! 孫泰蔵氏推薦。

 

■著者について

 

馬田隆明
 東京大学産学協創推進本部、東京大学本郷テックガレージ・ディレクター。University of Toronto 卒業後、日本マイクロソフト株式会社にてVisual Studioのプロダクトマネージャ、テクニカルエバンジェリストとして数多くのベンチャー企業を対象に、技術面とビジネス面での支援を行う。現在は東京大学にて学生や研究者のスタートアップ支援活動に従事。


■目次

 

前章 スタートアップとは
 スタートアップとは/なぜスタートアップなのか/「スタートアップ思考」が体系化され始めた/サバイバルするためのスタートアップ思考/健全な社会のためのスタートアップ

 

1章 アイデア-「不合理」なほうが合理的
スタートアップとは「反直観的」である/「不合理」なほうが合理的/「悪く見えるアイデア」を選ぶとはいえ/「難しい課題」のほうが簡単/ソーシャルインパクトの重要性/「面倒な仕事」を選ぶ/「説明しにくいアイデア」を選ぶ/りよいものではなく「異なるもの」を/「反領域的な課題」へおもちゃのような解決策を/今はまだ「名状しがたい何か」/考え出すのでなく「気付く」/急速な変化は「徐々に始まる」/「Why Now?」/着目すべきは「劇的に変化するテクノロジ」/インベンションから「イノベーション」へ/スタートアップは「べき乗則」である/ヒットではなく「ホームラン」/「ビジョン・ミッション・ストーリー」の重要性/「未来の仮説」としてのスタートアップ/この章のまとめ

 コラム アイデアのチェックリスト

 

2章 戦略-小さな市場を独占せよ
競争ではなく「独占」/競争は「偏る」/独占が消費者へ提供する「メリット」/独占の「条件」/「イノベーションのジレンマ」を利用する/「小さい市場」を狙う/「急成長する市場」を狙う/「長く」独占する/「徐々に」広げる/競争したら「負け犬」/先行者利益よりも「終盤を制すること」/価値の大きさと価値の割合は「独立」している/独自の「価値」と独自の「やり方」/「何しないか」決める/「最高」を目指さない/戦略は「実践」から生まれる/この章のまとめ

 コラム 大企業でアイデアを守る仕組みの重要性

 

3章 プロダクト-多数の「好き」より少数の「愛」を
製品が通る道/「欲しがるもの」を作る/「製品以外」もプロダクト/プロダクト体験は「仮説の集合」/「今日はどうやってプロジェクトを殺そう」/顧客自身も「分かっていない」/多数の好きより「少数の愛」/とにかく「ローンチ」/「スケールしないこと」をする/でも「成長率」を追う/「継続率と離脱率」で愛を測る/「口コミ」で愛を測る/「マジックモーメント」は一刻も早く/「メトリクス」を追跡する/メトリクスが従うのは「ビジョン」/メトリクスは「一つ」/追跡は「徹底的に」/「サポート」は製品開発だ/これから必要なのは「カスタマーサクセス」/「セールス」も製品開発だ/セールスは「聞く」こと/「ディストリビューション」がボトルネック/実行方法を「ハック」する/最後のプロダクトは「チーム」/この章のまとめ

 コラム スタートアップはモメンタムを失ったら死ぬ

 

4章 運-それはコントロールできる
起業家の「リスク」とは/「バーベル戦略」でブラック・スワンを回避する/「アンチフラジャイル」に賭けろ/「回数と速度」はコントロールできる/「量」が「質」を生む/「損」は怖い?/「大きな負け」を避ける/「助け合う」こと/この章のまとめ

 コラム 東大生とスタートアップ

 

終章 逆説のキャリア思考
スタートアップ思考をキャリアに組み込む/人生におけるバーベル戦略とアンチフラジャイルの価値/偶然性、不確実性、ランダム性、ボラティリティ/キャリアのランダム性/スタートアップは安易にお勧めできない/スタートアップのことなんて知らなくていい/やりたいことはやってみないと分からない/まずはサイドプロジェクトから/逆説のスタートアップ「試行」

 

2017年

1月

05日

近刊:HIGH OUTPUT MANAGEMENT 人を育て、成果を最大にするマネジメント

HIGH OUTPUT MANAGEMENT 人を育て、成果を最大にするマネジメント HIGH OUTPUT MANAGEMENT 人を育て、成果を最大にするマネジメント
アンドリュー・S・グローブ ベン・ホロウィッツ

日経BP社 2017-01-11
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

シリコンバレーのトップ経営者、マネジャーに読み継がれる不朽の名著、待望の復刊! !

 

インテル元CEOのアンディ・グローブが、後進の起業家、経営者、マネジャーに向けて、一字一句書き下した傑作。

 

 『HARD THINGS』著者のベン・ホロウィッツ、フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグなど、
シリコンバレーの経営者や幹部たちに読み継がれ、大きな影響を与えてきた。

アウトプットを最大化するための仕事の基本原理とは、マネジャーが最も注力すべき仕事はなにか、タイムマネジメントの方法、
 意思決定のときにしてはいけないこととは、ミーティングはどう進めるべきか、
1対1の面談(ワン・オン・ワン)ではなにを話すのか、
 人事評価はどう判断すべきか――。
マネジャーなら誰もが悩むことに答えてくれる、実践的で役に立つアンディ・グローブのアドバイスが満載の経営書である。

 

<シリコンバレーの起業家など著名人が絶賛! >
「世界最高の経営書だ」――ベン・ホロウィッツ(『HARD THINGS』著者)
「僕の経営スタイルの形成に、本書は大きな役割を果たした」――マーク・ザッカーバーグ(フェイスブックCEO)
「シリコンバレーのトップ企業は何ができるか、アンディは最高のモデルを築きあげた」――マーク・アンドリーセン(ブラウザ発明者、アンドリーセン・ホロウィッツ共同創業者)
「非常に大切なことをすばらしく教えてくれる重要な本」――ピーター・ドラッカー

 

<アンディ・グローブの教え>
・マネジャーは自分の部門のアウトプットを最高に上げる活動に、エネルギーと注意を注がなければならない。
・マネジャーの最も重要な責任は、部下から最高の業績を引き出すことである。
・マネジャーにできるのは、もともと動機づけのある人が活躍できる環境をつくるだけ。
・ミーティングを招集する前にマネジャーは、自分が達成しようとしているのは何なのか、と自問しなければならない。
・何かに「イエス」ということは、他のことに「ノー」と暗黙にいうことだ。「ノー」と頭を振る気迫、正直さ、規律を身につけなければならない。
・レポート作成は重要だが、読むことは重要でないことが多い。“自己規律訓練"の“手段"なのである。

 

■著者について

 

アンドリュー・S・グローブ(Andrew S. Grove)
 1936年ハンガリーのブタペスト生まれ。1956年にハンガリーからアメリカに移住。
ニューヨーク州立大学を主席で卒業(化学工学)し、カリフォルニア大学で博士号取得。
インテル社の創設に参画し、第1号の社員となる。79年社長に就任。97年にはタイム誌の今年の人に選ばれた。
98年にはインテルのCEOを辞任し、2004年には会長から退いた。スタンフォード大学経営大学院で24年にわたって指導した。2016年3月に死去。

 

■目次


序文 ベン・ホロウィッツ
 イントロダクション
第1部 朝食工場――生産の基本原理
1章 生産の基本
2章 朝食工場を動かす

第2部 経営管理はチーム・ゲームである
3章 経営管理者のテコ作用
4章 ミーティング──マネジャーにとっての大事な手段
5章 決断、決断、また決断
6章 プランニング画化──明日のアウトプットへの今日の行動

 第3部 チームの中のチーム
7章 朝食工場の全国展開へ
8章 ハイブリッド組織
9章 二重所属制度
10章 コントロール方式

 第4部 選手たち
11章 スポーツとの対比
12章 タスク習熟度
13章 人事考課──裁判官兼陪審員としてのマネジャー
14章 2つのむずかしい仕事
15章 タスク関連フィードバックとしての報酬
16章 なぜ教育訓練が上司の仕事なのか
最後にもうひとつ─これからの行動指針チェック・リスト

 

2016年

12月

09日

近刊:WIRED VOL.26/特集「ワイアードTV」

WIRED VOL.26/特集「ワイアードTV」 WIRED VOL.26/特集「ワイアードTV」

コンデナスト・ジャパン 2016-12-10
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

新しい映像。新しい物語・ヴィジュアル・ストーリーテリングの新時代

12月10日発売の『WIRED』VOL.26は、新しい映像。新しい物語。ヴィジュアル・ストーリーテリングの新時代を伝える「WIRED TV」特集。

ビヨンセやU2、ロイヤル・オペラハウスなどを手がけるステージデザイナー、エス・デヴリンをはじめ、
VRカメラを報道に持ちこみ「360°ニュースネットワーク」を目指すRYOT、
 独房監禁VRコンテンツをリリースした英国名門新聞『The Guardian』、
 世界初のVRテーマパークVOID、「スター・ウォーズ」のMRコンテンツを手がけるMagic Leap & ILMxLABなど、
 新しい映像の時代の、新しいストーリーテリングのかたちを読み解く総力特集。

 第2特集は「SWISS MADE INNOVATION」独自の文化を世界に発信し続けるスイス。
 音響アーティスト、3つのスタートアップ、強化義体世界大会サイバスロンを現地に赴き取材した。
あらゆる分野でイノヴェイションを生むスイスの秘密を紐解く。

そのほかにも、まもなく任期終了となる米国大統領バラク・オバマと
MITメディアラボ所長・伊藤穰一の対談「LAST MESSAGE FROM THE WHITE HOUSE」、
10月に開催されたWIRED CONFERENCE 2016「FUTURE DAYS」レポートを掲載!

 

第1特集「ワイアードTV」
◇RYOT:報道VRは「共感マシン」か。「没入型ポルノ」か
「世界最大の360°ニュースネットワーク」を目指すRYOT。VRを使った未来のニュースは、
 世界を救う「共感マシン」になれる。のか?

◇トランプの国のジョナ・ノーラン」
 『ダークナイト』『インターステラー』から「パーソン・オブ・インタレスト」「ウエストワールド」まで。
ジョナサン・ノーランが生み出す「トランプの時代」の新しいナラティヴとは? 池田純一が迫る。

◇Netflix/Amazon:一括発注か集合知か。「物語」をめぐる巨人の攻防
Netflix/Amazon。この2大プラットフォームの存在によって、ドラマの話法が大きく変わり始めている。

◇Es Devlin:そのとき、そこで、みんなが、物語の一部になる
英国の演劇界に燦然と輝く舞台デザイナー、エス・デヴリン。
ビヨンセからU2、ロイヤル・オペラハウスまで、その作品にどれだけの人々が心打たれたことだろう。
“感情の建築家"が語る、ストーリーテリングの本質。

◇Magic Leap+ILMxLab: R2-D2が、たしかに家にいる
MRを手がけるMagic Leapと、ILMxLabが共同制作中の「スター・ウォーズ」の新コンテンツ。
 現実世界とヴァーチャル世界をマージするMR技術によって、ぼくらの日常生活が、
 新たなストーリーテリングの場になろうとしている。

 

第2特集「SWISS MADE INNOVATION」
◇電動外骨格レース・世界2位のIHMC Robotics密着レポート
2016年にスイスで初開催された強化義体世界一を決める大会、サイバスロン。
 米国のチーム、IHMC Roboticsの取材を通じて、障害者と健常者の間にある「壁」の行方を追う。

 

OTHER
 ◇バラク・オバマが伊藤穰一に語った未来への希望と懸念すべきいくつかのこと
 デジタルテクノロジーが社会を覆いつくすとき、それらが引き起こす社会的、経済的、倫理的な困難に、
アメリカは、世界は、いったいどう立ち向かうべきなのか。
トランプ大統領誕生直前、バラク・オバマがホワイトハウスから問いかける最後のメッセージ。

……and more!

 

■著者について

 

WIRED(ワイアード)
1993年に米国で創刊し、現在5カ国で展開する、世界で最も影響力のあるテクノロジーメディア『WIRED』の日本版として、2011年6月にウェブサイトと雑誌を同時スタート。テクノロジーの進化を通して、カルチャーから、サイエンス、ビジネス、医療、エンターテインメントまで、社会のあらゆる事象を、読み応えのあるテキスト、美しいデザインとビジュアルでレポート。テクノロジーが時代をどう変え、時代がテクノロジーに何を望むかを考えることで、来るべき世界の未来像を探る総合メディア。

 

2016年

11月

29日

近刊:人類は絶滅を逃れられるのか―――知の最前線が解き明かす「明日の世界」

人類は絶滅を逃れられるのか―――知の最前線が解き明かす「明日の世界」 人類は絶滅を逃れられるのか―――知の最前線が解き明かす「明日の世界」
スティーブン・ピンカー マルコム・グラッドウェル マット・リドレー 藤原 朝子

ダイヤモンド社 2016-11-26
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★★

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

緊急出版! 日米同時発売!
世界最高峰の知性が語る<人類の限界>とは。

スティーブン・ピンカー (『暴力の人類史』)
マルコム・グラッドウェル(『ティッピング・ポイント』)
マット・リドレー(『繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史』)他が大論戦!

人口爆発の危機、核戦争へのシナリオ、
 増大し続けるテロの恐怖、AIの脅威、気候変動リスク……
繁栄か、滅亡か。

◎非国家アクターの増大は世界史を塗り替えるか?
◎遺伝子工学、人工知能においてムーアの法則は有効か?
◎第三次世界大戦は核戦争となるのか?
◎気候変動は有史上にない災害を引き起こすのか?
◎低炭素社会は実現できるのか?
◎世界的なポピュリズムへの傾倒はなぜなのか?

「人類の明日」を科学・歴史・哲学すべての側面から解き明かす!
――人類は絶滅を逃れられるのか?

 

■著者について

 

スティーブン・ピンカー(Steven Pinker)
認知心理学者。ハーバード大学心理学教授。特に言語の発達・進化に関する研究を専門とする。一般向けの著書も多い。『暴力の人類史[上][下]』(青土社)、『言語を生み出す本能』(NHK出版)等。『心の仕組み』が世界的ベストセラーとなり、数々の賞を受賞している。2004年には、米タイム誌が選ぶ「最も影響力のある100人」、2005年にはプロスペクト誌で「知識人トップ100人」の一人に選ばれた。

 

マルコム・グラッドウェル(Malcom Gladwell)
ジャーナリスト、作家。現在は『ニューヨーカー』スタッフライター。著書に『ティッピング・ポイント:いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか』『逆転! 強敵や逆境に勝てる秘密』など。

 

マット・リドレー( Matt Ridley)ほか
科学ジャーナリスト、作家。イギリス貴族院議員(保守党所属)。1958年イギリス、ノーザンバーランドのリドレー伯爵家に生まれる。現在は爵位を継承している。『繁栄――明日を切り拓くための人類10万年史』『やわらかな遺伝子』(ともに早川書房)、『ゲノムが語る23の物語』(紀伊國屋書店)、など、科学啓蒙書を多数発表している。

 

■目次

 

第1章
 人類の歴史から導かれる明日の世界
――4つのシナリオ
 ・人類の寿命は伸長し続ける/医学進歩、貧困率の低下、戦争の消滅、犯罪率の低下(ピンカー)
・人間は結局「死への恐れ」と「妬み」から自由になれない/絶対的な貧困は未来でも消えることはない、寿命がいくら伸びてもそれに対応する「哲学」を人類は持っていない(ボトン)
・食糧問題も環境破壊も実際には起こらない(リドレー)
・テロリズムと気候変動のリスクは増大する(グラッドウェル)

 

第2章
 人類は絶滅を逃れられるのか?
――世界の未来を占う論戦
・IoTがもたらす過剰コネクトとリスク社会
・アフリカ大陸の「絶対的貧困」は解決されるのか
 ・「成長」や「消費」は本当に誰もが望んでいるものか
 ・核兵器の数がどれだけ相対的に減っても平和は訪れない
 ・低炭素社会は実現されるのか

 

第3章
 明日の世界は「繁栄」か、「滅亡」か
 ・科学は「なにができるか」は分かっても「どうすべきか」は分からない
 ・テロや戦争に直面しても秩序が永遠に失われることはない
 ・人類の歴史は昨日よりも「より安全」「より自由」「より豊か」「より健康」「より平和」になっている

 

2016年

11月

24日

近刊:佐藤オオキのボツ本

佐藤オオキのボツ本 佐藤オオキのボツ本
佐藤オオキ

日経BP社 2016-12-09
売り上げランキング : 72135

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

失敗にこそ成功の種がある――
「ボツ」を生かして最高のアイデアを生むプロセス教えます

 

佐藤オオキが初めて明かす仕事の裏側とは?
“門外不出"渾身の「ボツ案」も一挙公開!

 

佐藤オオキさん率いるデザインオフィスnendoでは、現在400を超える
 プロジェクトを同時進行させながら、「提案の数」「質」「スピード」の
3つすべてを目指しています。クライアントから依頼を受けてから短期
 間で複数の詳細な案をしっかり提案し、プレゼンが盛り上がる。まるで
息をするようにたくさんのデザインを生み出す佐藤さんの仕事の後ろには、
 当然のように、大量の「ボツ案」が積み上がっていきます。

 

ほとんど外部の人の目に触れることなく、闇に葬り去られる「ボツ案」。
しかしそこに焦点を当てれば、プロジェクトのプロセスを詳細に伝えられる
 かもしれない。アイデアの生み出し方、プロジェクトの動かし方、思考の
整理の仕方までを語れそう・・・佐藤オオキさんのそんなひと言から、本書

は生まれました。

 

 一見華麗に見えるかもしれないプロジェクトの陰には、多くの失敗が
 あります。考え方を変えれば、むしろ1つの成功のために、数々の失敗を
 あえて生み出す必要があると言えるかもしれません。本書では、さまざま
 な企業にご協力をいただき、佐藤オオキさんの“門外不出"の渾身のボツ
案を一挙公開。アイデアがボツに至るプロセスを類型化し、ボツ案が生成
されるプロセスを整理して、そこに至るまでの過程を図式で示しています。
 「ボツ」を恐れる必要はありません。それは、成功への第一歩なのです。

 

-----------------------------------------------------------------
「日の目を見ることのできなかったボツ案と、
そこに至るまでの経緯の中にこそ、デザイナーの葛藤や苦悩が潜んでおり、
 『成功体験』や『美談』を通じては到底理解できない本質的な価値が
 そこに存在しているんじゃないか、と常々感じています。
そんな、デザイナーの『カッコ悪い』姿を通じて、デザインの魅力を
少しでも多くの方に感じ取って頂けたら幸いです。」
――「はじめに」より
-----------------------------------------------------------------

 

■著者について

 

佐藤オオキ(さとう・おおき) デザインオフィスnendo代表
1977年カナダ生まれ。2000年早稲田大学理工学部建築学科首席卒業。2002年同大学大学院修了、デザインオフィスnendo設立。建築、インテリア、プロダクト、グラフィックと多岐に渡ってデザインを手がける。Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」に選出され、Wallpaper誌(英)、および、ELLE DECOR誌をはじめとする世界的なデザイン賞の数々を受賞。作品はニューヨーク近代美術館(米)、ビクトリアアンドアルバート博物館(英)、ポンピドゥー・センター(仏)など世界の主要な美術館に多数収蔵されている。著書に『ウラからのぞけばオモテが見える』(日経BP社)など。

 

■目次


はじめに

 

第1章 お気に入りのボツ案
 「飲みきらせる」ゴミ箱
 提案するのは形を超えたデザイン
1・5倍の価値をデザインで作る

 

第2章 未来を導くボツ案
ボツを推進力に変える
 ボツを恐れずアイデアを集約
 消費者視点でコンセプトをまとめる

 

第3章 ボツ案を育てる
好循環を生むデザイン
 アイデアはつながることで強くなる
 ビジネスの仕組みから参画する

 

第4章 蘇るボツ案
 自らをボツにする

 

第5章 ボツが人を育てる
 ボツ案が人の心を変えるスイッチに

 

 あとがき

 

2016年

11月

10日

近刊:7日間起業――ゼロから最小リスク・最速で成功する方法

7日間起業――ゼロから最小リスク・最速で成功する方法 7日間起業――ゼロから最小リスク・最速で成功する方法
ダン・ノリス 平野敦士カール

朝日新聞出版 2016-11-18
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★★

著者実績:★★★☆☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

「スティーブ・ジョブズを目指すな」
 「はじめから完璧なサービスは望むな」
 「ローンチしてから顧客に聞け」

 

14年間さまざまな事業で失敗した著者は、
わずか1週間で“億万長者"ビジネスを見つけた──。

 実際にどのように起業したのか、
どんな点にフォーカスするべきなのか、
そして何をするべきでないのか。
 著者自身の失敗に基づいた明確なフレームワークを提供する。

 

1日目 優れた独立起業アイデアの9要素
2日目 MVPって何だ?
3日目 ビジネスの名称を決める
4日目 1日で、100ドル以下でウェブサイトをつくる
5日目 マーケティング、10の必勝法
6日目 目標を定める
7日目 ローンチ

 

誰にでもできる、全米ベストセラーの画期的起業法とは?

 

 

2016年

11月

01日

近刊:ビジネスと人を動かす 驚異のストーリープレゼン 人生・仕事・世界を変えた37人の伝え方

ビジネスと人を動かす 驚異のストーリープレゼン 人生・仕事・世界を変えた37人の伝え方 ビジネスと人を動かす 驚異のストーリープレゼン 人生・仕事・世界を変えた37人の伝え方
カーマイン・ガロ 井口 耕二

日経BP社 2016-11-17
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

30万部のベストセラー『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』著者、渾身の最新作!

データだけじゃ足りない 一流の人はストーリーで納得させる
 ビジネスでは、財務状況や売上などの数字、データを聞きたがると思ってしまう人が多い。
しかし、これは部分的にしか正しくない。
 神経科学の世界で最近確認されたことを忘れているのだ。
つまり、「感情は論理の上を行く」である。
 相手の心をつかまなければ、その頭には届かない。

 

★誰でもいいプレゼンができる「ストーリー」のスキルを教えます!
ストーリーの組み立て方、順番、話し方などのスキルを世界を変えた一流の人たちのプレゼンをもとに解説します。
・個人的なストーリーで命を吹き込む
 ・課題、問い、解決策の3ステップで組み立てる
 ・小学生にわかる言葉で語る
 ・60秒で語れるくらいシンプルに
 ・苦闘を愛して味方につける
 ・聞き手とヒーローが重なるように語る
 など

 

★37人のストーリープレゼンを分析
シリコンバレー企業などビジネスで世界を変えた人、政治家や有名ミュージシャンなど人々の生活に大きな影響を与えた人など、37人のプレゼンを分析します。
<本書に登場する人たち>
・イーロン・マスク(テスラCEO)
・シェリル・サンドバーグ(フェイスブックCOO)
・ビル・ゲイツ(マイクロソフト共同創業者)
・スティーブ・ジョブズ(アップル共同創業者)
・ジョン・ラセター(ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサー)
・アダム・ブラウン(ペンシルズ・オブ・プロミス創業者兼CEO)
・ウィンストン・チャーチル元英国首相
・マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師
・ミュージシャン、スティング
 ・アテネパラリンピック代表、佐藤真海
など

 

2016年

10月

23日

文庫化:決定力! ――正しく選択するための4つのステップ

決定力! ――正しく選択するための4つのステップ (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 決定力! ――正しく選択するための4つのステップ (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
チップ ハース ダン ハース 千葉 敏生

早川書房 2016-11-09
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■読書犬ブックのコメント

 

僕が大好きなハース兄弟の本が文庫化されたよ。

お得だからぜひ読んでね。

 

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★★

確定評価:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

夏野剛氏(慶應義塾大学特別招聘教授)推薦!
「本書は間違わない意思決定の方法を身につけるためのサバイバル本だ。
 決定力を身につけて21世紀を生き抜こう! 」

ビジネスでも私生活でも、私たちはとかく意思決定で失敗しがち。
それは決断を下すときに4つの罠、「視野の狭さ」「思い込み」「一時的な感情」「自信過剰」に陥ってしまうから。
これらを回避し、適切な選択をするための4つのステップ「WRAP」とは?
ビジネス界で大人気のハース兄弟が、
 大物ロックバンドの無茶な契約から大企業の買収失敗、ルーズヴェルトの戦略まで豊富な例を挙げながら、
 正しくチョイスする秘訣を伝授する。

 

2016年

10月

07日

近刊:ビジネスモデル・ナビゲーター 55パターンカード

ビジネスモデル・ナビゲーター 55パターンカード ビジネスモデル・ナビゲーター 55パターンカード
オリヴァー・ガスマン カロリン・フランケンバーガー ミハエラ・チック 渡邊 哲

翔泳社 2016-10-21
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

55枚のカードで、新しいビジネスモデルが創造できる!

 

ビジネスモデルのイノベーションは、天才のひらめきによって生まれると思われがちですが、日本企業では個人のひらめきで事業を動かすことが難しいことも事実です。

スイス・ザンクトガレン大学のオリヴァー・ガスマン教授のチームは長年ビジネスモデルを研究し、成功企業のビジネスモデルは55種類のモデルパターンのいずれかに分類されるということを突きとめました。

この55のパターンのいずれかあるいは複数を自社のビジネスに適用し、アイデア創造の基点とするのが「ビジネスモデル・ナビゲーター」手法です。

本カードは、その55のビジネスモデルについて、1枚に1モデルを記載し、ビジネスモデルの名称、概要説明、採用企業や適用方法の例をコンパクトにまとめてあります。
アイデア出しの作業、社内でのブレストによる合意形成などのプロセスを進めやすいコンパクトな情報量で、創造性を阻害しないようになっています。

また、ビジネスモデルの採用企業の記載は、日本の環境でイメージしやすい日本国内の企業やサービスに改めてあります。

 

ビジネスモデル・ナビゲーター手法について詳解している書籍
『ビジネスモデル・ナビゲーター』(ISBN978-4-7981-4688-1、翔泳社刊)と合わせて利用すると、よりスムーズにアイデア創造に取り組めますが、本カードだけでも十二分にビジネスモデル創造を進められます。

 

※カードサイズは縦15×横10.6cm

 

2016年

10月

03日

近刊:会話の天才 - 自分を変える3つのスキル

会話の天才 - 自分を変える3つのスキル - (ワニブックスPLUS新書) 会話の天才 - 自分を変える3つのスキル - (ワニブックスPLUS新書)
野地 秩嘉

ワニブックス 2016-10-08
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

寡黙でほとんど取材を受けることがなかった、
 高倉健さんのインタビュー集を日本で唯一出版。
 日本を代表するノンフィクション作家として、
ポール・マッカートニーさん、柳井正さん、孫正義さんをはじめ、
3000人を超える超一流と「会話」をするなかで得た技術やコツが
 ポイントを押さえ、わかりやすく紹介されています。

 会話に抱いていたあらゆるネガティブ要素が消え、
 自分が変わり、人生が変わる――
本物の「会話」をする技術が簡単に手に入るのはこの本だけではないでしょうか。

 

■著者について

 

野地秩嘉(のじ つねよし)

1957年、東京生まれ。早稲田大学商学部卒。
 出版社勤務、美術プロデューサーなどを経てノンフィクション作家に。
 人物ルポルタージュ、ビジネスから、食、芸術、海外文化にいたるまで幅広い分野で執筆。
 著書に『キャンティ物語』(幻冬舎文庫)、『TOKYOオリンピック物語』(小学館文庫)、
 『打ち合わせの天才』(光文社新書)、『高倉健インタヴューズ』(プレジデント社)、
 接待は3分(PHP新書)、『川淵キャプテンにゴルフを習う』(プレジデント社)、
 『サービスの達人たち 究極のおもてなし』(新潮文庫)、『SNS時代の文章術』(講談社+α新書)ほか多数。

 

2016年

9月

30日

読書:「稼げる男」と「稼げない男」の健康マネジメント

「稼げる男」と「稼げない男」の健康マネジメント (アスカビジネス) 「稼げる男」と「稼げない男」の健康マネジメント (アスカビジネス)
水野 雅浩

明日香出版社 2016-08-08
売り上げランキング : 7977

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 献本を読んだので感想を書くね。

 

■アマゾンの内容紹介より

 

稼げる男がやっている「健康に対するアプローチ」を50項目でまとめました。

 食事、運動、睡眠、ストレスケアについて、「稼げる男と」と「稼げない男」の習慣を比較しながら解説。

これらを身につければ、肉体的にも精神的にも強くなり、活躍し続ける男になります。

 

 「稼げる男」とは、顧客満足度を追求していくビジネスパーソンを指します。
そしてこれを土台から支えるのが「健康マネジメント」なのです。
お客様の満足度を高めるのに、いくら良いサービスをプレゼンテーションしても、
 太って疲れて老けて見えたら、説得力を産みません。
 根本的な自己管理ができていないことは、一目見て分かるからです。

 

 本書をまとめるに当たり、
1実際に私を含む1,000人を超えるビジネスパーソンに実践してもらい、良い結果が出たもの
2科学的に根拠があるもの
3「今の生活の中で」無理なく実践できる内容
の3点にこだわりました。

 

 本書をきっかけに「仕事の成果を上げるためにこそ、健康戦略に取り組む」という
世界標準の考え方にシフトしていきましょう。

 

■著者について

 

水野 雅浩(みずの まさひろ)

日本ダイエット協会 ダイエットプロフェッショナルアドバイザー
JADP認定 生活習慣予防アドバイザー・サプリメントインストラクター
日本成人病予防協会 健康管理士
 健康美容情報認定協議会 健康美容コミュニケーター
米国NLP&コーチング研究所 NLPプロフェッショナル認定コーチ

中央大学法学部を卒業後、介護サービス事業の全国展開に約10年携わる。
 若い頃の生活習慣により90代でも自立して元気な方と、60代でも寝たきりな方を目の当たりにする。
その後、香港で高級日本食レストランの立ち上げに参画。
 香港のミシュランガイドブックへの掲載をきっかけに世界中のビジネスエリートが顧客となり、 交流を深め「健康マネジメント」の概念に触れる。
 次に、大手サプリメントメーカーでアンチエイジングのサプリメントのマーケティング商品開発に携わり、 予防医学アンチエイジングの体系的な知見を蓄える。
 現在は、3つの異なるキャリアを活かし、「仕事の成果を底上げする健康マネジメント」をテーマにビジネスマン向けのセミナー、 健康経営に取り組む企業の助言を行っている。

 

■目次


Chapter1 健康の基本習慣
Chapter2 稼げる男の「食事」の習慣
Chapter3 稼げる男の「運動」の習慣
Chapter4 稼げる男の「睡眠」の習慣
Chapter5 稼げる男の「ストレスケア」の習慣

 

■読書犬ブックの感想

 

この本には、習慣化したい健康に対するアプローチが50項目にわたって記載されている。各項目は、「稼げる男は~し、稼げない男は~する。」という比較形式の見出し、該当項目に関するエピソードや科学的根拠などで構成されていて、例えば、15番目の項目は、「稼げる男はナッツを食べ、稼げない男はドーナツを食べる。」という見出しで始まり、ドーナツに関するエピソード(ドーナツ食べ放題のオフィス)、ドーナツが健康を害する科学的な根拠、ナッツの効能へと続く。この項目の見出しは、少々ダジャレ感が漂っているが、比較形式の見出しは、インパクトがあり、記憶に貼り付き易い。

本書の50項目には、特に目新しくない常識的な項目も多く含まれているが、これは、裏を返せば、奇をてらうことなく、本当に大切な健康習慣を読者に伝えたいという著者の良心であり、そこに本書の価値があると思う。
本書には、付録として、「仕事の成果を底上げする健康マネジメント」という一覧表がついている。この一覧表は、本書が推奨する健康習慣(メソッドとその理由)を1日の生活のなかに当てはめたもので、チェックリストとして利用できる。できそうな健康習慣から始め、効果が実感できたら徐々に健康習慣を増やしていく。そんなゲーム感覚で本書のメソッドを習慣化できれば、きっと「稼げる男」になるはずだ。(ただし、体だけでなく、頭脳や心も鍛えましょう。)

 

2016年

9月

21日

近刊:ライフ・シフト―100年時代の人生戦略

ライフ・シフト―100年時代の人生戦略 ライフ・シフト―100年時代の人生戦略
リンダ グラットン アンドリュー スコット 池村 千秋

東洋経済新報社 2016-10-21
売り上げランキング : 8921

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★★

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。
働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。
目前に迫る長寿社会を楽しむバイブル。

世界で活躍するビジネス思想家が示す、新しい人生のビジョン。

みんなが足並みをそろえて教育、勤労、引退という
3つのステージを生きた時代は終わった。

では、どのように生き方、働き方を変えていくべきか。
その一つの答えが本書にある。

100歳時代の戦略的人生設計書。

 

《本書の主な内容》

●人生はより長く、健康になる。
●エクスプローラー、インディペンデント・プロデューサー、ポートフォリオ・ワーカーという新しいステージが出現する。
●40年の労働で老後の20年をカバーできても、35年をカバーするのはしんどい。
●テレビの前やゴルフコースで過ごすには、35年はあまりに長い。老後=人生のおまけという考えを捨てよう。
●企業年金、国の年金だけをあてにして生きることは難しくなる。
●お金(有形資産)も大事だが、見えない資産(無形資産)も大事。
●スキル、知識、仲間、評判、健康、生活、友人関係、アイデンティティ、人的ネットワーク、オープンな姿勢が大事。
●大学卒業後、すぐに就職を考えるのは危険。自分を見きわめ、選択肢を広げることを考えるべき。
●結婚相手を選ぶ際は慎重に。
●労働市場に存在する職種は、これから数十年で大きく入れ替わる。
●100歳になった自分がいまの自分をどう見るかを考える。
●個人と企業の間で、産業革命に匹敵するほどの激しい争いが起きる。
●共働きの本当のリスクは、消費水準を下げられないこと。
●金融商品を買うときは、パンフレットの細部に気をつけ、手数料をチェックする。
●レクリエーション(余暇)ではなく、リ・クリエーション(自己の再創造)に時間を使おう。
●男女の役割分担が変わる。質の高いパートナー関係が必要になる。
●数十年単位での役割の調整が必要。高度な信頼関係と徹底した計画が不可欠。
●他の世代と一緒に生き、交流する機会がどんどん増えていく。
●各人のアイデンティティが変わっていく。
●教育機関=学びの提供、企業=多様な人生への対応、政府=格差への対応、という課題がこれから生じてくる。

 

《世界を代表する知識人が称賛! 》
明快でタイムリー、オリジナルで書きぶりも素晴らしく、そしてとても恐ろしい。
ニーアル・ファーガソン(『劣化国家』著者)

 

より健康で長寿になる私たちの人生に関する迫真のケーススタディ。
私たちの知っている世界とはまったく別の未来がくるだろう。
ダロン・アセモグル(『国家はなぜ衰退するのか』著者)


■著者について

 

リンダ グラットン(リンダ グラットン)
ロンドン・ビジネススクール教授
人材論、組織論の世界的権威。

2年に1度発表される世界で最も権威ある経営思想家ランキング「Thinkers50」では2003年以降、毎回ランキング入りを果たしている。2013年のランキングでは、「イノベーションのジレンマ」のクリステンセン、「ブルー・オーシャン戦略」のチャン・キム&モボルニュ、「リバース・イノベーション」のゴビンダラジャン、競争戦略論の大家マイケル・ポーターらに次いで12位にランクインした。

組織のイノベーションを促進する「Hot Spots Movement」の創始者であり、85を超える企業と500人のエグゼクティブが参加する「働き方の未来コンソーシアム」を率いる。

邦訳された『ワーク・シフト』(2013年ビジネス書大賞受賞)、『未来企業』のほか、Living Strategy, Hot Spots, Glowなどの著作があり、15を超える言語に翻訳されている。

著者サイト:
http://www.lyndagratton.com/

 

アンドリュー スコット(アンドリュー スコット)
ロンドン・ビジネススクール教授
ロンドン・ビジネススクール経済学教授、前副学長。オックスフォード大学を構成するオール・ソウルズカレッジのフェローであり、かつ欧州の主要な研究機関であるCEPRのフェローも務める。2005年より、モーリシャス大統領の経済アドバイザー。財政政策、債務マネジメント、金融政策、資産市場とリスクシェアリング、開放経済、動学モデルなど、マクロ経済に主要な関心を持つ。

 

■目次


1 章 生 涯――長寿という贈り物
2 章 資金計画――長く働く時代
3 章 仕 事――雇用環境はどう変わる?
4 章 見えない「資産」――お金に換算できないもの
5 章 シナリオ――「将来可能な自己」を思い描く
6 章 ステージ――人生の新しい構成要素
7 章 マ ネ ー――長い人生に必要なお金をまかなう
8 章 時 間――レクリエーションからリ・クリエーションへ
9 章 人間関係――私生活の変容
最終章 変革への課題

 

 

2016年

9月

12日

近刊:これ、いったいどうやったら売れるんですか? 身近な疑問からはじめるマーケティング

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

身近な8つの疑問からマーケティングの基礎を学ぼう!
会議でよく聞くあんな言葉、こんな言葉、すべてこの1冊でわかります!


■著者について

 

永井孝尚(ながい たかひさ)
マーケティング戦略アドバイザー。1984年に慶應義塾大学工学部を卒業後、日本IBMに入社。マーケティングマネージャーとして事業戦略策定と実施を担当、さらに人材育成責任者として人材育成戦略策定と実施を担当し、同社ソフトウェア事業の成長を支える。2013年に日本IBMを退社して独立。マーケティング思考を日本に根付かせることを目的に、ウォンツアンドバリュー株式会社を設立して代表取締役に就任。専門用語を使わずにわかりやすい言葉でマーケティングの本質を伝えることをモットーとし、製造業・サービス業・流通業・金融業・公共団体など、幅広い企業や団体を対象に、年間数十件の講演やワークショップ研修を実施。著書に『100円のコーラを1000円で売る方法』(KADOKAWA )などがある。

 

■目次

 

第1章 腕時計をする人は少ないのに、なぜ腕時計のCMは増えているのか?
 (この章で学べること:コモディティ化/バリュープロポジション/ブルーオーシャン戦略/マーケティングミックス)

 

第2章 人はベンツを買ったあと、どうしてベンツの広告を見てしまうのか
(認知的不協和/顧客ロイヤルティ/顧客生涯価値/顧客満足の仕組み/ブランド資産)

 

第3章 なぜクリスマスにマンゴーが食べられるのか?
 (イノベーション/顧客の創造(ドラッカー)/プロダクトアウト)

 

第4章 あの行列のプリン屋が赤字の理由
(価格戦略/価値基準型価格設定/コスト基準型価格設定)

 

第5章 セブンの隣になぜセブンがあるのか
(チャネルの考え方/チャネルコンフリクト/ランチェスター戦略/外線戦略・内線戦略)

 

第6章 女の太った財布には何が入っているのか?(
 (競争戦略(コストリーダーシップ、差別化戦略、集中戦略)/規模の経済、経験曲線/顧客開発プロセス)

 

第7章 きゃりーぱみゅぱみゅはなぜブレイクしたのか?
 (イノベーター理論/キャズム理論)

 

第8章 古本屋がふつうの本屋より儲ける理由
(5つの力/参入障壁)

 

2016年

9月

07日

献本:「稼げる男」と「稼げない男」の健康マネジメント

「稼げる男」と「稼げない男」の健康マネジメント (アスカビジネス) 「稼げる男」と「稼げない男」の健康マネジメント (アスカビジネス)
水野 雅浩

明日香出版社 2016-08-08
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読み終えたら感想を書くね。

 

2016年

9月

05日

近刊:ビジネスモデル・ナビゲーター

ビジネスモデル・ナビゲーター ビジネスモデル・ナビゲーター
オリヴァー・ガスマン カロリン・フランケンバーガー ミハエラ・チック 渡邊 哲

翔泳社 2016-10-04
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

ビジネスモデルのイノベーションは、天才のひらめきによって生まれると思われがちですが、 日本企業では個人のひらめきで事業を動かすことが難しいことも事実です。

スイス・ザンクトガレン大学のガスマン教授は長年ビジネスモデルを研究し、成功企業のビジネスモデルは55種類のモデルパターンのいずれかに分類されるということを突きとめました。

 本書は、この55パターンの組み合わせや創造的な模倣によって、 新しいビジネスモデルを創出するツールを紹介する画期的な内容です。
 天才のひらめきではなく、ビジネスモデルをシステマチックに構築するノウハウは、
 企業文化で日本と共通点の多いドイツでも多くの実績をあげています。

ビジネスモデルを創出するナビゲーション手法と、55の必勝パターンそれぞれの発祥からイノベーションの経緯、 成功企業などの詳解から構成されています。

 

■目次


PART 1 ビジネスモデル革新の手引き
1.ビジネスモデルとはなにか?
2.ビジネスモデル・ナビゲーター
3.変革の管理

 

PART 2 ビジネスモデル全55の勝ちパターン
 アドオン/アフィリエイト/合気道/オークション/バーター/
キャッシュマシン/クロスセル/クラウドファンディング/
クラウドソーシング/カスタマーロイヤルティ/デジタル化/
直販モデル/Eコマース/体験の販売/フラット料金/部分所有/
フランチャイズ/フリーミアム/プル戦略への移行/稼動保証/
隠れた収益源/素材ブランディング/インテグレーター/
専門特化プレイヤー/顧客データ活用/ライセンシング/ロックイン/
ロングテール/余剰能力の活用/マス・カスタマイゼーション/
格安製品/オープンビジネス/オープンソース/オーケストレーター/
従量課金/賽銭方式/個人間取引/成果報酬型契約/サプライ品モデル/
レンタルモデル/レベニューシェア/リバースエンジニアリング/
リバースイノベーション/ロビンフッド/セルフサービス/店舗内出店/
ソリューションプロバイダー/サブスクリプション/スーパーマーケット/
低所得層ターゲット/廃品リサイクル/両面マーケット/究極の逸品/
プロシューマー/OEM製品/

 

2016年

8月

31日

近刊:ビジネス・フォー・パンクス Business for Punks ルールを破り熱狂を生むマーケティング

ビジネス・フォー・パンクス Business for Punks ルールを破り熱狂を生むマーケティング ビジネス・フォー・パンクス Business for Punks ルールを破り熱狂を生むマーケティング
ジェームズ・ワット 楠木 建(解説)

日経BP社 2016-09-01
売り上げランキング : 168

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

これほど僕の喜びのツボを押しまくりやがってくる本は滅多にない。
――楠木建(解説より)

 

2007年に約300万円で始めたクラフトビールの会社が、
わずか7年で売上70億円を超える急成長を遂げる。

 熱狂的なファンを世界中でどうやって獲得したのか?
どうやってクラウドファンディングで20億円も集めたのか?
スコットランド発祥のBrewDogの奇跡のマーケティングを、創業者本人が語る!

BrewDog(ブリュードッグ)の経営の根幹は、"パンクの哲学"にある。

 

・始めるのはビジネスじゃない。革命戦争だ
 ・人の話は聞くな。アドバイスは無視しろ
 ・事業計画なんか時間の無駄だ
 ・嫌われ者になれ
 ・永遠に青二才でいろ
 ・すべてがマーケティングだ
 ・顧客ではなく、ファンをつくれ

 

――著者の熱い言葉に加え、ジョニー・ラモーン、マルコム・マクラーレン、
カート・コバーンら、パンクの伝説をつくった先人たちの言葉も収録。

 

■著者について

 

ジェームズ・ワット James Watt
イギリスで最も飲まれているクラフトビール「BrewDog(ブリュードッグ)」の共同創業者。2007年にマーティン・ディッキー(および犬1匹)とともに創業。イギリスでクラフトビールブームの先がけとなる。
その後、瞬く間に世界進出を果たし、その経営手腕や社内文化が注目を集める。2010年、スコットランド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーを最年少で受賞。
2014年、グレート・ブリティッシュ・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー受賞。

 

 楠木建(くすのき・けん) 解説
 一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。1964年東京都生まれ。92年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。一橋大学商学部助教授・同イノベーション研究センター助教授などを経て、2010年より現職。
 専攻は競争戦略とイノベーション。著書に、『ストーリーとしての競争戦略』『「好き嫌い」と経営』『「好き嫌い」と才能』(東洋経済新報社)、
 『好きなようにしてください』(ダイヤモンド社)、『経営センスの論理』(新潮新書)、『戦略読書日記』(プレジデント社)など。

 

 高取芳彦(たかとり・よしひこ) 翻訳
1982 年、神奈川県生まれ。ニュース記事を中心に翻訳・編集を手がける。訳書に『TEAM OF TEAMS(チーム・オブ・チームズ)』(日経BP社)がある。

 

■目次


プロローグ さあ、世界を変えてやろう
1章 戦う自由人のための起業論
2章 未来を見る反逆者のための財務論
3章 迷える子羊のためのマーケティング論
4章 新時代の破滅的パンクのためのセールス論
5章 野望に燃える海賊船長のためのチームビルディング
6章 ひたむきな自由人のための時空論
7章 パンク起業家の頭の中
 結論 すべてはゲームだ
解説 楠木建(一橋大学教授)

 

2016年

8月

22日

近刊:ザ・会社改造 340人からグローバル1万人企業へ

ザ・会社改造 340人からグローバル1万人企業へ ザ・会社改造 340人からグローバル1万人企業へ
三枝 匡

日本経済新聞出版社 2016-09-01
売り上げランキング : 919

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

世界競争で沈む日本企業への答えがここにある!

 

歴戦のトップ経営者が仕掛けた「改革の連鎖」。その経営行動を支えた論理、そして切断力とは?
シリーズ70万部! 『V字回復の経営』の著者最新作。

12年間にわたり仕掛けてきた数々の改革が「事業モデル」の革新を引き起こした。それは、多くの日本企業が立ち後れた罠――欧米から押し寄せる「事業革新の新潮流」に対抗するための打ち手だった。いかにして失敗と成功の壁をよじ登り、「会社改造」と呼べるほど、組織を違う生きものに変身させていったのか。上場企業の現役経営者が自ら書き下ろした改革のドラマ。
 会社を変えるとは、経営者が計算し尽くした戦略的なアプローチと具体的アクションの切り込み方を用意し、そのうえでトップ自らが矢面に立つ覚悟で、既成組織と既成価値観を突き崩していくことである。

 

(以下、「プロローグ」より)
その進化は簡単ではなかった。本書は各章とも、前半では改革プロジェクトがうまく進まない「失敗の状況」が描かれ、後半ではその壁を打破して成功に向かっていくブレークスルー(突破口)が描かれている。すべて実話である。各章に出てくるフレームワークは、多くの会社に当てはまる汎用性と普遍性を含んでいる。
 本書は、これまでに書いた3部作――『戦略プロフェッショナル』『経営パワーの危機』『V字回復の経営』と同じスタイルを踏襲している。お堅い理論書ではなく、読者は実況中継のような物語で生々しい現実を疑似体験しつつ、経営の「論理性」「戦略性」を学んでいく。
ただ、本書とこれまでの3部作では大きな違いがひとつあることを知っておいてほしい。
これまでの3部作はいずれも、追い詰められた会社ないしは事業を2〜3年で再生するという『短期決戦』だった。それに対して本書は、上場企業のCEOに就いてから12年間もの長期にわたり実行した「会社改造」すなわち「改革の連鎖」を追っている。社員わずか340人の超ドメスティックな商社が、いまやグローバル1万人に迫る、世界で戦う企業に転換するためには何が必要だったのか。


■著者について

 

三枝 匡(さえぐさ・ただし)
株式会社ミスミグループ本社取締役会議長。
1967年一橋大学経済学部卒業。三井石油化学を経て、ボストン・コンサルティング・グループの国内採用第1号コンサルタントになる。スタンフォード大学でMBAを取得後、プロ経営者を目指し、30代で赤字会社2社の再建とベンチャーキャピタル会社の経営をそれぞれ社長として経験。40代から16年間、不振企業の再建支援を行う「事業再生専門家」として活動。2002年ミスミ(現ミスミグループ本社)社長CEOに、08年会長CEOに就任し、14年より現職。同社を社員340人の商社からグローバル1万人の国際企業に変身させた。一橋大学大学院客員教授も務める。著書に『戦略プロフェッショナル』『経営パワーの危機』『V字回復の経営』(いずれも日本経済新聞出版社)など。

 

■目次


(会社改造1) 「謎解き」で会社の強み・弱みを見抜く
創業40年で売上高500億円だった上場会社をわずか4年で1000億円に伸ばし、世界大不況を乗り越えて2000億円超の企業に変身させた経営者は、あらかじめどんな「謎解き」をして会社改造に乗り出したのか。

 

(会社改造2) 事業部組織に「戦略志向」を吹き込む
戦略とは何か。それを知らなかった事業部の社員たちは、のたうち回りながら「戦略シナリオ」を描き、売上高150億円の事業部を1000億円超のグローバル事業に成長させた。

 

(会社改造3) 戦略の誤判断を生む「原価システム」を正す
不正確な原価計算は重大な戦略的誤謬を生みかねない。世界の多くの企業が導入に失敗した「ABC原価計算」を、社員たちは日常的に使う戦略目的のシステムとして確立した。

 

(会社改造4) 成長を求めて「国際戦略」の勝負に出る
「海外に無関心、本社の海外事業組織はゼロ、戦略もなし」の状態から、13年後に海外社員7000人、海外売上高比率50 %に迫る国際事業へ。「世界戦略」はどのようにして構築され、実行されたのか。

 

(会社改造5) 「買収」を仕掛けて「業態革新」を図る
商社専業40年の歴史に別れを告げ、メーカー買収に踏み切ったミスミ。「事業モデルの弱点」を一挙に解き放つ業態変革を敢行した戦略の裏には、どのような「歴史観」が、そして「ねらい」があったのか。

 

(会社改造6) 「生産改革」でブレークスルーを起こす
現場の抵抗によって「死の谷」にまで追い込まれかけた生産改革は、何をきっかけにして蘇ったのか。トップと一体になった知的戦いと汗まみれの現場改善は、ミスミの業態に最も適した「世界水準の生産システム」を生み出す。

 

(会社改造7) 時間と戦う「オペレーション改革」に挑む
以前であれば600人でやっていたはずの仕事を、いまはわずか145人でこなせる体制に。カスタマー・センターで行われた、汗と涙と我慢の「業務改革のステップ」とは何だったのか。時間と戦うオペレーションとは?

 

(会社改造8) 「元気な組織」をどう設計するか
「組織末端やたら元気」と「戦略的束ね」の両立が会社の理想。だが、日本の経営の実験場として試行錯誤を重ね、高い成長率を生み出した「ミスミ組織モデル」にも大企業病の脅威が迫る。

 

2016年

8月

05日

近刊:さよならインターネット - まもなく消えるその「輪郭」について

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

インターネットが消える前に

 およそ半世紀前に産声をあげたインターネット。その進化は社会、経済、文化、時間、人、あらゆるものを変化させた。
しかし常時接続、無線接続、IoTのなかでその姿は見えなくなり、自由と可能性に満ちた「世界」は、むしろ閉ざされつつあると家入氏は警告する。
パソコン通信からSNSを経由し、サーバー事業やプラットフォーム事業、さらに都知事選まで、ネットに人生を捧げてきた氏は、なぜ今その「世界」に別れを告げるのか?
果たしてこれから先にやってくる「世界」の姿とは? これは、その「輪郭」を取り戻すための思想の旅。


出版社からのコメント

起業家、実業家、そして活動家など、いくつもの顔を持つ、著者の家入さん。家入さんと聞けば、「IT」「インターネット」を連想される方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かにその経歴をたどれば、いじめに遭い、ひきこもっていた中2のある日、パソコン通信と出会えたことで、人生に光を見出すことができたそう。そして藝大への進学をあきらめて、携わったシステム開発やDTP、そして自らサーバー事業を立ち上げて、当時最年少でジャスダック上場を果たしました。さらには初の"ネット選挙"となった都知事選出馬を経て、いまもクラウドファンディング事業などに邁進するその人生は、「インターネットと不可分」といっても過言ではないでしょう。

しかし、たどりついた現在。家入さんは「ぼくらはインターネットと別れを告げるべきところまで進んでいるのかもしれない」と言います。それは常時接続、無線接続、そしてIoTを実現してきた結果、もはや「空気」のように見えなくなったインターネットが、かつてのように自由や創造性にあふれて、ときに弱い者をやさしく包む「聖域」のような存在から、むしろ狭い世界へ私たちを閉じ込めようとする、陰鬱なものへとなりつつあるから。そして現実の世界で強い力を持つ人の声が、やはりインターネットの世界でも力を持ち、行き過ぎたつながりの結果、お互いを見張りあうような息苦しさが蔓延していることに、強い危機意識を感じているからです。

だから今こそ、消えかけたインターネットの「輪郭」を取り戻す旅へと出かけませんか? これまで社会や文化、経済、そして時間や空間、そして人の姿まで変えてきたインターネット。その輪郭をたどること、そしてその未来像を探求することは、きっとあなた自身の未来の姿を見出す試みにもなるはず。さあ、あなたも一緒に。

 

■著者について

 

家入一真(いえいり・かずま)
1978年、福岡県生まれ。活動家。いじめがきっかけで高校を中退後、ひきこもりに。就職後も対人関係に悩み「誰も会わずに仕事がしたい」と起業を決意。2001年、自宅で「ロリポップ! レンタルサーバ」をリリース。2003年に株式会社paperboy&co.を創業。2008年最年少でJASDAQ市場へ上場。退任後は「CAMPFIRE」「BASE」などのウェブサービスを立ち上げ、取締役に就任。渋谷「ON THE CORNER」などのカフェ運営も。悩める若者の立場に立ち、現代の駆け込み寺「リバ邸」などを精力的に展開。2014年東京都知事選挙へ出馬し主要候補に次ぎ88,936票を得る。著書に『こんな僕でも社長になれた(イーストプレス刊)』『お金が教えてくれること(大和書房刊)』『もっと自由に働きたい(ディスカバー21刊)』など。

 

■目次


はじめに
 インターネットが「ハサミ」?/小さな世界の大きな価値/じゃあインターネットとぼくらはどこへ向かうんだろう

 

前章 インターネットが消える前に
 インターネットという言葉の意味が変わった/無意識のネット接続/輪郭を失うことによるリスク/インターネットは最初に儀式を失った/そして「輪郭」を失ったインターネット

 

第一章 やさしかったその世界─ユーザーからプラットフォーマーになるまで
 ぼくは確かにインターネットに救われた/やさしかった小さな世界/つながりたいことの可視化/「破壊の道具」や「逃げ込める先」としての期待/爆発し始めた自己表現/現実世界を侵食するインターネット/信じるに足る世界は確かに存在した

 

第二章 さよならインターネット─その輪郭を喪失するまで
「Web2・0」で決壊が始まった/ギークのためのインターネットの終わり/現実と同じ「つながり」をもたらすSNS/「Web2・0」の向こう側に姿を現したもの/即物的で現実的な期待の中で/ソーシャルゲームに参入しなかった理由

 

第三章 輪郭が失われた世界─まだそこは信頼に足るものだったのか
終わりの始まり/クラウドファンディングという光/輪郭が溶けたことによるポジティブな側面/「個人」の再発見/政治とインターネット/そして余る「時間」/インターネットの輪郭をつかまえる

 

第四章 インターネットは「社会」の何を変えたか
 インターネットは何を変えて、変えなかったのか
社会
インターネットの世界はむしろ縮小している/祭りの場すら閉ざされる/インターネットに怯える人々/警備員だらけの相互監視社会/パノプティコン化したインターネット/シェア、フラット、フリー
文化
あふれる表現者と不足する鑑賞者/無理強いされた表現としての「批評」/「欲しがらない名無しさん」から「欲しがる名無しさん」へ/かつての「匿名性」は奥ゆかしさをもたらしてくれた/目出し帽を被る覚悟
経済
インターネットがポジティブな変化をもたらした分野/激減したコミュニケーション・コストがもたらしたこと/進む「CtoC」と「シェア」/コピーできるものにお金は集まらない/お金に生まれた新しい価値/善意も炎上する

 

第五章 インターネットは「私たち」の何を変えたか
時間
 誰もが別の時間を歩み始めた/細切れになった時間/常に「オン」の弊害
空間
 不幸な伝言ゲームが蔓延した/あえて伝言ゲームをしたがる人たちの登場/サードプレイスの登場

 人の価値はポイントで決まる/「装置」になりたい人/人は「概念」にもなれる/あなたの友達はネットが選ぶ/変わる家族の意味

 

第六章 ぼくらはインターネットの輪郭を取り戻せるのだろうか
 インターネットの輪郭を取り戻すということ/分断された世界の外へ向かおう/エクスターネット的/Six degrees の外に行こう/世界を強制的に変えてみよう/書店に行こう/プラットフォーマーになろう

 など

 

2016年

7月

19日

近刊:TED TALKS スーパープレゼンを学ぶTED公式ガイド

TED TALKS スーパープレゼンを学ぶTED公式ガイド TED TALKS スーパープレゼンを学ぶTED公式ガイド
クリス・アンダーソン 関 美和

日経BP社 2016-07-15
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

ケリー・マクゴニガル、ビル・ゲイツ、アル・ゴア、ケン・ロビンソンなどが登場し、 世界中が注目するカンファレンス「TED」

 

 忘れられないプレゼンを生み出す舞台裏とノウハウを
TED代表のクリス・アンダーソンが自ら解説する初めての公式ガイド!

 

人前で話すのが怖くない人なんていない。
それは、失うものが大きいからだ。
だけど、心がけ次第で、恐怖をエネルギーに変えられる。
プレゼンの能力は、生まれつきの才能ではない。
だれでもが自分に合ったやり方を見つけて、上手に話す技術を身につけられる。

 

TEDのノウハウを代表自ら解説!
プレゼンの天才のように見えるTED登壇者も、実はTEDスタッフからのアドバイスをもとにリハーサルを重ねています。

 

 暗記するのかしないのか? スライドの色やフォントはどうするのか? ストーリーをどう組み立てるのか? など
具体的な21のノウハウを解説します。

絶対に失敗する「やってはいけないNG」も教えます
TEDのプレゼン形式だけを真似てもうまくはいかない。

 

 実際本書では、著者がプレゼンの途中で割って入ったTEDトーク、酷評を受けてネットで公開しなかったTEDトークの失敗例もクリス・アンダーソンが本音で語り、絶対にしてはいけないことも解説します。

 

■著者について

 

クリス・アンダーソン
TED代表兼キュレーター。オックスフォード大学を卒業後、ジャーナリストとして活躍。
100以上の雑誌やウェブサイトを成功させたのち、2001年に非営利団体のTEDを買収した。
TEDの精神「広める価値のあるアイデア」を世界的に広めた。米国ニューヨーク在住。

 

■目次

 

プロローグ

基本
1 プレゼンテーション・リテラシー
2 アイデアを築く
3 よくある落とし穴
4 スルーライン

ツール
5 つながる
6 ストーリーを語る
7 説明する
8 説得する
9 見せる

準備
11 ビジュアル
12 原稿を書く
13 つかみと締め

本番
14 服装
15 メンタルの準備
16 ステージの設定
17 声と存在感
18 フォーマット革命

考察
19 トーク革命
20 なぜそれが重要か
21 次はあなたの番

謝辞
訳者あとがき
付録 本書に登場するTEDトーク

 

2016年

7月

11日

近刊:左遷社員池田 リーダーになる〜昨日の会社、今日の仕事、明日の自分〜

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★☆☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

ビジネス界が大絶賛!
ストーリーを通して「会社とリーダーの成長」を体感できる痛快な仕事ドラマ!
小説でありながら、ビジネス書としての機能も充実しています。

 

【ストーリー】
ドレッシング製造を手がけるフリージアは、アットホームな中堅企業。
しかしカリスマ創業社長が急死すると社内は一変。元銀行員の娘婿が新社長に就任し、
 元敏腕経営コンサルタントを右腕に起用。しかし改革断行も虚しく、業績はジリ貧に。
そんな会社の危機に、ある男が立ち上がる。それは前社長と二人三脚で会社を築き上げた
「伝説のナンバー2」、近藤だった。近藤はまず、左遷され落ち込んでいた中堅社員・池田に
目をつける。こうして池田の「リーダー修行」が始まった……。

 

■著者について

 

慶應義塾大学商学部卒。野村證券、CSK、CSKホールディングス副社長、
UCOM社長等を歴任。現在、(株)発現マネジメント代表取締役。
 新規事業を企画立案するかたわら、ベンチャー企業数社の社外役員等も務め、
 若い経営者の育成・支援に手腕を発揮している。


■目次

 

◆プロローグ

◆第一章 池田、左遷される
~理不尽な扱いを受けてもやる気を失わないために

◆第二章 池田、立志する
~思うように評価されないときの対処法

◆第三章 池田、経営を考える
~誰のために、何のために会社はあるのか

◆第四章 池田、組織を知る
~会社の成長を加速させるために何が必要か

◆第五章 池田、企画を学ぶ
~アイディアとイノベーションを生み出す環境とは

◆第六章 池田、人を理解する
~多くの人を動かす「巻き込み力」を身に付ける

◆第七章 池田、プロジェクトを推進する
~仕事を動かすリーダーの思考と行動

◆第八章 池田、リーダーになる
~予測していなかった危機的状況ですべきこと

◆エピローグ

 

2016年

7月

01日

近刊:ミライの授業

ミライの授業 ミライの授業
瀧本 哲史

講談社 2016-07-01
売り上げランキング : 236

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

2015年、私は全国の中学校を飛び回った。超難関として全国にその名を轟かす兵庫県の灘中学校や、福島第一原発事故の影響で避難生活を余儀なくされている福島県飯舘村立飯舘中学校など、さまざまな中学校を訪ねた。
目的はひとつ、未来に生きる14歳のきみたちに、特別講義を届けるためだ。
 中学生向けの講義だからといって、レベルを落としたつもりはない。本講義の根底に流れるのは、ふだん私が京都大学の学生たちに向けて語っているのと同じテーマであり、問題意識だ。
 講義のタイトルは「未来をつくる5つの法則」。その中身は、ざっと次のような感じである。ぜひ法則の「?」に入るキーワードを想像してみてほしい。
法則1 変革の旅は「?」からはじまる
法則2 冒険には「?」が必要だ
法則3 一行の「?」が世界を変える
法則4 すべての冒険には「?」がいる
法則5 ミライは「?」の向こうにある
本書は、その講義のエッセンスを凝縮した一冊である。未来を生きるきみたちに向けた、未来を変える特別講義だ。

学校は、未来と希望の工場である――。そしてきみたちは魔法を学んでいる。ベストセラー『僕は君たちに武器を配りたい』の著者が全国の中学校を訪れて開講した特別講義「未来をつくる5つの法則」のエッセンスを凝縮した一冊。未来を生きるすべての子どもたちに、そして今を生きるすべての人に贈る、筆者著作活動の集大成

 

■著者について

 

瀧本 哲史
京都大学産官学連携本部イノベーション・マネジメント・サイエンス研究部門客員准教授。東京大学法学部卒業、同大学大学院法学政治学研究科助手を経て、マッキンゼー&カンパニーでおもにエレクトロニクス業界のコンサルティングに従事。その後独立。若い起業家を支援するエンジェル投資家として活動しながら京都大学で教鞭をとる。著書に、『僕は君たちに武器を配りたい』(ビジネス書大賞2012受賞)、『君に友だちはいらない』(以上、講談社)『武器としての決断思考』(星海社)、『戦略がすべて』(新潮新書)などがある

 

■目次


14歳のきみたちへ
「メイド・イン・ジャパン」から「メイド・イン・世界へ」/現在進行形の未来に備えようほか

 

ガイダンス――きみたちはなぜ学ぶのか?/きみたちが学んでいるものの正体/魔法はどこから生まれるのか/世界を変えた数学者、ニュートン/哲学ではない「あたらしい真理」へ/最大のキーワード「知は力なり」/人間を惑わす4つの「思い込み」ほか

 

1限目 世界を変える旅は「違和感」からはじまる
きみが「冒険」に出る理由/問題解決から「問題発見」の時代へ/「戦場の天使」の意外な素顔とは!?/偉大なる統計学者、ナイチンゲール/頑固な医学者、森鴎外/未知の課題には「論より証拠」で取り組む/世界をひっくり返した男の正体/コペルニクスはなぜ30年も沈黙したのか? ほか

 

2限目 冒険には「地図」が必要だ
自分だけの「仮説」を証明しよう/仮説の旗は「空白地帯」に立てる/ごくふつうの高校教師だった世界的化学者/あえて選んだイバラの道/空白地帯から大逆転のノーベル賞へ/中学一年生で起業を考えたビル・ゲイツ/マイクロソフトの社名に込められた想いほか

 

3限目 一行の「ルール」が世界を変える
柔道が世界で愛されるたったひとつの理由/22歳の女性が日本社会を変えた/第二の故郷で憲法をつくる/日本の女性を救うために/世界にも類を見ない先進的な憲法/孤児院から世界的デザイナーへほか

 

4時限目 すべての冒険には「影の主役」がいる
勇者は仲間と「パーティ」をつくる/星を見上げる男、伊能忠敬/日本地図をつくったほんとうの理由/仲間と共有すべき「目的」と「手段」/忠敬の遺志を継いだ弟子たち/「鉄の女」と呼ばれた女性リーダー/サッチャーを陰で支えた「もうひとりの主人公」ほか

 

5時限目 ミライは「逆風」の向こうにある
変革者はいつも「新人」である/世界一の小説家になった「新人」/ハリー・ポッターが生まれた魔法の列車/逆境のなかで下したふたつ決断/8歳の少女に救われたハリー・ポッター/「小さな巨人」と呼ばれた日本人女性/困難に直面したら基本原則に立ち返る/誰からも期待されなかった国連難民高等弁務官ほか

 

ミライのきみたちへ

 

2016年

6月

29日

読書:デスマーチに追われるIT技術者が勉強せずに英語力を身につけてキャリアアップした方法

 

献本を読んだので感想を書くね。

 

■アマゾンの内容紹介

 

月の残業150時間!
デスマーチに追われるIT技術者が、それでもTOEICスコア900以上の英語力を身につけた秘密とは……?
スクール通いも、特別な教材も不要! ふだんの行動をちょっと変えるだけで英語がいつの間にか身につきます。
 「英語ができた方がいいとは思うけど、苦手だし、時間がない」と悩むビジネスマンのための、「無理をしないで自然に英語力がつく」勉強法の指南書です。
頑張らなくても、知らぬ間に英語力が上がる「ちょっとしたコツ」が満載!

 

■著者について

 

鈴木/信貴
1973年生まれ。ITコンサルタント、ITエンジニア。東京理科大学大学院理工学研究科情報科学専攻修了。IT企業に入社し、15年間、ソフトウェア開発やシステム開発、ビジネス開発を担当。社会人1年目から残業の多い生活を送りながら、楽に簡単に英語力を身につける方法を自ら考案、実践し、テストに特化した対策を行わずにTOEIC915点の英語力を身につける。転職を経て、現在はIT企業でITセキュリティ基盤の構築に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

■目次

 

第1章 こんなことをしていませんか? ~英語を上達させたいなら変えるべき、14の行動~
第2章 こんな風に考えていませんか? ~英語を上達させたいなら捨てるべき、11の思い込み~
第3章 ふだんやっていることを、ちょっとだけ変えてみよう! ~英語ができるようになる、18の行動~
第4章 あなたの環境を、ちょっとだけ変えてみよう! ~英語の上達を助ける、5つの準備~

 

■読書犬ブックの感想

 

この本には、英語力を上げるための考え方やアイデアが豊富に含まれている。著者の考え方やアイデアによれば、それほど頑張らなくても英語脳が鍛えられ、英語力が上がるだろう。英語力が必要な人は、この本と読書犬ブックの成功法則を使って英語力を上げましょう。つまり、この本を読み、記憶に貼り付け、素直に実行すれば、英語力は絶対に上がる。TOEICスコアでどの程度上がるかはわからないけど、英語脳が鍛えられることは間違いない。

 

読書犬ブックの成功法則を信じていない人は、有名な「1万時間の法則」に当てはめて考えてみてほしい。「1万時間の法則」は、様々な分野のスキル習得には概ね1万時間の練習が必要だという法則で、諺の「石の上にも3年」と数量的に類似している。著者のアイデアによれば、無理なく英語の練習時間を確保できるので、過去の練習時間(中学、高校、大学における英語の授業時間、受験における英語の勉強時間など)も加算すれば、比較的容易に1万時間に到達できるはずだ。

 

無理をせずに英語力を上げたい人は、上にあるリンクからアマゾンに行き、この本を買いましょう。

 

2016年

6月

28日

近刊:〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則

〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則 〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則
ケヴィン・ケリー 服部 桂

NHK出版 2016-07-23
売り上げランキング : 6875

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★★

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

それは不可避だが、
まだ始まったばかりだ。
――WIRED創刊編集長による最新作!

 

AI(人工知能)は電気のように日常を流れ、VR(ヴァーチャルリアリティ)は現在のスマートフォンのような存在となる─ベストセラー『テクニウム』でテクノロジー進化の普遍的原理を鮮やかに描き出した著者が、今後30年間の間にわれわれの未来が不可避的に向かう先を、12のキーワードから読み解く待望の書!
(原書タイトル:THE INEVITABLE)

 

知性がまるで家庭の電気のように、
モノに流れ込む時代に何が起こるのか、
(それはすぐそこだ! )、本書は大切な洞察を与えてくれる。
―クリス・アンダーソン(『FREE』『MAKERS』著者)

 

■〈目次〉(仮)

 

1. BECOMING
2. COGNIFYING
3. FLOWING
4. SCREENING
5. ACCESSING
6. SHARING
7. FILTERING
8. REMIXING
9. INTERACTING
10. TRACKING
11. QUESTIONING
12 .BEGINING

 

■著者について

 

ケヴィン・ケリー(Kevin Kelly)
ワーイアード創刊編集長。1952年生まれ。著述家、編集者。1984〜90年までスチュアート・ブラントと共に伝説の雑誌ホール・アース・カタログやホール・アース・レビューの発行編集を行い、93年には雑誌WIREDを創刊。99年まで編集長を務めるなど、サイバーカルチャーの論客として活躍してきた。現在はニューヨーク・タイムズ、エコノミスト、サイエンス、タイム、WSJなどで執筆するほか、WIRED誌の〈Senior Maverick〉も務める。著書に『ニューエコノミー 勝者の条件』(ダイヤモンド)、『「複雑系」を超えて』(アスキー)、『テクニウム――テクノロジーはどこへ向かうのか?』(みすず書房)など多数。

 

2016年

6月

21日

近刊:10%起業 1割の時間で成功をつかむ方法

10%起業 1割の時間で成功をつかむ方法 10%起業 1割の時間で成功をつかむ方法
パトリック・J・マクギニス 小山 龍介

日経BP社 2016-06-17
売り上げランキング : 109616

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★☆☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

もはや、一つの会社、一つの仕事だけに依存することはリスクだ。
 自分の時間を未来のために投資し、「10%起業家」になろう。

 今の会社をやめずに、夜や週末の時間を利用して、もう一つのキャリアを始める。
そうして得られたスキルや人脈は、誰のものでもない、自分のためのものだ。

リーマンショックですべてを失った著者が見つけた、
 「10%起業家」として生きる道を、豊富な事例で解説する。

 人生の時間という限られたリソースを、ただ「生きる」ために費やしてはダメだ。
 僕たちの命は、現在を「生きる」だけでなく、未来へ向かって「生きていく」ためにこそある。
そう考えると、10%は「余り」ではない。むしろ10%のほうにこそ人生の本質がある。
(日本版序文より)

 

■著者について

 

パトリック・J・マクギニス (PATRICK J. McGINNIS)
ベンチャーキャピタリスト、プライベート・エクイティ投資家。ジョージタウン大学卒業。ハーバード・ビジネススクールでMBAを取得。
JPモルガン・パートナーズ、パインブリッジ・インベストメンツなどを経て、
 新興市場で活動する投資家や企業に戦略的アドバイスを提供するディリゴ・アドバイザーズを設立。
また「10%起業家」として、南北アメリカ、ヨーロッパ、アジアの新興企業に多角的に投資するいっぽう、
 新聞・雑誌への寄稿、講演活動も精力的に行う。ニューヨーク在住。


■目次


第1章 一つの仕事だけでは十分ではない
第2章 10%起業の利点
第3章 10%起業の5つのタイプ
第4章 あなたはどのタイプ?
第5章 時間と資金の有効活用
第6章 長所を生かす
第7章 発見、分析、コミットメント
第8章 チームづくり
第9章 障害を乗り越える
第10章 長期戦に勝つ

 

2016年

6月

20日

近刊:Q思考――シンプルな問いで本質をつかむ思考法

Q思考――シンプルな問いで本質をつかむ思考法 Q思考――シンプルな問いで本質をつかむ思考法
ウォーレン・バーガー 鈴木 立哉

ダイヤモンド社 2016-06-24
売り上げランキング : 170258

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

★ダニエル・ピンク(『モチベーション3.0』著者)絶賛!
★ティム・ブラウン(IDEO社長兼CEO)絶賛!
★アダム・グラント(『GIVE & TAKE』著者)絶賛!
★NYタイムズ、ブルームバーグ・ビジネスウィーク、
パブリッシャーズ・ウィークリー他、全米各紙誌絶賛!

 

全米のあらゆるメディアで絶賛された「驚愕の思考法」がついに日本上陸!
グーグル、IDEO、ネットフリックス、パタゴニアなど、最も革新的な企業で
次々と爆発的な発想を生み続けている思考のメソッドが初めて明らかに!
「たった1行の問い」で、だれもが見たことのないような美しい答えを生む画期的な方法!

 

◎「組み合わせ」が新たな発想を生む
◎ベゾス、ブリン、ペイジの共通のルーツ
◎Q思考の「3ステップ」をマスターする
◎「変化をつくりだす方法」を観察する
◎鋭い「なぜ?」を生み出す条件
◎「では、どうすべきか」は言えなくていい
◎「開いたり閉じたり」して質問のレベルを上げる
◎だれも持っていない視点をつかむ「ヴジャデ発想法」

 

いまの時代、新しいもの、新しいやり方を生み出さなくては
生き残れないというのは、どんな業界でも同じではないか。
 本書は、そんな問題にきわめて効果的な一冊だ。
つまり、これまでの考え方の延長では
生み得ないものを生むための「新しい思考法」なのだ。

1つしかない「正解」をめざしてものを考えるのではなく、
 次から次に、「いったいどんな問題があり得るだろう」と考えていくなかで
思考の枠を広げていき、通常では辿り着けないような
大きなスケール・次元の発想を生み出していく方法を、
 順を追って具体的に説いていく。

とりわけクリエイティブな人材がなかなか出てこないといわれる日本において、
これからの時代を拓いていくためのターニング・ポイントになり得る1冊だ。

 

■著者について

 

ウォーレン・バーガー(Warren Berger)
デザイン思考、イノベーションといった領域に強みを持つジャーナリスト。ハーバード・ビジネス・レビュー誌、ワイヤード誌、ファストカンパニー誌などに寄稿多数。世界中の何百ものトップイノベーター、起業家、クリエイティブシンカーらに、彼らがどのように疑問を抱き、質問を重ね、独創的なアイデアをつかみ、問題解決しているかを取材。本書は年間ベスト5(IDEO社長兼CEOティム・ブラウン選出)、クリエイティブリーダーへのベストブック、思想的リーダーのためのベスト5(ジェフリー・デイヴィス選出)などに選ばれた他、ニューヨークタイムズ紙他全米各紙誌で絶賛を受け、世界中で刊行。世界の革新的・創造的なビジネスリーダー、企業に大きな影響を与えている。

 

2016年

6月

08日

近刊:WIRED VOL.23/特集 GOOD COMPANY いい会社

WIRED VOL.23/特集 GOOD COMPANY いい会社 WIRED VOL.23/特集 GOOD COMPANY いい会社

コンデナスト・ジャパン 2016-06-10
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

 ■特集「GOOD COMPANY いい会社 ビジネスとミッションは両立できる! 」
 会社は何のため、誰のためにあるものなのでしょうか。
株主や儲けのためだけに存在している、とするのではなく、
すべての「会社」がいま、新しい存在理由を求めはじめています。

◆いい会社・その条件 鎌倉投信・新井和宏と訪ねた7つの会社
独自の基準で選定した「いい会社」への投資によって、利益を出し続けている鎌倉投信。
同社ファンドマネジャーの新井和宏が考える7つの「いい会社」とは。

◆B-Corpという挑戦 ミッションは「利益」に優先するのか?
公益のために存在するというコンセプトの新しい企業形態「B-Corp」。
ムーヴメントの震源地、ペンシルヴァニア州ウェインを佐久間裕美子が訪ねた。

◆未来の「いい暮らし」をつくる グッドライフ・カンパニー 15
Simoneのムラカミカイエと、Inamoto & Coのレイ・イナモトが選ぶ、
「本当にグッド」なライフスタイルカンパニー15選。

◆ファミリービジネスは未来を恐れない
経済危機や社会の変化を乗り切り、長い歴史を紡ぐファミリービジネスの強さの秘訣とは。
同族経営を200年以上続けている企業にしか入会が許されない謎の組合・エノキアン協会と、
日本の老舗同族企業から学ぶ。

◆ぼくらの「会社」論
JumpStartFund/Beats by Dr. Dre/ Hootsuite/BimBomBam楽団/Kiva。
それぞれの会社のトップたちに訊いた「会社」論。

◆Androidの生みの親がつくる「会社を超える会社」
アンディ・ルービンがつくった「Playground Global」が目指すものとは。

◆つながりはマネできない シャオミ流3つのエコシステム
450億ドルの市場価値をもつ、アジア最大のユニコーン企業シャオミ。
その成功の理由は、彼らがインターネット上につくりあげた「つながり」にあった。

◆濱口秀司の「美しいビジネス」

◆ベスタクス創業者 椎野秀聰のものづくり

◆ビジネスのドライヴ|並木裕太

◆法人の進化史 アメリカを動かす「身体としての会社」|池田純一


■その他
◇21世紀法律相談所
◇被曝・露光・告白 チェルノブイリ30年目の光
◇亡命者たちのホームグラウンド 「難民だけのチーム」の快進撃
◇川田十夢の「とっくの未来」 文学から読み解くテクノロジー
◇Meet the Legend Vol.7 ディーター・ラムス、伝説的工業デザイナー
◇連載ぼくらのグランド・チャレンジ|石川善樹

出版社からのコメント

『WIRED』 VOL.23は、予価630円(税抜583円)となります。

 

2016年

5月

31日

近刊:ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 (単行本) ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 (単行本)
アダム・グラント シェリル・サンドバーグ

三笠書房 2016-06-24
売り上げランキング : 301079

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

 仕事に対する
「最上(ベスト)の構え」がここにある!
――監訳者・楠木 建

 

「独創性」は、与えられるものではない。すでにあなたの中に存在するのだ――

◎なぜ、人は「可能性の高い企画」にダメ出ししがちなのか
◎あるアップル社員が、スティーブ・ジョブズに猛反論して成功を収めた理由
◎「うちの会社に投資すべきではない理由」を説明し、巨額の資金を得た起業家
◎「やさしい上司」より「トゲのある気むずかしい上司」に
◎部下に「解決策」を求めてはいけない …etc.

「本書は、“本性”としてリスクを回避しようとする“ふつうの人々”が
(ふつうの人だからこそ)、流れに逆らう不安や恐怖をはねのけて、
“オリジナルな何か”を実現させるためのさまざまなヒントを数多く含んでいる」
(「監訳者のことば」より)

 

■著者について

 

フェイスブックCOO

 

■目次


まえがき――これは一人ひとりの人生を変えてしまう、すごいアイデア
シェリル・サンドバーグ(フェイスブック最高執行責任者〈COO〉、リーンイン・org創設者)

PART 1 変化を生み出す「創造的破壊」――「最初の一歩」をどう考えるか

PART 2 大胆に発想し、緻密に進める――キラリと光るアイデアとは

PART 3 “無関心”を“情熱”へ変える法――まわりを巻き込むタフな説得力

PART 4 賢者は時を待ち、愚者は先を急ぐ――チャンスを最大化するタイミング

PART 5 「誰と組むか」が勝敗を決める――パワフルな結束をつくる人の見分け方

PART 6 「はみ出す人」こそ時代をつくる――どこに可能性が隠されているか

PART 7 ダメになる組織、飛躍する組織――風通しよく、進化を遂げるしくみづくり

PART 8 どんな「荒波」も、しなやかに乗りこなせ――あらゆるものをエネルギーにする方法

監訳者のことば――「いわれてみれば当たり前」の妙味
楠木 建

 

2016年

5月

10日

近刊:行動経済学で解決する100の不合理

アリエリー教授の人生相談室──行動経済学で解決する100の不合理 アリエリー教授の人生相談室──行動経済学で解決する100の不合理
ダン・アリエリー 櫻井 祐子

早川書房 2016-05-10
売り上げランキング : 10051

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

行動経済学の第一人者が、読者から寄せられた意思決定や人間関係の疑問と悩みに全力で回答。
 行動経済学の基本が楽しく学べて、日々の選択にもう迷わなくなる!
ウォールストリート・ジャーナルの超人気連載の書籍化。

 「貸したお金をちゃんと返してもらうには?」
 「転職したら幸せになれる?」
 「頼まれごとはどう断ればいい?」
 「旅費の節約と快適な旅、どっちをとるべき?」

<日本語版付録>識者2人がアリエリーに質問!
 成毛眞氏:「新型iPhoneが出るたび買ってしまうのはなぜ?」
 三谷宏治氏:「行動経済学では説明つかないことって?」

 

■著者紹介

 

ダン・アリエリー Dan Ariely
デューク大学教授。過去にマサチューセッツ工科大学のスローン経営大学院とメディアラボの教授職を兼務したほか、カリフォルニア大学バークレー校、プリンストン高等研究所などにも在籍。また、ユニークな実験によりイグ・ノーベル賞を受賞している。2014年4月にはNHK Eテレ「お金と感情と意思決定の白熱教室」に出演して話題を呼ぶ。著書に、『予想どおりに不合理』『不合理だからうまくいく』『ずる』『お金と感情と意思決定の白熱教室』(以上早川書房刊)がある。

 

2016年

4月

27日

近刊:サーチ・インサイド・ユアセルフ

サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法 サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法
チャディー・メン・タン ダニエル・ゴールマン(序文) 一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート

英治出版 2016-05-17
売り上げランキング : 736

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

Googleの人材はこの研修で成長する
自己認識力、創造性、人間関係力を高めるアプローチ


Google発、世界のビジネスリーダーが実践する能力開発プログラムのすべて!

なぜGoogleの社員は、楽しく創造的に働き、柔軟性を持ち、優れた成果を上げられるのか?
その鍵を握るのが、独自の研修プログラム「サーチ・インサイド・ユアセルフ(SIY)」。
 心を整える手法「マインドフルネス」を、科学にもとづき、日々実践しやすい形にした
「SIY」はGoogle内で熱狂的に支持され、SAP、アメリカン・エキスプレス、LinkedInなど
他の企業や大学にも次々に採用されている。その内容を開発者自身が語った本書は、
まさにビジネスパーソンや入門者にとってマインドフルネス実践バイブルというべき一冊。
1分でできるものから本格的なものまで、自己認識力、創造性、人間関係力など
 さまざまな能力を高める驚きの技法をユーモア交えてわかりやすく紹介する。


序文=ダニエル・ゴールマン(『EQ こころの知能指数』著者)


世界26カ国で翻訳・出版! New York Times ベストセラー、各界リーダーが絶賛!

「この本とプログラムはグーグルの文化の最高の部分を表しています」
――エリック・シュミット(グーグル会長)

「SIYは時を超えた叡智のギフトであり、実用的で立証されたツールを与えてくれます」
――ジョン・マッケイ(ホールフーズ創業者)

「SIYは情動的知能(EQ)の原則に沿った実践的ガイドです。この本は人生を変える可能性をもち、幸福をもたらしてくれます」
――トニー・シェイ(ザッポスCEO)

「望まない結果を避けるにはそれを生む条件を変える必要があることをこの本は示しています。自分の思考のパターンを変えれば、それがもたらす態度と感情を変え、内なる平和と幸せを得られるのです」
――ダライ・ラマ14世

「すばらしいアドバイスを提供する本。他者への思いやりを示すことが自分自身に幸せをもたらすというメンの洞察に感謝します」
――ジミー・カーター(元アメリカ大統領)

「時を超えた叡智と現代科学を統合し、チャディー・メン・タンは成功と幸福への楽しく実践的なガイドを生み出しました」
――ディーパック・チョプラ(医学博士)


※本書は2012年に宝島社から発行された『サーチ! 』(絶版)を邦題を改めて復刊したものです。復刊にあたり、訳の一部を修正し、新たに監訳者による注・解説を加えました。


出版社からのコメント

(以下「イントロダクション」より一部抜粋)

 

グーグルは革新を促すために、自社のエンジニアが就業時間の20%を各自のコアとなる仕事以外のプロジェクトに使うことを気前良く認めている。そこで私たちのグループがその「20%の時間」を使って創り上げたのが、マインドフルネスに基づく、いわゆる「EQ(情動的知能)」のカリキュラムだ。(・・・中略・・・)

このマインドフルネスに基づくEQカリキュラムの名前が「サーチ・インサイド・ユアセルフ(己の内を探れ)」略して「SIY」だ。グーグルではよくあることだが、この名前も最初はジョークだったものの、それがけっきょく定着した。最終的に私はエンジニアリング部門を離れて「ピープル・オプス」(グーグルでは人材担当部門をそう呼ぶ)に移り、これをはじめとする自己成長プログラムを管理することになった。そういう道のりをたどったエンジニアは、私がグーグル史上第一号だ。グーグルはエンジニアにEQを教えさせるのだから愉快ではないか。なんという会社だろう。

私のようなエンジニアにSIYのような講座を教えさせるのには思いがけない利点があることがわかった。

第一に、私はとても疑い深くて、科学的な頭をもっているので、何であろうと、確固たる科学的基盤のないものを教えたりしたら面目丸つぶれだ。だから、SIYは科学にしっかり基づいている。

第二に、グーグルの古参のエンジニアとして長いキャリアをもっているから、日々の仕事で製品を生み出したり、チームを管理したり、上司に昇給を求めたりと、さまざまなことをするにあたってEQを応用する確かな実践経験を積んでいる。したがって、SIYはストレステストに合格し、日常生活にいつでも応用可能だった。

第三に、私はエンジニアリング向けの頭をもっているおかげで、瞑想の伝統的な言語で書かれた教えを、私のように極端なまでに実際的な人間でも処理できる言葉に翻訳できた。たとえば、伝統的な瞑想家なら「情動のより深い自覚」と言うところを、私は「情動のプロセスを高い解像度で知覚すること」と言い、情動が湧き起こってくる瞬間と消えていく瞬間にその情動を知覚する能力と、情動が続いているあいだに起こるその情動の微妙な変化のいっさいを知覚する能力というふうに、さらに説明を加えた。

だからSIYは、科学に基盤を置き、とても実践的で、私でも理解できる言葉で表されているという素晴らしい特徴をもっているのだ。エンジニアリングの学位がきっと何かのためになるとは思っていたが、こうしてりっぱに役立ったわけだ。

SIYは2007年以来グーグルで教えられている。そして、多くの受講者にとって、この講座は仕事と私生活の両面で人生を変える経験となった。講座を終えた人から、よくこんなフィードバックが来る。「これがメロドラマじみて聞こえるのは承知しているけれど、この講座が私の人生を変えたと心の底から思っています」

 

■目次


序文(ダニエル・ゴールマン)
まえがき(ジョン・カバットジン)
イントロダクション サーチ・インサイド・ユアセルフ
1.エンジニアでさえEQで成功できる――EQとは何か、EQはどうやって育めばいいか
2.命がかかっているかのように呼吸をする――マインドフルネス瞑想の理論と実践
3.座らないでやるマインドフルネス・エクササイズ――マインドフルネスの恩恵を座った姿勢以外にも広げる
4.100パーセント自然でオーガニックな自信――自信につながる自己認識
5.情動を馬のように乗りこなす――自己統制の力を伸ばす
6.利益をあげ、海を漕ぎ渡り、世界を変える――セルフモチベーションの技術
7.共感と、脳のタンゴ――相手を理解し、心を通わせることを通して共感を育む
8.有能であってしかも人に愛される――リーダーシップと社会的技能
9.世界平和への三つの簡単なステップ――SIYの裏話
エピローグ 空き時間に世界を救おう
謝辞
 推薦図書と参考映像
 監訳者による解説

 

2016年

4月

12日

近刊:読書は格闘技

読書は格闘技 読書は格闘技
瀧本 哲史

集英社 2016-04-26
売り上げランキング : 20977

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

武器となる読書術、読むべき書を呈示する、知的実践の書。

 

 〈「読書は格闘技」という考え方に立つと、「良書」の定義も変わってくる。
普通、良書というと、書いてあることが正しいものであり、正しい考え方であると思われる。
しかしながら、書いてあることに賛成できなくても、それが批判するに値するほど、一つの立場として主張、根拠が伴っていれば、それは良書と言える。
私は筋金入りの資本主義者であるが、そうした立場からしてもマルクスは読むに値する「良書」と言えるのだ〉

 

 心をつかむ、組織論、グローバリゼーション、時間管理術、どこに住むか、才能、マーケティング、未来、正義、国語教育の文学等々、今を生き抜くために知っておくべきテーマについて、立場の異なる「良書」を能動的に読み、自らの考えを新たに形成していく。
格闘技としての読書体験を通じた、実践的な力が身に付く読書術とは何か。各テーマにおける必読の推奨ブックリストも収録。

 

■著者について


 瀧本哲史(たきもと てつふみ)
京都大学産官学連携本部イノベーション・マネジメント・サイエンス研究部門客員准教授。エンジェル投資家。東京大学法学部卒業。マッキンゼー・アンド・カンパニーでコンサルティング業に従事したのち独立。著書に『武器としての決断思考』『僕は君たちに武器を配りたい』(「ビジネス書大賞」受賞作)『武器としての交渉思考』『君に友だちはいらない』『戦略がすべて』など。

 

2016年

4月

06日

近刊:「好き嫌い」と才能

「好き嫌い」と才能 「好き嫌い」と才能
楠木 建

東洋経済新報社 2016-04-22
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

仕事の最強論理は「努力の娯楽化」!
20万部突破のロングセラー経営書『ストーリーとしての競争戦略』の著者が19人の経営者・プロフェッショナルに迫る「好きこそものの上手なれ」の内実。登場する経営者・プロフェッショナル:宮内義彦、玉塚元一、為末大、磯﨑憲一郎、高岡浩三、鎌田和彦、高島宏平、中竹竜二、野口 実、篠田真貴子、仲暁子、広木隆、大山健太郎、常見陽平、中川淳一郎、杉本哲哉、丸山茂雄、木川眞、米倉誠一郎。巻末には、著者自身へのロングインタビューを収録。


才能の源泉に は、その人に固有の「好き嫌い」がある。とにかく好きなので、誰からも強制されなくても努力をする。それは傍目には「努力」でも、本人にしたら「娯楽」に等しい。努力をしているのではなく、没頭しているのである。そのうちにやたらに上手くなる。人に必要とされ、人の役に立つことが実感できる。すると、ますますそれが好きになる。「自分」が消えて、「仕事」が主語になる。ますますうまくなる。さらに成果が出る。この好循環を繰り返すうちに、好きなことが仕事として世の中と折り合いがつき、才能が開花する。才能は特定分野のスキルを超えたところにある。(「まえがき」より)

 

■著者について

 

楠木 建(クスノキ ケン)

 

一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授
1964年東京都生まれ。92年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。一橋大学商学部助教授・同イノベーション研究センター助教授などを経て、2010年より現職。専攻は競争戦略とイノベーション。著書に、『ストーリーとしての競争戦略』『「好き嫌い」と経営』(ともに東洋経済新報社)、『好きなようにしてください』(ダイヤモンド社)、『経営センスの論理』(新潮新書)、『戦略読書日記』(プレジデント社)、Dynamics of Knowledge, Corporate Systems and Innovation、Management of Technology and Innovation in Japan(ともに共著、Springer)など。


■目次


宮内義彦 「自分の足で立つ」のが好き
玉塚元一 「壁に向き合う」のが好き
為末大 「走りながら考える」のが好き
磯﨑憲一郎 「予定調和」が嫌い
高岡浩三 「仮説と実験」が好き
鎌田和彦 「各論まじめ、総論適当」が好き
髙島宏平 「大名の仕事」が好き
中竹竜二 「リードする」のが嫌い
野口実 「現場で売る」のが好き
篠田真貴子 「要するにこういうこと」が好き
仲暁子 「最短距離の最大インパクト」が好き
広木隆 「声高に正論を言う」のが嫌い
大山健太郎 「下請けの仕事」が嫌い
常見陽平・中川淳一郎 「この野郎! 精神」が好き
杉本哲哉 「ちょっと先を見る」のが好き
丸山茂雄 「人の土俵で相撲を取る」のが嫌い
木川眞 「修羅場で腹をくくる」のが好き
米倉誠一郎 「人のスイッチを入れる」のが好き
楠木建 「好きこそものの上手なれ」が好き

 

2016年

4月

04日

近刊:クール 脳はなぜ「かっこいい」を買ってしまうのか

クール 脳はなぜ「かっこいい」を買ってしまうのか クール 脳はなぜ「かっこいい」を買ってしまうのか
スティーヴン・クウォーツ アネット・アスプ 渡会 圭子

日本経済新聞出版社 2016-04-07
売り上げランキング : 42063

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

アップル、クラフトビール、SUV車、ノームコア……
「ヒップでクール」な文化は、なぜ広がったのか?
――消費の奥底にある無意識の理由を、あざやかに解明。

 

さまざまなブランドが氾濫する現代、私たちはその人がどんな服を着ているか、
どんな車に乗っているか、どんなものを食べているか等で
その人自身を判断してしまいがちです。
消費は単に必要を満たすだけではなく、自分のアイデンティティや
価値観を伝えるものとしても機能しているといえるでしょう。

本書は、このような「かっこよさ」を求める選択や消費が
無意識のうちに何を基準に行われているのか、
私たちはなぜ「かっこよさ」を求め、それはどのように経済全体を動かしてきたのかを、
経済学と脳科学の観点から、あざやかに解き明かします。

マーロン・ブランドやジャック・ケルアックによるカウンターカルチャー、
ニルヴァーナの登場、ヒッピー文化とコンピュータ革命、アップルの象徴的CM、
ミレニアル世代と「ギーク」「ナード」、プリウスの人気など、
さまざまな文化的アイコンも紹介。
そもそも「クールさ」は時代によりどのように変化してきたのか、
またその背景にはどのような力がはたらいていたのかについても、くわしく理解できる一冊です。

 

■もくじ

 

第1章 消費のなぞ
第2章 脳のなかの3人の消費者
第3章 脳をとりこにする「クール」
第4章 消費者は進化する
第5章 地位をめぐる競争と、反逆本能
第6章 ダーウィン、買い物に行く
第7章 反逆者のクール――『理由なき反抗』、男らしさ、そして商品化したクール
第8章 ドットコム・クール――サブカルチャー、イノベーション、倫理的(エシカル)消費

 

■著者について

 

スティーヴン・クウォーツ(Steven Quartz)
カリフォルニア工科大学教授。専門は認知科学、神経経済学、科学哲学。
カリフォルニア工科大学社会認知神経科学研究所で主任研究員を務める。
 共著にLiars, Lovers, and Heroes: What the New Brain Science Reveals About How We Become Who We Areがある。カリフォルニア州マリブ在住。

 

アネット・アスプ(Anette Asp)
政治学者。専門はパブリック・リレーションズ、コミュニケーション。
ニューロマーケティングの第一人者。カリフォルニア工科大学社会認知神経科学研究所にてプロジェクト・マネージャーを務め、現在は民間の大手通信会社でコミュニケーション・マネージャーを務める。ストックホルム在住。


渡会 圭子(Keiko Watarai)
翻訳家
上智大学文学部卒。訳書に『フラッシュ・ボーイズ』『こうして、世界は終わる』『習慣の力』などがある。

 

2016年

3月

28日

近刊:そうだ、星を売ろう 「売れない時代」の新しいビジネスモデル

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

長野県の阿智村で実際に起きた実話に基づくビジネス物語

温泉旅館で働く新人・諸星明は、衰退する温泉郷の立て直しに挑戦する。しかし周囲は無関心。
過去の成功体験が忘れられない反対派もいる逆風のなか、諸星と数人の仲間で始めた「ディズニーを超える」という挑戦は、「売れない時代」の新しいビジネスモデルを創りあげていく――。

ヒトなし、カネなし、モノなしの限られた状況の中、諸星は新規事業を成功できるのか?
長野県・阿智村で実際に起きた実話に基づくビジネス物語。

ジョン・P・コッターの「企業変革の8ステップ」を中心に、ダニエル・ピンク『モチベーション3.0』、ジェイ・B・バーニーの『企業戦略論』、『ゼロ・トゥ・ワン』『アダプト思考』『リーンスタートアップ』『競争優位の終焉』など最新ビジネス理論を網羅した、ストーリーで「企業変革」が学べる1冊

 

■著者について

 

永井孝尚:1984年に慶應義塾大学工学部を卒業後、日本IBMに入社。マーケティングマネージャーとして事業戦略策定と実施を担当、同社ソフトウェア事業の成長を支える。2013年に日本IBMを退社して独立。マーケティング思考を日本に根付かせることを目的に、ウォンツアンドバリュー株式会社を設立して代表取締役に就任。主な著書に、シリーズ累計60万部を突破した『100円のコーラを1000円で売る方法』(シリーズ全3巻、コミック版全3巻、図解版、文庫版)、『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』(以上KADOKAWA)などがある。

 

■目次


第1章 温泉郷の強みは、温泉か?――大量生産・大量消費時代の終わり
第2章 そうだ、星を売ろう!――当たり前のものが強みに変わる
第3章 星の村――コッターの企業変革力
第4章 星のガイド――ヒト・モノ・カネより大切なもの
第5章 見えない星空――リスク管理と失敗の3ステップ
第6章 星のタウンミーティング――抵抗勢力を味方につける
第7章 星の絆―― 「やりたいからやる」モチベーション3・0
第8章 星の特産品――1を100に育てるリーン・スタートアップ
第9章 五平餅協力隊――ビジネスは合理的に判断できない
第10章 星の模倣――競争優位の終焉と終わらない変革力
エピローグ 成功体験を捨て去る勇気
解説 ジョン・コッターの「変革を推進するための段階のプロセス」
巻末付録 本書のもとになった経営戦略理論

 

2016年

3月

24日

近刊:Who Gets What(フー・ゲッツ・ホワット) ―マッチメイキングとマーケットデザインの新しい経済学

Who Gets What(フー・ゲッツ・ホワット) ―マッチメイキングとマーケットデザインの新しい経済学 Who Gets What(フー・ゲッツ・ホワット) ―マッチメイキングとマーケットデザインの新しい経済学
アルビン・E・ロス 櫻井 祐子

日本経済新聞出版社 2016-03-19
売り上げランキング : 2900

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

☆進学、就職活動、婚活(カップリング)、そして臓器移植……。世の中には、価格だけでは解決できない「市場」がある。そして、この「市場」において、自分が選ぶだけでなく、自分も相手から選ばれなければ得られないものを、どうやって手に入れるのかを表す経済学の言葉が「マッチング(組み合わせ)」だ。

 

☆本書の著者、アルビン・ロスはそのマッチング理論の応用分野である「マーケットデザイン」の研究で先進的な成果を挙げ、2012年のノーベル経済学賞を受賞した。本書は、世の中の仕組みを大きく変える理論を、一般読者向けにわかりやすく(数式などは使わず)、そして面白く、研究者自身が解説する話題作。

 

☆進学希望者と学校、臓器提供者と患者、研修医と病院をどうやって効率的に結びつけるのかなど、さまざまな具体例から私たちの日々の生活には、どんなマッチング市場があり、どうすれば効率的な選択ができるのかを解き明かす。知的な読者の好奇心を強く喚起する1冊だ。


■著者

 

ロス,アルビン・E.
ゲーム理論、マーケットデザインの分野で世界をリードする経済学者。また実際に全国研修医マッチングプログラムや腎臓交換プログラムをデザインし、研修医と病院とのマッチング、ドナーと患者とのマッチングを改善させた。2012年には、ロイド・シャプレーとともに、「安定配分理論と市場設計の実践」の研究によってノーベル経済学賞を受賞

 

■目次


第1部 市場はどこにでもある(はじめに―どんな市場にも物語がある
一日のさまざまな活動を支える市場
命を救う市場プログラム)
第2部 挫かれた欲求―市場はいかにして失敗するか(抜けがけ
速すぎる取引
混雑―厚みのある市場がすばやく機能しなくてはならないわけ
高すぎるリスク―信頼性、安全性、簡便性)
第3部 市場をよりスマートにし、より厚みをもたせ、より速くするためのデザインの発明(病院と研修医のマッチングはどう進化したか
安心できる学校選択へ
シグナリング)
第4部 禁じられた市場と自由市場(不快な市場、禁じられた市場…そしてデザインされた市場
自由市場とマーケットデザイン)

 

2016年

3月

17日

近刊:ヤバすぎる経済学―常識の箱から抜け出す最強ロジック

ヤバすぎる経済学―常識の箱から抜け出す最強ロジック ヤバすぎる経済学―常識の箱から抜け出す最強ロジック
スティーヴン・D・レヴィット スティーヴン・J・ダブナー

東洋経済新報社 2016-04-15
売り上げランキング : 74926

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

700万部突破、世界40カ国刊行の大人気シリーズの最新版! 笑って泣けて役に立つ、これまでにない経済学の本。

 

■著者について

 

スティーヴン・D・レヴィット(スティーヴン・D・レヴィット)
シカゴ大学経済学部教授
シカゴ大学経済学部教授。40歳未満で最も影響力あるアメリカの経済学者に贈られるジョン・ベイツ・クラーク・メダル受賞。ヤバい経済学流の考え方を企業や慈善活動に応用するグレイテスト・グッドの創設者。

 

スティーヴン・J・ダブナー(スティーヴン・J・ダブナー)
ジャーナリスト
作家として表彰を受け、ジャーナリストとしても活動し、ラジオやテレビに出演する。最初の職業――あと1歩でロックスター――を辞め、物書きになる。以来、コロンビア大学で国語を教え、『ニューヨーク・タイムズ』紙で働き、『ヤバい経済学』シリーズ以外にも著書がある。

 

■目次


第1章 ぼくたち、お役に立ちたかっただけなんです
第2章 マス掻く手コキとウェインの恐怖
第3章 ガソリン値上がり万歳!
第4章 コンテストいろいろ
第5章 間違ったものを怖がるとは
第6章 インチキしてないってことは一所懸命やってないってことだ
第7章 でもそれ、地球にやさしいの?
第8章 21で大当たり
第9章 銀行襲うならいつがいい?
第10章 もっとヤらせて、ぼくら経済学者だし
第11章 万華鏡みたいなもの
第12章 ひとたびジェットになったなら……
訳者あとがき

 

2016年

3月

14日

近刊:ひらめきをデザインする──熱狂的ヒットのつくりかた

ひらめきをデザインする──熱狂的ヒットのつくりかた ひらめきをデザインする──熱狂的ヒットのつくりかた
ジョン・コルコ 千葉 敏生

早川書房 2016-03-24
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★☆☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

手順を踏めば、誰にでも“ひらめき"が生まれる!
「自分はクリエイティブじゃない」とあきらめるなかれ。
 市場の声を拾い上げ、分析し、必ず売れる企画に落としこむメソッドを、「デザイン思考」が教えてくれる。
ベンチャーで奮闘する架空の人物ジョーとともに、一つひとつのステップを学んでいこう。

 

■著者紹介 ジョン・コルコ Jon Kolko

 

デザインコンサルティング企業のフロッグデザイン社を経て、現在は教育関連IT企業のブラックボード社で消費者デザインの責任者を務める。
オースティン・センター・フォー・デザインの創設者。
ベンチャーからフォーチュン500企業まで、デザインを活用する方法をコンサルティングしている。

 

2016年

3月

12日

近刊:神様に一番近い動物 ~人生を変える7つの物語~

神様に一番近い動物 ~人生を変える7つの物語~ 神様に一番近い動物 ~人生を変える7つの物語~
水野敬也

文響社 2016-03-09
売り上げランキング : 674

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

7つの面白さが味わえる新感覚エンターテインメント!
どの物語にも、あなたの人生観を大きく揺さぶる一文がきっと見つかると思います。


三匹の子ぶたの元に現れたオオカミは、童話「三匹の子ぶた」を携えていた――三匹の子ぶたなう
軽い気持ちで女の子にあげた1万円札が、怒りの形相で戻ってきて――お金持ちのすすめ
地球を守るため、人間と動物が協力して宇宙のオリンピックに挑む――宇宙五輪
売れないミュージシャンが流れ星に願い事をすると、その星が部屋にやってきて――役立たずのスター
クヌギの木のヌシのカブトムシが何者かの手によって殺害された。この事件解決を任されたのは伝説の刑事だった――スパイダー刑事
シャッター商店街で大繁盛する「蕎麦愛沢」。しかし、この店長にはある秘密があった――愛沢

牧場で平和な生活を送っていた子牛の耳元でネズミがささやいた。「お前はこれから革ジャンになるんだよ」――神様に一番近い動物

 

■著者について


水野/敬也
 愛知県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。処女作『ウケる技術』がベストセラーに。4作目の著書『夢をかなえるゾウ』は220万部を突破し現在も版を重ねている。他の著書に『人生はニャンとかなる!』『たった一通の手紙が、人生を変える』『偉人たちの最高の名言に田辺画伯が絵を描いた。』『雨の日も、晴れ男』『四つ話のクローバー』『大金星』ほか、作画・鉄拳の作品に『それでも僕は夢を見る』『あなたの物語』『もしも悩みがなかったら』がある。また恋愛体育教師・水野愛也として、著書『LOVE理論』『スパルタ婚活塾』、講演DVD『スパルタ恋愛塾』や、DVD作品『温厚な上司の怒らせ方』の企画・脚本、映画『イン・ザ・ヒーロー』の脚本を手掛けるなど活動は多岐にわたる。公式ブログ「ウケる日記」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

■目次


3匹の子ぶたなう
お金持ちのすすめ
宇宙五輪
スパイダー刑事
愛沢
役立たずのスター
神様に一番近い動物

 

2016年

3月

11日

近刊:ビジネスマンのための 新しい童話の読みかた 人生の壁を破る35話

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★☆☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

C Channel 社長(LINE元社長) 森川亮氏推薦!
「成功者の思考を、誰もが知っている童話と組み合わせわかりやすく語っている貴重な本です」

ウサギがカメに負けた本当の理由とは?
実社会で金の斧を手に入れるには、正直者でいいのか?
あなたの解釈は間違っていた!

名経営者、五輪メダリスト、エース社員、芸能界のトップランナー……3000人以上の成功者に取材を重ねてきた著者が、彼らに共通する「常識破り」の思考法を教える本。

 疑う力をつける7つの話
 思考力をつける7つの話
 習慣を変える7つの話
 人間関係を変える7つの話
うまくいく人になる7つの話

おなじみの童話の驚きの解釈と、ビジネスマン向きの知られざる童話を通じて「一流の人」のビジネススキルと教養が身につく、まったく新しい本!

 

■目次


第1章●疑う力をつける7つの話
 あなたの解釈は間違っていた!

第2章●思考力をつける7つの話
 日本の昔話から本当は何を学べるのか

第3章●習慣を変える7つの話
 知られざる童話から毎日を見直す

第4章●人間関係を変える7つの話
 短時間で対人スキルを学ぶ最高の教科書

第5章●うまくいく人になる7つの話
 読むだけでマインドを生まれ変わらせる童話がある

 

2016年

3月

10日

殿堂入り:京セラフィロソフィ

京セラフィロソフィ 京セラフィロソフィ
稲盛和夫

サンマーク出版 2014-06-04
売り上げランキング : 2495

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■読書犬ブックが選ぶ「ビジネス書の殿堂」が誕生。

 

殿堂入りの第1号は、稲盛さんの「京セラフィロソフィ」。

殿堂入りの本は、アマゾンにカスタマーレビューが沢山あるから、敢えて感想は書かないけど、読まないと本当に損するよ。

 

■アマゾンの内容紹介

 

京セラ、KDDIの創業、JALの再建と、次々と世界的大企業を発展に導いてきた当代随一の経営者である著者が、その人生哲学の真髄ともいうべき「京セラフィロソフィ」を、ついに一般向けに公開することになりました。
これまで京セラ内部と、著者が主宰する経営塾「盛和塾」でしか読むことのできなかった“門外不出の書"を、600ページを超える充実の内容、そして、いつまでも手元に置いておきたくなる特別ビニールクロス仕様にてお届けします。
 経営者からビジネスパーソン、教育者、学生、主婦の方まで、あらゆる立場の人にとって、人生における指針、仕事における道標となる考え方が満載。

ぜひ人生の“座右の書"として、長くご愛読ください。

 

■著者について

 

稲盛和夫(いなもり・かずお)
1932年、鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミツク株式会社(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長。84年に第二電電(現・KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。
10年には日本航空会長に就任し、代表取締役会長を経て、13年より名誉会長。1984年に稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。また、若手経営者が集まる経営塾「盛和塾」の塾長として、後進の育成に心血を注ぐ。
 主な著書に『生き方』(小社)、『従業員をやる気にさせる7つのカギ』(日本経済新聞出版社)、『成功への情熱』(PHP研究所)、『人生と経営』(致知出版社)、『ど真剣に生きる』(NHK出版)、『人生の王道』(日経BP社)、『君の思いは必ず実現する』(財界研究所)、『働き方』(三笠書房)、『燃える闘魂』(毎日新聞社)などがある。

 

■目次


●第1章 すばらしい人生をおくるために
 きれいな心で願望を描く/一日一日をど真剣に生きる ほか
●第2章 経営のこころ
心をベースとして経営する/公明正大に利益を追求する ほか
●第3章 京セラでは一人一人が経営者
 値決めは経営である/売上を極大に、経費を極小に ほか
●第4章 日々の仕事を進めるにあたって
現場主義に徹する/手の切れるような製品をつくる ほか

 

2016年

3月

01日

近刊:10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか                                

10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか 10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか
ジョン・スヴィオクラ ミッチ・コーエン 高橋 璃子

ダイヤモンド社 2016-03-11
売り上げランキング :

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★☆☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

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世界に600人しかいない
「ビリオネア起業家」の意外な実態とは
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資産10億ドル保有者「ビリオネア」はなぜ成功したのか。世界
的コンサルティングファームのPwCが16カ月かけて調査した
結果をまとめたのが本書である。

徹底的な調査の結果、世間が抱いている成功者のイメージは、実
態とかけ離れていることがわかった。たとえば、紋切型の起業家
といえば、マーク・ザッカーバーグのように「若くして成功した」
というイメージを持たれることが多い。しかし、実際そのような
人は少数で、ほとんどが長年にわたる試行錯誤を経ている。レッ
ドブルの創業者、ディートリッヒ・マテシッツのように、30代以
降に成功した人のほうがむしろ多い。ほかにも、「IT長者」「ブ
ルー・オーシャンの開拓者」「一発当てた人」「一夜にして大成功」
などのよくある先入観は、すべて間違いだった。

ビリオネアと普通の人の違いは何か。それは外的要因ではなく、
内面、すなわち「ビリオネア・マインド」にある。具体的には「ア
イデア」「時間」「行動」「リスク」「仕事相手」に対する考え方が独
特なのだ。これら5つの特徴を、豊富な取材量による実例を交えて
説明する。

 

~この本に登場する主なビリオネア~
(順不同、敬称略)

イーロン・マスク(ペイパル社創業者、テスラ社会長兼CEO)
スティーブ・ジョブズ(アップル社共同創業者 2011年没)
ディートリッヒ・マテシッツ(レッドブル社共同創業者)
ジャック・マー(アリババ社共同創業者)
ハワード・シュルツ(スターバックス社CEO)
柳井正(ファーストリテイリング社代表取締役会長兼社長)
サラ・ブレイクリー(スパンクス社創業者)
チャン・イン(ナイン・ドラゴンズ・ペーパー社共同創業者)
マイケル・ブルームバーグ(ブルームバーグ社創業者)
ジョン・ポール・デジョリア(ジョンポールミッチェルシステムズ社共同創業者)
ジェームズ・ダイソン(ダイソン社創業者)
ジョー・マンスエト(モーニングスター社創業者) …等

 

■著者について

 

ジョン・スヴィオクラ(John Sviokla)
PwCのthe Leader of Global Thought Leadershipのアドバイザリーメンバー。ハーバード大学を卒業後、ハーバード・ビジネススクールでMBA、DBAを取得。30年にわたり、イノベーション、テクノロジー、戦略、経済の分野でコンサルティングと執筆を続ける。

ミッチ・コーエン(Mitch Cohen)
PwCヴァイス・チェアマン。33年PwCでキャリアを積み、うち22年はパートナーとして経営に携わる。通信、テクノロジーの分野で多数のフォーチュン500企業を顧客として持ち、多岐にわたる分野で長年、リーダーシップの開発に関わる。

高橋璃子(たかはし・りこ、訳者)
翻訳家。主な訳書に『エッセンシャル思考』『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門』、(いずれも、かんき出版)『GDP――〈小さくて大きな数字〉の歴史』(みすず書房)、『ウォール街の物理学者』(早川書房)などがある。

 

■目次

 

第1章
ビリオネアの嘘と真実
・日本の栄養ドリンクから生まれたレッドブル
・誰も調べたことのない「ビリオネア」の実態とは
・「ビリオネア」にまつわる7つの誤解
・マインドビリオネアになれるかどうかは内面(マインド)で決まる
・ビリオネアマインドは誰でも身につけられる
・ビリオネアマインドの5つの特徴

第2章 ビリオネアの「アイデア」
共感力と想像力で未来を描く
・顧客への共感から生まれたモーニングスター社
・レッド・オーシャンなど存在しない
・ビリオネアの94%は2つ目以降の事業で成功している
・毎日の観光案内で情報を集めたジャックマー

第3章 ビリオネアの「時間」
最速で動き、ゆっくり待つ
・ビリオネアは「短気」と「気長」を上手に使いわける
・アパレルの転機を見抜いて迅速に行動したユニクロ
・20年間チャンスを待っていたAOL社
・時間のプレッシャーはアイデアの質を下げる

第4章 ビリオネアの「行動」
創造的にルーティンワークをこなす
・ビリオネアはあらゆる細部にこだわりぬく
・スターバックスがホットサンドイッチを廃止した理由
・油田火災の危機を10万ドルのチャンスに変えた男
・構想だけで契約を勝ちとったブルームバーグ

第5章 ビリオネアの「リスク」
現在の金銭的損失よりも将来の機会損失を恐れる
・ビリオネアはチャンスを逃すリスクを恐れる
・リスクを明確な基準で評価する
・25%のビリオネアは会社をクビになったり、冷遇されている
・資産の90%を失っても復活した「企業買収家」ピケンズ

第6章 ビリオネアの「仕事相手」
自分とは正反対の人を仲間にする
・ホームレスから一転してビリオネアに
・自分と正反対の人と組む
・ビリオネアはパートナー選びに妥協しない
・2人以上で創業すると、1人だけのときよりも成功しやすい

第7章
ビリオネアマインドを組織に活かす
・ビリオネアマインドの持ち主を面接で見抜く
・外部から才能を取り入れる
・型破りな行動や破天荒さを受け入れる
・ビリオネアマインドを企業文化の一部にする

 

2016年

2月

22日

気になる近日発売のビジネス書【2/22】

アテンション――「注目」で人を動かす7つの新戦略 アテンション――「注目」で人を動かす7つの新戦略
ベン・パー 小林 弘人

飛鳥新社 2016-02-26
売り上げランキング : 31195

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

シリコンバレー発 2016年最重要キーワード!
ますます加速する情報過多時代。〈アテンション(人々の注目)〉を制す者が、夢も市場も手に入れる。


strategy+business誌 ベストビジネスブック賞受賞
 日本語版解説=小林弘人(インフォバーンCVO)

 

・なぜAmazonやFacebookはユーザーを「中毒」にできるのか
 ・CDが売れない時代になぜビヨンセはメガヒットを飛ばせるのか
 ・有権者の関心をひく政治家の「議題設定」テクニックとは
 ・重要な相手に「温かいコーヒー」を渡すべき理由とは
 ・なぜ寄付集めに成功する慈善団体とそうでない慈善団体があるのか
 ・なぜ、無名の広報担当者のツイートが史上最悪規模で炎上したのか
 ・エアビーアンドビーはいかにして炎上を消し止め、失った信頼を回復したのか
 ・なぜマクドナルドのヘルシー路線は失敗したのか
 ・AKB48の根強い人気を保証する「パラソーシャル関係」とは

「あなたが何者であれ、そして、なにを企てているにせよ、本書に書かれた〈3つの注目〉〈7つのトリガー〉と決して無関係ではない」――「日本語版解説」より


「ぼくは創業まもないスタートアップに投資するベンチャーキャピタルの共同経営者なので、事業を軌道に乗せるための支援と、もちろん資金を求めて、多くの起業家が訪ねてくる。けれども、みずから会社を興した経験から、スタートアップが本当に必要としているのは、報道に対応し、販促キャンペーンの計画を立て、口コミで販路を広げ、もっとも効率よく顧客を獲得し、ハリウッドのビジネスと連携するといったノウハウだということに気づいた。言い換えれば、彼らがベンチャーキャピタルに求めるのは、“注目されるための支援"なのだ。

 

だからぼくは、注目のメカニズムと、注目されるための方法に興味を覚えた。なぜわれわれはiPhoneやフェイスブックなどの製品やサービスに魅了され、同じSNSの〈マイスペース〉には目もくれないのか。なぜ一部のミュージシャンはビヨンセになり、ほかは芽が出ないのか。なぜ〈チャリティ・ウォーター〉のようなNPOは寄付集めに成功して、ほかの慈善活動はあまりうまくいかないのか。

 

 注目は、偉大な製品や発想を「世界を変える」ものに変える。才能に恵まれたバンドをビートルズにする。とはいえ、注目はそう簡単には得られない。人々のなかに注目の火をおこし、適切な燃料を加えて、初めて大きな焚き火になるのだ」――「はじめに」より


■著者について

 

ベン・パー(Ben Parr)
 1985年シカゴ生まれ。シリコンバレーの戦略ベンチャーキャピタルDominateFundの共同創業者およびマネージング・パートナー。本書でも紹介された「長期の注目獲得」にかんする並外れた知見と経験を活かし、新興テクノロジー企業(uBeam、Shotsなど)にプロダクトブランディングやメディア戦略などのコンサルティングを行う。前職はニュースサイトMashable共同編集者。同メディアをCNNやニューヨーク・タイムズを抑えて「ツイッター上の影響力世界第1位メディア」(Klout調べ)に育て上げた。2012年、フォーブスの「世界を変える30歳以下の30人」(30 under 30)に選出。現在はサンフランシスコ在住だが、筋金入りのシカゴ・ベアーズファン。

 

小林 弘人(こばやし・ひろと)
1965年生まれ。株式会社インフォバーン代表取締役CVO。94年「ワイアード・ジャパン」を創刊、黎明期より日本にインターネット文化を広める。以降「サイゾー」「ギズモード・ジャパン」など、紙とウェブ両分野で有力メディアを多数立ち上げる(サイゾーは事業売却)。98年創業のインフォバーンは、国内外企業のデジタルマーケティング全般を支援。オウンドメディア化とコンテンツ・マーケティングの先駆となる。著書に『新世紀メディア論』『ウェブとはすなわち現実世界の未来図である』など。海外の先端メディア、ビジネス動向の紹介者としても知られ、監修を務めた『フリー』『シェア』はベストセラーに。

 

■目次


はじめに:これからは、「注目」を制す者が夢も市場も手に入れる
第1章 注目の3段階:注目には「即時」「短期」「長期」がある
第2章 自動トリガー:「色」や「シンボル」で人間の無意識に訴えかける
第3章 フレーミング・トリガー:「おなじみの感覚」をつくり出す
第4章 破壊トリガー:「驚き」「単純さ」「重要性」のセットで畳みかける
第5章 報酬トリガー:「相手が求めているもの」を可視化する
第6章 評判トリガー:肝心なのは「なにを言うか」より「だれが言うか」
第7章 ミステリー・トリガー:「謎」「不確実性」「サスペンス」を提供し続ける
第8章 承認トリガー:「認知」「評価」「共感」の3欲求を満たす
おわりに:この本のもうひとつの目的
謝辞
日本語版解説
原注

 

2016年

2月

17日

読書:ぼくの命は言葉とともにある

献本を読んだので感想を書くね。

 

■アマゾンの内容紹介

 

3歳で右目を、9歳で左目を失明、14歳で右耳を、18歳で左耳を失聴し、
 光と音の世界を喪失した福島智氏。氏は当時のことをこう綴っている。

 「私はいきなり自分が地球上から引きはがされ、この空間に投げ込まれたように感じた。
 自分一人が空間のすべてを覆い尽くしてしまうような、狭くて暗く静かな『世界』。
ここはどこだろう。(中略)私は限定のない暗黒の中で呻吟していた」

 著者はまず他者とのコミュニケーションをいかに復活させ、
 言葉=情報を再び得ることができるようになったかを語る。
だがそれはプロローグにすぎず、自ら生きる意味を問い、幸せの在処を探し求める。
その深く鋭い思索の足跡は、両親や友、師との交流に始まり、フランクルや芥川龍之介、
 北方謙三といった人物たちの著書や谷川俊太郎、吉野弘の詩、
はたまた落語にまで及んでいく。

 苦悩の末に著者が見出した生きる意味、幸福の形は読む者にもまた
深い思索をもたらしてくれるであろう。

 人間と人間が本当に繋がり合うとはどういうことか、仲間との信頼関係を築くためには
何が大事かといったことが説得力を持って迫ってくる。


内容(「BOOK」データベースより)

18歳で光と音を失った著者は、絶望の淵からいかにして希望を見出したのか―米国TIME誌が選んだ「アジアの英雄」福島智氏初の人生論。

 

■著者について

 

福島智(ふくしま・さとし)
1962年兵庫県生まれ。3歳で右目を、9歳で左目を失明。18歳で失聴し、全盲ろうとなる。
58年東京都立大学(現・首都大学東京)に合格し、盲ろう者として初の大学進学。
 金沢大学助教授などを経て、2008年より東京大学教授。
 盲ろう者として常勤の大学教員になったのは世界初。
 社会福祉法人全国盲ろう者協会理事、世界盲ろう者連盟アジア地域代表などを務める。
 著書に『生きるって人とつながることだ! 』(素朴社)『盲ろう者として生きて』(明石書店)などがある。

 

■目次


◎第一章 静かなる戦場で
◎第二章 人間は自分たちが思っているほど強い存在ではない
◎第三章 今この一瞬も戦闘状態、私の人生を支える命ある言葉
◎第四章 生きる力と勇気の多くを、読書が与えてくれた
◎第五章 再生を支えてくれた家族と友と、永遠なるものと
◎第六章 盲ろう者の視点で考える幸福の姿

 

■読書犬ブックの感想

 

障害者の方が書いた本は、過去に何冊か読んだことがある。この種の本には、障害による苦悩を乗り越えたストーリーが含まれているので、障害者だけでなく、健常者にも勇気を与えてくれる。でも、僕は違和感を感じることが多い。

 

献本としてこの本「ぼくの命は言葉とともにある」を手に取ったとき、帯にある作家北方謙三氏の言葉「福島先生の言葉は、鼓動である。」や、「米国TIME誌が選んだ「アジアの英雄」福島智氏初の人生論」という紹介文が目に入ったけど、先入観のためか記憶にはとどまらなかった。でも、この本を読み、あとがきの中で、「福島先生の言葉は、鼓動である。」という言葉を目にしたとき、涙があふれた。そして、福島先生は、盲ろうにより放り出された宇宙からの帰還者であり、確かに「英雄」だった。

 

著者は、この本の中で、盲ろう者となって考えたことを素直に語っている。前半は哲学的だけど、後半は彼を支えた意外なもの(SF小説、ハードボイルド小説、落語など)に言及されているので、楽しく読めるよ。読書犬ブックの評価は、文句なしの★★★★★。

 

2016年

2月

11日

読書:日本人の闘い方

日本人の闘い方 日本人の闘い方
齋藤孝

致知出版社 2016-01-26
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献本を読んだので感想を書くね。

 

■アマゾンの内容紹介

 

『闘戦経』はいまから900年以上前、平安末期に書かれた日本最古の兵書である。
 当時は『孫子』が広く知られていたが、「日本には日本の闘い方がある」という思想のもとに大江匡房によって書かれたのが『闘戦経』だった。その兵書を斎藤孝氏が現代社会に置き換え、特にビジネスマンがいかに戦うかをテーマに語ったのが本書だ。

まず心を捉えるのが「心に武を秘めているか」に始まり「剛毅なる心を持っているか」
 「臍の下に覚悟と気はあるか」といった言葉で、それが各章の冒頭に五十三並ぶ。
この言葉だけで「気」が昂ってくるのではないだろうか。こうした惹句のあとに原文、訳が掲載され、解説が続く。

 『闘戦経』が示す日本人の闘い方は「ただ勝てばいいというのではなく、どのように勝つか、さらにどのように生きるかに及ぶ」というものだ。ではどのように闘うか、『孫子』の言う「詭道」ではなく正々堂々と闘う、それこそが日本人の闘い方だという。これをベースに古今東西の幅広い知識を持つ著者が古典や人物を例に挙げながら、現代人、特にビジネスパーソンがいかに闘っていくべきかを わかりやすく解説していく。

 著者は「武の精神が九百年にわたり我々の精神の根底にあり続けたことに感動する」と語るが、 確かに本書の一言一言が我々の琴線に触れる。日本人であるならば「心に武を秘めているか」と問いかけながら読んでほしい一冊だ。


内容(「BOOK」データベースより)

今から九百年以上も前に、大江匡房は「戦いというのはただ勝てばいいのではない、ズルをして勝つのではなく、正々堂々と戦うべきである」と、日本の戦うスタイルを宣言しました。それが『闘戦経』なのです。

 

■著者について

 

齋藤/孝
 昭和35年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学教育学研究科博士課程を経て、
 明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法

 

■目次


ビジネスパーソンに問う53の心得

はじめに――現代ビジネスパーソンに贈る日本最古の兵書
第一章 心に「武」を秘めているか
第二章 常に戦う気持ちを持っているか
第三章 知識や技術が骨身にまで達しているか
第四章 自分の得意技に徹しているか
第五章 剛毅なる心を持っているか
第六章 若い頃から骨を鍛えてきたか
第七章 「断」の訓練はできているか
第八章 正々堂々と戦っているか
第九章 今、あなたは戦っているか
第十章 本気で取り組んでいるか
第十一章 ほどほどをわきまえているか
第十二章 現実に行動しているか
第十三章 覚悟を決めて戦っているか
第十四章 気力は充実しているか
第十五章 自分の特性をわきまえているか
第十六章 師と仰ぐ人はいるか
第十七章 大局的判断をしているか
第十八章 士気を高く保っているか
第十九章 志士の魂を持っているか
第二十章 臍の下に覚悟と気はあるか
第二十一章 蝮の毒を持っているか
第二十二章 本当にそれが必要か
第二十三章 基本を身につけているか
第二十四章 決断力は鈍っていないか
第二十五章 威厳を持っているか
第二十六章 チームの心は一つにまとまっているか
第二十七章 利害を離れて、断固たる決断をくだせるか
第二十八章 燃える火を心の中に持っているか
第二十九章 勝つことに徹しているか
第三十章 敵の弱点を突いているか
第三十一章 ミスを想定して対策をたてているか
第三十二章 部下を信じているか
第三十三章 隙を見せてはいないか
第三十四章 一喜一憂してはいないか
第三十五章 自分は運がいいと信じているか
第三十六章 小であることを歎いていないか
第三十七章 「脚下の蛇」を制しているか
第三十八章 陰と陽は一体になっているか
第三十九章 臨機応変に対処できるか
第四十章 まずは土台がしっかりしているか
第四十一章 無駄な努力をしていないか
第四十二章 鯉のように滝に登る努力をしているか
第四十三章 ピンポイントで攻めているか
第四十四章 迷うことなく突き進んでいるか
第四十五章 空理空論に陥っていないか
第四十六章 自ら選んだ道を全うしているか
第四十七章 気を漲らせているか
第四十八章 得意技を磨いているか
第四十九章 圧倒的なパワーを持っているか
第五十章 勇気や知略だけに頼ってはいないか
第五十一章 心の中に北極星をもっているか
第五十二章 負けない手を打っているか
第五十三章 質実剛健を忘れてはいないか
あとがき――日本人のDNAに連なる『闘戦経』

 

■読書犬ブックの感想

 

本書が解説する「闘戦経」は、中国兵法書「孫子」などの精神面を補うために日本

の兵法師範が900年ほど前に書いた兵法書なんだ。本書の目次に並ぶ見出しの言

葉は、まるで現代の自己啓発書のようだから、その普遍性の高さがわかると思う。

「孫子」が敵を欺くことを説くのに対し、「闘戦経」は正々堂々と闘うことを説い

ているんだ。これは日本人のDNAに刻み込まれた武士道精神だから、「闘戦経」

の解説書である本書のタイトル「日本人の闘い方」は秀逸かつ必然だと思う。

 

本書「日本人の闘い方」は、「闘戦経」全53章が、それぞれ見出し、読み下し文

、原文及び解説文で構成されているんだ。原文の内容は精神性が高く、その言い回

しに高い知性と説得力を感じる。解説文には、原文の解釈だけでなく、該当する事

例がふんだんに盛り込まれているから、難しさを感じることは全くないよ。その点

において、本書は「闘戦経」の入門書として優れているし、900年前の日本人に

宿る精神性を知る上でも価値のある本だと思う。

 

残念ながら、現代の日本では武士道精神の退化と思える企業の不祥事が起きている

。不祥事を起こした東芝、旭化成建材、東洋ゴム、カネボウ、オリンパス・・・の

経営陣は、「孫子」や「ランチェスター」を理解していても、「闘戦経」の精神は

理解していなかったよね、多分。外国企業(フォルクスワーゲン、エンロン・・・

)も不祥事を起こしているけど、ビジョナリーな外国企業は正々堂々と闘っている

よ。グーグルのスローガンは「邪悪になるな」(現在は「正しいことを行え」)だ

からね。日本人は「日本人の闘い方」を読んで「闘戦経」の精神を学び、正々堂々

と闘いましょう。

 

2016年

2月

09日

気になる本日発売のビジネス書【2/9】

自分をバージョンアップする外食の教科書 自分をバージョンアップする外食の教科書
本郷義浩

CCCメディアハウス 2016-02-27
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★☆☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

自分の殻を破るきっかけは、NYやパリでもなく、京都の料亭や銀座の寿司屋にある。関西で毎週月曜のゴーンデンタイムに放送中の15年目を迎える人気グルメ情報番組「水野真紀の魔法のレストランR」のプロデューサーが、食をきっかけに、仕事も人生ももっとうまく回り出す極意を語りつくす。

 

■著者について

 

本郷義浩 ほんごう・よしひろ

毎日放送プロデューサー。1964年、京都生まれ。早稲田大学第1文学部を卒業後、88年毎日放送に入社。以来、「真実の料理人シリーズ」「伊藤若冲 増殖する細胞」「近畿は美しく」「京都知新」「音舞台シリーズ」「ラーメン覇王」「ビビビのB級グルメ覇王」「あまからアベニュー」「水野真紀の魔法のレストランR」などドキュメンタリー、アート、京都、音楽、バラエティー、料理情報と幅広いジャンルの番組を制作。海外でのテレビ賞受賞は30を超える。番組関連で取材した飲食店はのべ1万軒、プライベートでの食べ歩きも1万軒以上に達している。近年では世界でただ1人の麻婆豆腐研究家を名乗り「麻婆十字団」を結成、様々な活動を行うほか、「油断大敵教会」「超アヴァンギャルド食卓の騎士団」「秘密の美食倶楽部Q」「偏愛カフェ」などユニークなネーミングの食事会を多数企画し、年間3000人以上を集客している。堀江貴文さん主宰のグルメアプリ「テリヤキ」のキュレーター、テリヤキストの一人。『あまから手帖』にコラム「月間麻婆豆腐」連載中。著書に『うまい店の選び方 魔法のルール39』(角川書店刊)。

 

2016年

2月

04日

2冊の献本【2/4】

日本人の闘い方 日本人の闘い方
齋藤孝

致知出版社 2016-01-26
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読み終えたら感想を書くね。

 

2016年

2月

02日

気になる本日発売のビジネス書【2/2】

アイデアたまごのそだてかた アイデアたまごのそだてかた
コビ・ヤマダ Kobi Yamada メイ・ベソム

海と月社 2016-02-02
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★★

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

アメリカでは40万部突破、
世界各国で翻訳刊行されている話題のベストセラー
『WHAT DO YOU DO WITH AN IDEA?』、待望の邦訳!

なにか いいことをおもいついたとき、 きみならどうする?
しかも、そのアイデアが、かわっていたり、むちゃだったりしたら?
かくす? わすれる?それとも、じぶんのアイデアではない ふりをする?

この絵本を読むのに、年齢は関係ありません。
もし、あなたが一度でも、夢みたいなアイデア、へんてこなアイデア、
だれも理解できないようなアイデアを思いついたことがあるなら、
これは、あなたの物語です。

内容(「BOOK」データベースより)

ひとは、いつだって、だれだってかぎりない可能性を秘めている。なにか、いいことをおもいついたとききみなら、どうする?大人も、子どもも、魅了され全米40万部のベストセラー!

 

■著者について

 

ぶん:コビ・ヤマダ Kobi Yamada
アイデアいっぱいのギフトブックなど、刺激的な作品をつくりつづけるクリエーター。
愛するパートナー、二人の子どもがいる。
主な作品に『5(ファイブ)』『7(セブン)』(ともに小社刊)などがある。

 

え:メイ・ベソム Mae Besom
中国の四川美術学院を卒業後、四川省でキャラクターデザイナーを経て、イラストレーターとして生きる道を選ぶ。
鉛筆と水彩を使った手描き独特の風合いで、主に児童向けの作品を手がけて活躍中。

 

訳者 いとうなみこ(伊東奈美子)
東京外国語大学外国語学部アラビア語学科卒業。
主な訳書に『5(ファイブ)』『自己信頼』『本物のリーダーとは何か』(ともに小社刊)、
『グランズウェル』(翔泳社)、『Me2.0』(日経BP社)などがある。

 

2016年

2月

01日

気になる近日発売のビジネス書【2/1】

明日は心でできている (PHP文庫) 明日は心でできている (PHP文庫)
小山 薫堂

PHP研究所 2016-02-03
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

偶然開いたページが、その時のあなたの指針になるかもしれません――。

テレビ番組『料理の鉄人』の企画・構成、映画『おくりびと』の脚本、そして、
くまモンの生みの親として知られるトップクリエイターが、ポジティブな気持ちで生きていくための発想法を大公開!

「いいことナルシスト」「神様にフェイントをかける」「一日一恥」「毎晩、初夢を見るつもりで眠る」「頑張らない、でも続ける」などの瑞々しい言葉の中に、明日を変えるきっかけが見つかるはず! 繰り返し読みたい至高のヒントが満載の一冊。『明日を変える近道』を加筆・改題。

 

■著者について

 

小山薫堂
放送作家、脚本家、プロデューサー

 

■目次

 

第1章 自分の仕事はもっと楽しくなる
第2章 人生を磨くふっとした心がけ
第3章 人と上手につながるために
第4章 日常を特別にするヒント
第5章 お金を生かす使い方
第6章 未来があるって素晴らしい

 

2016年

1月

21日

気になる近日発売のビジネス書【1/21】

そのビジネスから「儲け」を生み出す 9つの質問 そのビジネスから「儲け」を生み出す 9つの質問
川上 昌直

日経BP社 2016-02-05
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

顧客が喜び、利益が増える! シンプルな問いで「儲けの仕組み」に迫る――
画期的フレームワーク「ナインセル」のすべてがわかる一冊


ジグソーパズルは、完成図を思い浮かべながら作業を進めたほうが早くできあがります。ビジネスも同じです。俯瞰で見るゆえに全体像が把握でき、今のビジネスに足りないところがはっきりわかります。では、どうすれば全体が見えてくるのでしょうか?

そこで強力な武器になるのが「9つの質問(=ナインセル)」です。

 特別付録◆携帯用「ナインセル・カード」付き!


■著者について

 

川上昌直(Masanao Kawakami)
兵庫県立大学経営学部教授、博士(経営学)。
 「現場で使えるビジネスモデル」を体系づけ、実際の企業で「臨床」までを行う実践派の経営学者。
 初の単独著書『ビジネスモデルのグランドデザイン』(中央経済社)は、第41回日本公認会計士協会・学術賞(MCS賞)を受賞。その知見をベースに『儲ける仕組みをつくるフレームワークの教科書』(かんき出版)で提示した、ビジネスの全体像を9つのセルを使って視覚化する「ナインセルメソッド」は、さまざまな企業で導入され、新規事業立案に用いられている。
 大学で教鞭をとるかたわら、中小企業から東証一部上場企業まで、規模や業種を問わず多岐にわたるプロジェクトのアドバイザーとして関わり、マーケティングにとどまらず利益ロジックまでを含めた事業構築思想や、それに伴う新たな論点を発信し続けている。
また、関与先企業をモデルに事業変革の道のりをストーリー仕立てで執筆した『ビジネスモデル思考法』(ダイヤモンド社)では、ビジネスの面白さを幅広い層に伝え、同時に未来を担うビジネス教育のありかたを提案している。
その他の著書に、『課金ポイントを変える 利益モデルの方程式』(かんき出版)『ビジネスモデルのきほん』(翔泳社)など。

 

■目次


■CHAPTER 1 ビジネスの次の一手は、ナインセルが握ってる!
ジョージ・ルーカスは卓越した経営センスの持ち主

■CHAPTER 2 「顧客第一」はお客様第一を実現するキーワード
CASE 1 P&G
お客様の家に泊まり込む! 徹底した顧客目線を貫く
CASE 2 アマゾン
「ふとればかち」で市場を拡大
CASE 3 セブンカフェ
「価格」より「味」で勝負

■CHAPTER 3 課金ポイントを工夫して「儲ける仕組み」をつくる
CASE 4 CCC
レンタルからビッグデータへ――「儲け」の軸足をシフト
CASE 5 コストコ
「課金のタイミング」を武器に、激戦の小売業界に切り込む
CASE 6 受験サプリ
 スマホを塾に変え、教育ビジネスに変革を起こす

■CHAPTER 4 お客様視点に立ってビジネスを動かそう
CASE 7 Uber
お客様の「困っていたこと」を一気に片づけた!
CASE 8 ネットフリックス
時代に合わせて「プロセス」を変えながら「顧客価値」を実現
CASE 9 Airbnb
「個人宅」をホテルに変え、旅行業界の常識を覆す

■CHAPTER 5 タテのつながりから「儲けるストーリー」を考える
 ヨコの整合性をベースに、タテの整合性も考えていこう
 タテの法則1 儲ける対象をずらしてみると、尖ったビジネスになる
 タテの法則2 「違い」と「強み」を意識すればライバルの追随を許さない
 タテの法則3 自分の「強み」を「儲け」に結びつける
 タテの法則4 モノづくり企業が飛躍するヒントは「タテのHow」
ビジネス全体を俯瞰して、ストーリーを紡ごう

 

2016年

1月

09日

気になる近日発売のビジネス書【1/9】

小さな天才になるための46のルール 小さな天才になるための46のルール
マーティ・ニューマイヤー 武舎るみ

ビー・エヌ・エヌ新社 2016-01-25
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★☆☆

著者実績:★★★☆☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

数々のブランド構築プロジェクトを手掛けてきた著者が、
 誰もが内に秘めて持っている創造性に火を点け、
 「自分ならでは」の天賦の才能を発揮するためコツをコンパクトにまとめた一冊。
 変化を起こそう、成長しよう、と思っているビジネスパーソンに最適な、
 活躍する勇気が湧いてくる自己啓発入門です。


日本語版序文

 

 佐宗邦威 氏(『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』著者)


本書への賛辞

 

“創造性を発揮するのはむずかしい、と思っている君に朗報。
 明快な思考を促す指針を簡潔にわかりやすくまとめた本が出版された。
この本の指針の数々をぜひ実践して、自分ならではのクリエイティブなマインドセットを生み出してほしい。
――トム・ケリー(『クリエイティブ・マインドセット』)

 

“イノベーターは身にしみて知っている。見込み薄のときこそ途方もない楽観性が必要だということを。
だが今、頼りになるルールがいっぱい詰まったこの「道具箱」が発売された。
この数々の道具(ルール)を楽しく試し、参考にし……そして破ってほしい。
――ジョン・マエダ(『シンプリシティの法則』)

 

“あらゆる分野、あらゆる世代のトップレベルの専門家(プロフェッショナル)が才能開花の拠り所としてきた46のルールがここにある。
なによりすばらしいのは、著者自身の座右の銘「退屈させるな」(ルール18)を忠実に守った本であることだ。
――ポーラ・シェア(『Make it Bigger』)

 

“もちろん誰もが「小さな天才」の可能性をもって生まれてくる。
 君がその可能性の扉を開けて才能を開花させ、全世界の人々と共有するためのお膳立てこそが、著者の唯一の望みなのだ。
――セス・ゴーディン(『「型を破る人」の時代』)

 

出版社からのコメント

変革を起こしたいビジネスパーソンに最適な自己啓発入門。
 「特定の領域・物事においてならば、誰もが抜きん出た存在になれる」ということをメッセージとしています。
 情熱的な意志、活躍する勇気が湧いてくる一冊です。

 

■著者について

 

ブランド、製品、サービス、企業、環境、コミュニケーション等に関する仕事を介して創造性の重要性を提唱してきた、
デザイン思考のオリジネーターのひとり。
デザインの専門家としての生涯の目標は「ビジネスとデザインの架け橋になること」として、次のように述べている
──「ビジネスは変革を促すてこの支点となり得る。ビジネスの仕組みを改善するというのは、世の中の仕組みを改善するいちばん手っ取り早い方法だ」。
 現在は、イノベーションやブランド構築などを手がけるLiquid Agency のトランスフォーメーション・ディレクターを務める。
かねてから企業の創造性を見抜く鋭い洞察力を駆使して、
Apple、Google、Microsoft、Skype、Twitter、Patagonia など世界有数の革新的企業からの業務依頼を獲得するとともに、
そうした実務経験を通じて会得した秘訣や極意を著書、専門誌、業界紙、講演、ワークショップ等で公開、共有してきた。
 著書に『ブランド・ギャップ』『ザグを探せ』『デザインフル・カンパニー』『Metaskills』などがある。

 

■目次

 

PART 1 どうやってイノベーションを起こすのか
RULE 1 ルールを打ち破れ
RULE 2 欲しいものを望め
RULE 3 考える前に感じろ
RULE 4 まだないものを見通せ
RULE 5 より大きな問いを立てよ
RULE 6 問題の枠組みはタイトに
RULE 7 「森」を見よ
RULE 8 「虎穴」に入れ
RULE 9 「斜め」にアプローチせよ
RULE 10 衝撃を待て
RULE 11 「美」をものさしに

 

PART 2 どのように仕事に取り組むべきか
RULE 12 デザインはすばやく、決断はじっくり
RULE 13 静的な要素にはリニアプロセスを
RULE 14 リアクティブな要素にはダイナミックプロセスを
RULE 15 隠された構造を突き止めろ
RULE 16 関連要素の表現を統一せよ
RULE 17 形に合った機能、機能に合った形を
RULE 18 退屈させるな
RULE 19 驚きは注目を集めたい箇所へ
RULE 20 意識的に美学を用いよ
RULE 21 スケッチ、模型、プロトタイプで可視化せよ
RULE 22 ゴチャゴチャを歓迎せよ
RULE 23 アイデアのテストは実際に近い状況で
RULE 24 シンプルに

 

PART 3 どのように学ぶか
RULE 25 学び方を学べ
RULE 26 信念ではなく好奇心を出発点にせよ
RULE 27 自分ならではのプロジェクトに取り組め
RULE 28 「ヒーロー・ファイル」を作れ
RULE 29 オリジナリティに投資せよ
RULE 30 戦略的に学べ
RULE 31 苦手分野の底上げをせよ
RULE 32 「幸福の圏内」に長居せよ
RULE 33 ためになる失敗をせよ
RULE 34 教育的なフィードバックを求めよ
RULE 35 情熱の炎をかき立てろ
RULE 36 自分独自のスタイルを確立せよ
RULE 37 練習を重ねよ

 

PART 4 どうやって違いを生み出すか
RULE 38 「これ! 」と思えることを見つけて全力投球せよ
RULE 39 ひとりきりの時間を作って集中せよ
RULE 40 粘り強くやり遂げろ
RULE 41 グッドデザインを追求せよ
RULE 42 ていねいにまわりの支持を集めろ
RULE 43 人のせいにするな
RULE 44 つながれ
RULE 45 自己実現の道を突き進め
RULE 46 新たなルールを創り出せ

 

2015年

12月

25日

気になる近日発売のビジネス書【12/25】

GAMIFY ゲーミファイ―エンゲージメントを高めるゲーミフィケーションの新しい未来 GAMIFY ゲーミファイ―エンゲージメントを高めるゲーミフィケーションの新しい未来
ブライアン・バーク 鈴木 素子

東洋経済新報社 2016-01-15
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★☆☆

著者実績:★★★☆☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

ITの力で、人や組織の行動が変わる。

顧客や従業員、特定のコミュニティの人々がそれぞれの目標を達成できるように力を与える最先端手法「ゲーミフィケーション」。
その正しい理解と導入方法を、米国や日本の最新の成功事例を元に解説するガイドブック。


■著者について

 

ブライアン・バーク(ブライアン バーク)
ガートナー社・バイスプレジデント
ガートナー社 リサーチ担当バイスプレジデント。エンタープライズ・アーキテクチャの専門家として、破壊的技術の最新動向および企業に与える影響を数十年にわたって評価してきた。2010年からゲーミフィケーション研究の指導に携わり、現在はビジネス成果志向のエンタープライズ・アーキテクチャ研究のリーダー。フェデレーテッド・アーキテクチャの開発における著者の画期的な成果は、数百の民間企業・公営組織に導入されている。ゲーミフィケーション、IT戦略、ITの組織構造、経営戦略とIT戦略の一致といった分野の研究者として有名で、講演者としても活躍中。

 

■目次


PART1 ゲーミフィケーションの力で人をハマらせる
第1章 ゲーミフィケーションの最終目的は、動機づけである
第2章 プレイヤーにやりがいを与える
第3章 ゲーミフィケーションで行動を変える
第4章 ゲーミフィケーションでスキルを習得する
第5章 ゲーミフィケーションでイノベーションを促進する

PART2 プレイヤー体験をデザインする
第6章 プレイヤー中心のデザインとは
第7章 ゲーミフィケーションをデザインする
第8章 ゲーミフィケーションデザインによくある失敗
第9章 ゲーミフィケーションプロジェクトを成功させる
第10章 ゲーミフィケーションが未来を変える 2020年の展望

 

2015年

12月

15日

気になる近日発売のビジネス書【12/15】

7人のトップ起業家と28冊のビジネス名著に学ぶ起業の教科書 7人のトップ起業家と28冊のビジネス名著に学ぶ起業の教科書
大賀 康史 苅田 明史

ソシム 2015-12-18
売り上げランキング : 2054

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★☆☆

著者実績:★★★☆☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

◎起業ガイドの新定番!

普通の会社員が普通に起業する時代。
 今いる会社で何を学ぶべきか?
誰に会い、何を読むべきか?

注目のスタートアップ「フライヤー」創業者コンビが起業のエッセンスをまとめました。

 

◎起業家インタビュー&名著の要約を収録

 起業の本質は「人」から学ぶ。
7 人のカリスマ経営者が成功の極意を教えます。

・前田 佳宏(リンカーズ)
・出口 治明(ライフネット生命)
・南 章行(ココナラ)
・佐々木 大輔(freee)
・仲 暁子(ウォンテッドリー)
・元榮 太一郎(弁護士ドットコム)
・吉田 浩一郎(クラウドワークス)

 

起業家必読の名著! 28 冊のエッセンス(要約)を収録。
 圧倒的なスピードで起業の全体像をつかめます。

 『後世への最大遺物・デンマルク国の話』『ワーク・シフト』
 『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。』
 『不格好経営』『起業家のように企業で働く』『成功者の告白』『会社は頭から腐る』
 『「働き方」の教科書』『ビジネスモデル全史』
 『起業の技術』『起業のファイナンス』『起業家はどこで選択を誤るのか』
 『完全網羅 起業成功マニュアル』『「事業計画書」のつくり方』
 『ファシリテーションの教科書』『さあ、才能に目覚めよう』
 『ストーリーとしての競争戦略』『論点思考』『キャズム 』
 『バリュー・プロポジション・デザイン』『影響力の武器』『アイデアのつくり方』
 『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』
 『リーン・スタートアップ』『人を動かす』『インサイド・ボックス』
 『ともに戦える「仲間」のつくり方』『初対面の1分間で相手をその気にさせる技術』


■著者について

 

大賀 康史(おおが・やすし)
株式会社フライヤー 代表取締役
2003 年早稲田大学大学院理工学研究科修了後、アクセンチュア(株)製造流通業本部に入社。同社 戦略グループを経て、企業再生やM&A に強みを持つコンサルティングファームであるフロンティ ア・マネジメント(株)で経営コンサルティングに従事。
2013 年6 月に(株)フライヤーを設立。

 苅田 明史(かんだ・ひろし)
株式会社フライヤー 取締役
2008 年京都大学経済学部経営学科卒業後、UBS 証券(株)投資銀行本部に入社。クロスボーダーM&A や資金調達などのアドバイザリー業務に携わる。その後、フロンティア・マネジメント(株)で主に BtoC 企業の経営コンサルティングに従事。
2013 年6 月に(株)フライヤーを設立。

 

■目次(抜粋)

 

1 章 「志」をもって、最初の一歩を踏み出そう
 ・起業家の多くは、ふつうの人
・大企業で暮らすあなたが起業すべき理由
・企業の寿命は、キャリアを全うできるほど長くない
 ・成功するには、志に加えて指針が必要

2 章 会社にいる間にしておくべき4 つのこと
 ・サラリーマンからの起業で直面する大きな壁
・会社員の経験の上に強みを築く
 ・会社員からの起業で極めて大切な「家族の説得」
・何を始めるにも、遅すぎるということはない

3 章 起業のアイデアを手に入れる方法
・「起業したい」という思いが先行しても構わない
 ・まずは飛び込んで始めてみる、というのも一案
・起業アイデアのプロは起業家ではなく投資家
・アイデアは組み合わせから生まれる

4 章 はじめての会社設立で注意すべき5 つのポイント
 ・会社名=サービス名は正解か?
・株主構成と役割がその後の運命を決める
 ・事業計画・資金計画の立て方
・投資契約で気をつけること

5 章 仲間を集め、チームを育てる
 ・仲間集めは最も重要な仕事
・創業期、拡大期で異なる集め方
・愛と熱意でチームをマネジメントしよう
 ・小さなチームでも会議は必要

6 章 起業1 年目の商品開発力
・価値を生み出す製品・サービスの作り方
・一貫性を持たせることの大事さ
 ・何を検証したいのか、が重要
・はじめの検証は最小限の投資で行う

7 章 3 つの壁を乗り越え、サービスを広める
 ・すべてのサービスが超えるべき3 つの壁
・サービスの評判を高める
 ・初期ユーザーを獲得する
 ・キャズムを超える

 

2015年

12月

04日

気になる近日発売のビジネス書【12/4】

戦略読書 戦略読書
三谷 宏治

ダイヤモンド社 2015-12-18
売り上げランキング : 592

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

みんなと同じ本を読んではいけない!

ビジネス、SF、科学、歴史、マンガ、心理、哲学…他
「何を」「いつ」「どう」読むかを戦略的に変えて、
コモディティ化しない自分をつくる「読み方」大全。

読書ポートフォリオ、効率的リターン、発見法、書斎術など
読書に関わる全テーマを1冊に網羅。
独自の視点を生む435冊のブックガイド付き。

私たちは読んだ本でできている。
だから、読書には戦略が必要だ

本書は、『経営戦略全史』『ビジネスモデル全史』などで知られる三谷宏治氏が、
自分の独自性をつくり上げるための読書法をまとめた1冊です。

私たちの体が食べたものでできているように、
私たちの精神・思考もまた、読んだ本でつくられています。
だから、読書には「戦略」が必要なのです。
読書をコントロールすることは、
自分をマネジメントすることに他なりません。

自分の年齢やフェーズに合わせてジャンル配分を変える「読書ポートフォリオ・シフト」、
効率的にリターンを得るために読み方を変える「セグメント別ワリキリ読書」、
1冊の本からより多くの学びを得るために、
5つの視点(対比、反常識、数字、一段深く、抽象化)で読み取る「発見型読書法」など、
多くの読み方を紹介します。

オリジナル人材になるための“三谷流"読書法の集大成

大学卒業後にボストンコンサルティンググループに入り、
みんなと同じ本を読んでいたら、
みんなと同じ発想しかできなくなったことに危機感を覚えた三谷氏。

以来、30年にわたって試行錯誤しながら編み上げてきた、
三谷流「戦略読書」の集大成が本書です。

三谷氏の私的読書全史あり、家中で知をオープン化する書斎術あり、
1冊の本をどのように読みさばくかの実践事例あり、
オリジナル人材になるためのブックガイドありと、
読書に関わる全テーマを1冊に網羅した究極の読書本。


■目次


はじめに

序章 戦略読書のススメ――読書には戦略が必要なのだ

第1章 読書ポートフォリオ・シフト――セグメント管理で資源配分を変える

第2章 セグメント別戦略読書――読み方を変えて効率的にリターンを得る

楽章1 ボクたちは読んだものでできている――私的読書全史

第3章 発見型読書法――5つの視点で5倍読み取る読め方革命

第4章 知のオープン化――書斎と本棚と魔法の1冊

楽章2 みんなと同じ本を読んではいけない――オリジナリティを育てる珠玉の12冊

終章 知と行のサイクル――読書→思索・行動→発信→スキル

おわりに

付録 セグメント別ブックガイド――独自の視点と思考をつくるための424冊


2015年

11月

25日

気になる近日発売のビジネス書【11/25】

システム思考をはじめてみよう システム思考をはじめてみよう
ドネラ・H・メドウズ Donella H. Meadows 枝廣淳子

英治出版 2015-12-08
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

『世界がもし100人の村だったら』のドネラ・メドウズが
 キャリアを捨ててまで15年書きつづけた800のエッセイから、
 「つながり」に気づき、「思い込み」に驚く、名編8作を収録。

「変化が当たり前」かつ「どういう変化がいつ起こるかも不確実」という時代に、
 何をよりどころに、日々の暮らしや企業活動を進めていけばよいのだろう?

従来の経験や考え方が通用せず、新しい変化が次々と起きるなかで、
どうすればリスクやチャンスを捉えることができるだろう?

『成長の限界』を発表し、ハーバード、MITに請われた優秀な研究者であり、
 『世界がもし100人の村だったら』に代表される優れた伝え手でもあった
 ドネラ・メドウズに学ぶ、現実を広く深く、ありのままに捉える「素直な見方」。

● ハンバーガーを食べると好きなテレビが観られなくなる?
● ハイブリッドカーに乗ると人生観が変わる?
● なぜビジネスはモノポリー化するのか?
● 不便であることが魅力的な町の条件?
――身近な話題をとおして、「システム思考」の本質に迫る。


■著者について


[著者] ドネラ・H・メドウズ Donella H. Meadows
 1941年~2001年。化学と生物物理学(ハーバード大学で博士号を取得)を修め、その後マサチューセッツ工科大学(MIT)の特別研究員。1972年、『成長の限界』(ダイヤモンド社)の主執筆者として、限りある地球の人口と経済成長のダイナミクスを一般の人々に向けて解説。『成長の限界』は37の言語に翻訳され、地球が人間活動を支えられる力や人類の選択に関する論争を世界中で巻き起こす火付け役となった。その後、グローバル・モデリングと持続可能な開発に関する本を9冊書き、社会情勢や世界における複雑なつながりをじっくり振り返って考えるコラム『The Global Citizen(地球市民)』を15年間、毎週書き続けた。1990年には『世界がもし100人の村だったら』の原案となったコラム「村の現状報告(State of the Village Report)」を執筆。1991年、ピュー財団の保全・環境分野の研究者として認められ、1994年にはマッカーサーフェロー賞を受賞。1996年、サステナビリティ研究所を設立し、システム思考や組織学習を用いて、経済、環境、社会分野の課題に取り組む。1972年から2001年に亡くなるまで、ダートマス大学の環境研究プログラムで教鞭をとった。『世界はシステムで動く』ほか著書多数。


■目次


お互いと競うのはやめて、クマに立ち向かおう


成功者はさらに成功する


問題はつながっている、解決策もつながっている


魅力をコントロールすることで、成長をコントロールする


 フィードバックをもう少し


 フィードバックがあれば、自分だって、世界だって変えられる


個人としては学び、組織としては抵抗する私たち


境界線は、現実の世界ではなく、心の中にある


2015年

11月

20日

気になる近日発売のビジネス書【11/20】

フォーカス フォーカス
ダニエル・ゴールマン 土屋 京子

日本経済新聞出版社 2015-11-26
売り上げランキング : 91689

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★★

評価予想:★★★★★

 

■アマゾンの内容紹介より

 

全世界500万部の大ベストセラー
『EQ 心の知能指数』著者 ゴールマンの最新作、待望の邦訳刊行!

スポーツや勉強においても、ビジネスの場においても、成功の最大の鍵は「集中力」。
 集中力は生まれつきのもののように思われがちですが、実は筋肉同様、使わなければ落ち、うまく使えば鍛えることができるものです。
 本書では、多くの事例をもとにこの力の謎をさまざまな面から掘り下げ、
 普通の人と「できる人」を分ける「注意」はいったい何なのか、どうすれば鍛えることができるのか、
さらに、優秀なリーダーに共通する集中力はどのようなものか、
 世界的ベストセラー作家ダニエル・ゴールマンが、多くの事例からひもときます。


〈本書の内容より〉
・楽しく働く人の共通点とは
 ・過剰な「注意」と失敗の方程式
・なぜあの人は、いいアイディアをひらめけるのか
 ・集中力と直観の不思議な関係
・他者を読む「共感力」の向上法
・無視する力の重要性
・ビジネスにおける「マインドフルネス」を考える
 ・優れたリーダーの条件とは
 ・できる人は「システム思考」が発達している
 ・集中力を鍛える「心の筋トレ」法


■著者について


ダニエル・ゴールマン(Daniel Goleman)
作家、心理学者、ジャーナリスト。
ハーバード大学大学院で心理学の博士号を取得。
ハーバード大学で教鞭をとったのち、「サイコロジー・トゥデー」誌のシニア・エディターを9年間務める。1984年からは「ニューヨーク・タイムズ」紙で主に行動心理学について寄稿。
1995年に発表した『EQ こころの知能指数』は全世界500万部(日本でも80万部)の大ベストセラーを記録した。


土屋 京子(Kyoko Tsuchiya)
翻訳家。
 訳書に、『EQ こころの知能指数』(ダニエル・ゴールマン)、『トム・ソーヤーの冒険』『ハックルベリー・フィンの冒険』(以上マーク・トウェイン)、『ワイルド・スワン』(ユン・チアン)、『ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密』(レベッカ・ウェルズ)、『部屋』(エマ・ドナヒュー)、『仔鹿物語』(マージョリー・ローリングズ)など多数。


■目次


I 「注意」を解剖する
II 自己を知る
III 他者を読む
IV もっと大きな文脈で見る
V 理にかなった練習法
VI 良きリーダーの集中力
VII より大きな視野を


2015年

11月

12日

気になる近日発売の雑誌【11/12】

WIRED VOL.20 (GQ JAPAN 2016年1月号増刊)/特集 A.I.(人工知能) WIRED VOL.20 (GQ JAPAN 2016年1月号増刊)/特集 A.I.(人工知能)

コンデナスト・ジャパン 2015-12-01
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

◆特集 A.I.(人工知能) 

チケット販売開始後、瞬く間に完売となったカンファレンスイヴェント「WIRED A.I. 2015」。
そのイヴェント内容をぎっちり盛り込み、さらに注目コンテンツを盛り込んだ『WIRED A.I.特集号』を12月1日に発売!


2015年

11月

09日

気になる近日発売の雑誌【11/9】

WIRED VOL.19 (GQ JAPAN 2015年12月号増刊) /特集 ことばの未来 WIRED VOL.19 (GQ JAPAN 2015年12月号増刊) /特集 ことばの未来

コンデナスト・ジャパン 2015-11-10
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

◆特集 ことばの未来 「自然言語」をめぐる冒険 
いま、「ことば」という人類の発展を支えた基盤テクノロジーに、自動翻訳マシンや人工知能といった、新たなテクノロジーが干渉し始めている。
ヒトをヒトたらしめていたことばを機械とシェアしている現在、ことばを考えることは、いったいなにを考えることなのだろうか。

◇ことばと世界 コンピューターはいかにそれを理解するのか
◇文学のイノヴェイション カズオ・イシグロ/円城塔/宮内悠介/関口涼子
◇読む機械 自然言語処理の新たな地平 
Googleクォーク・リー、Facebookトーマス・ミコロフ、MetaMindリチャード・ソッチャー。
AI研究の先駆者3人に、予防医学の俊英・石川善樹が迫る。
◇いま「ことばの未来」を考えることは「○○の未来」を考えることである
◇たったひとりのことば 絶滅する言語と失われゆく「世界」
◇池田純一 「ヨハネスブルクのアダムと黄金の天使」
◇データはことば、日々を綴る ステファニーとジョージアの未来の絵手紙

◆帝国再興 独占! かくして「フォース」は再び覚醒する
4000億円以上の価値を有するハリウッド最大のフランチャイズをいかにリブートするか。
J.J.エイブラムス、キャスリーン・ケネディ、ジョン・ウィリアムズほか、
キーパーソンの証言から明かされた『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の知られざる舞台裏を独占公開!
またその製作現場を、巨匠アニー・リーボヴィッツが撮影!

◆Spiber:人工合成クモ糸素材は、人類未到の領域へ
「クモの糸」の人工合成に成功し、世界で初めてその量産化を成し遂げたバイオヴェンチャーSpiber。
THE NORTH FACEをパートナーに迎えたSpiberの、飛躍の瞬間に立ち会った。

◆コンテンツ・モデレーション SNSのダークサイドを見つめる仕事
SNSや動画サイトから見るに堪えないコンテンツを削除する仕事に、世界で10万人が従事。
かつてモデレーターだった人々の証言から明かされる、インターネットの「闇」とは。

◆Oneohtrix Point Never SFとしての音楽
新作『Garden of Delete』の制作を終えたワンオートリックス・ポイント・ネヴァーことダニエル・ロパティンを
ブルックリンにあるスタジオに訪ねた。実験作をつくり続けるロパティンの、思考とルーツとは。

その他
◇Meet the Legend Vol.5 ベン・ホロウィッツ、全米最強のビジネスマン
◇DJ TAROのSF映画を実現ラボラトリ 自律飛行型ドローンはできますか?
など


2015年

11月

04日

気になる近日発売のビジネス書【11/4】

ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学 ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学
入山 章栄

日経BP社 2015-11-20
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★☆☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

ドラッカー、ポーターしか知らないあなたへ。
 「ビジネススクールで学べる経営学は、最先端からかけ離れている! 」
 米国で10年にわたり経営学研究に携わってきた気鋭の日本人学者が、
 世界最先端の経営学から得られるビジネスの見方を、
 日本企業の事例も豊富にまじえながら圧倒的に分かりやすく紹介。
 世界の最先端の「知」こそが、現代のビジネス課題を鮮やかに解き明かす!


■著者について


入山 章栄(いりやま・あきえ)
早稲田大学ビジネススクール准教授
 慶応義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。
 三菱総合研究所で主に自動車メーカー・国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事した後、
2008年に米ピッツバーグ大学経営大学院よりPh.D.を取得。
 同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。2013年から現職。
Strategic Management Journal, Journal of International Business Studiesなど国際的な主要経営学術誌に論文を発表している。
 著書に『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(英治出版)がある。


■目次


 【Part1】いま必要な世界最先端の経営学
 【Part2】競争戦略の誤解
 【Part3】先端イノベーション理論と日本企業
 【Part4】最先端の組織学習論
 【Part5】グローバルという幻想
 【Part6】働く女性の経営学
 【Part7】科学的に見るリーダーシップ
【Part8】同族企業とCSRの功罪
 【Part9】起業活性化の経営理論
 【Part10】やはり不毛な経営学
 【Part11】海外経営大学院の知られざる実態
 【経営学ミニ解説】


2015年

10月

27日

気になる近日発売のビジネス書【10/27】

仕事・人生が変わる すごい! 本 370冊 (日経BPムック スキルアップシリーズ) 仕事・人生が変わる すごい! 本 370冊 (日経BPムック スキルアップシリーズ)
日経ビジネスアソシエ

日経BP社 2015-10-28
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

日経ビジネスアソシエ創刊以来の“総決算"!
カリスマ経営者・識者の「解説・レビュー」付き!


【ジャンル・目的別】  徹底ガイド!
・すぐに役立つ  ビジネススキル
  思考・発想/英語/コミュニケーション/プレゼン/起業/リーダーシップ/
   ビジネスモデル/ソーシャルマーケティング
 ・話題・知識が広がる  教養
  世界史/小説/教育/アート/中国/中東/自然・生物/科学・哲学/宇宙/環境
・楽しく豊かになる  生活
  ランニング/インテリア・住まい/育児/鉄道/サブカル/災害対策
・ここで差がつく!   仕事の知識
  経営戦略/経済学/企業統治/経営学/心理学/論理学
・心が軽くなる  マンガ


“カリスマ"たちの「お薦め本」
  宮内義彦  オリックス
  樋口泰行  マイクロソフト
  養老孟司  解剖学者
  林野  宏  クレディセゾン
  出口治明  ライフネット生命保険
  竹内弘高  ハーバード大学経営大学院
  安宅和人  ヤフー
  ロバート・キャンベル  日本文学者
  名越康文  精神科医


■目次


【PART1】カリスマ経営者らが選んだ必読本

オリックスシニア・チェアマン 宮内義彦さんが薦める
 マネジメント・歴史を知る5冊

 日本マイクロソフト会長 樋口泰行さんが薦める
働き方・マネジメントを知る5冊

サイバーエージェント社長 藤田 晋さんが薦める
「成長」と「衰退」を徹底分析した4冊

 解剖学者 養老孟司さんが薦める
“人"を深く知る5冊

ライフネット生命保険 会長兼CEO 出口治明さんが薦める
決断力を養う「世界史」5冊

クロスカンパニー社長 石川康晴さんが薦める
経営力を鍛える5冊

リブセンス社長 村上太一さんが薦める
常識を疑い思考を深める5冊

 日本文学者 ロバート・キャンベルさんが薦める
平安時代から大正までの日本文学5冊

 米ハーバード大学経営大学院教授 竹内弘高さんが薦める
日本を代表する経営学者が薦める5冊

クレディセゾン社長 林野 宏さん 「読むべき本」を語る
成長は、延長線上にはない「創造的破壊」に邁進せよ

植山事務所社長・一橋大学非常勤講師 植山周一郎さんが薦める
世界とつき合う5冊

スタバ、ボディショップの急成長を牽引 岩田松雄さんが薦める
私をプロ経営者に育てた“王道"読書術

今田耕司さんに社長が読ませたい! 本


【PART2】仕事に役立つ本
 経営戦略/ビジネスモデル/プレゼン・コミュニケーション/ソーシャルマーケティング ほか


【PART3】大災害を乗り越えるためのブックガイド
 トラウマ/仕事術/地震・津波/経済政策


【PART4】人生を豊かにする本
 小説/世界史/自然・生物、科学哲学/宇宙/環境/インテリア・住まい/アート/教育/育児 ほか


【PART5】主人公に学ぶリーダーシップ
新しいものを生み出すイノベーションの力 千 利休
 人を育てる人材育成力 長谷川平蔵 ほか


【PART6】本とのつき合い方を深める
人気書評家が指南!  「目からウロコ」の書評活用術
 解ける! ひらめく! 刺激を受ける!  “知の拠点"をビジネスに生かす! 大人の図書館利用術 ほか


2015年

10月

21日

気になる近日発売のビジネス書【10/21】

水平思考の世界 水平思考の世界
エドワード デボノ 藤島みさ子

きこ書房 2015-10-30
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★☆☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

はじめに:いまこそ、誰もが水平思考を求められる時代 ●プロローグ ロジカルシンキングの限界を軽々と乗り越える水平思考 ●第1章 人生には、水平思考でしか解決できない問題がある ・垂直思考と水平思考 ・視点を変えれば、限界こそが強みになる ・水平思考が目指すのは「大発見の瞬間」 ●第2章 誰にでも入手可能な既成の情報を、新しいやり方で見つめなおす ・専門知識によって新しいアイデアを思いつくわけではない ・テクノロジー自体が、新しいアイデアを生むわけではない ●第3章 新しいアイデアと既成のアイデアの複雑な関係 ・教育は伝達的ではあるが創造的とはいえない ・既成のアイデアによる支配の影響力 ・支配的アイデアの影響力から逃れるには? ・間違えることに喜びを見出す ●第4章 水平思考の視覚トレーニング ●第5章 言葉の硬直性が、ものの見方の硬直性につながる ・ものの見方を少し変えるだけで、結果が大きく変わる ・言葉や名前がつくと、見方が固定されてしまう ・視覚的イメージでものを考える


■著者について


エドワード・デボノ(Edward de Bono) 世界最古の権威ある国際的奨学金制度、ローズ奨学生に選ばれてオックスフォード大学クライスト・チャーチ・カレッジで学ぶ。また、ケンブリッジ大学、マルタ大学から医学博士号を取得。これまでにオックスフォード大学、ロンドン大学、ケンブリッジ大学、ハーバード大学などで研究活動に携わる。 1967 年、デボノは今日では一般的に用いられる「水平思考」という言葉を考案。以来、デボノの名は世界中の数百万人もの人々にとって、創造性と新たな思考法のシンボルとなった。彼の数々の著作は現在34 か国語に翻訳されており、ノーベル賞受賞者や世界的指導者からも助言を求められている。


2015年

10月

08日

気になる近日発売の自己啓発書【10/8】

偉人たちの最高の名言に田辺画伯が絵を描いた。 偉人たちの最高の名言に田辺画伯が絵を描いた。
水野敬也 田辺誠一

朝日新聞出版 2015-10-20
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

『夢をかなえるゾウ』
『人生はワンチャンス! 』シリーズの
水野敬也が厳選した珠玉の名言に、
 独特なイラストで話題の"画伯"
 田辺誠一が描き下ろした絵を添えるイラスト名言集。
LINEスタンプの人気キャラ「かっこいい犬」の新作も登場!


2015年

10月

05日

気になる近日発売のビジネス書【10/5】

ボールド 突き抜ける力 超ド級の成長と富を手に入れ、世界を変える方法 ボールド 突き抜ける力 超ド級の成長と富を手に入れ、世界を変える方法
ピーター・H・ディアマンディス スティーブン・コトラー 土方 奈美

日経BP社 2015-10-17
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

「本書は、世界を変えられると信じている人に向けた洞察力のある道標であり、そうした人々を手助けするパートナーや技術を手に入れるための貴重なアドバイスを提供してくれる」 ──ビル・クリントン(元アメリカ合衆国大統領)


「前著『楽観主義者の未来予測』では、20年後、世界がどこまで進歩する可能性があるかが示された。本書は、起業家たちがそこへたどり着くのを助けるロードマップである」 ──エリック・シュミット(グーグル会長)


本書は今日のエクスポネンシャル起業家、すなわち超ド級の成長と富を手に入れ、世界を変えたいと願うすべての人のためのマニフェスト(決意表明)であり、マニュアル(手引き)である。
 加速するテクノロジー、スケールの大きい発想、クラウドの力を生かすツールの活用に関する参考資料である。あなたが起業家なら(気持ちのうえでは起業家というケース、あるいはすでに会社を興しているケースのどちらでもいい)、
 住む場所がシリコンバレーか上海か、大学生か多国籍企業の社員かに関係なく、本書が役に立つだろう。本書には意欲や能力を本気で高め、とびきり壮大な志を抱き、世界に影響を与えるための方法が書いてある。
(「序章」より)


■著者について


ピーター・H・ディアマンディス
Xプライズ財団のCEO。15を超える宇宙・ハイテク関連の会社を創立した起業家。グーグル、3-Dシステムズ、NASAの後援を得て、シリコンバレーにシンギュラリティー大学を創立し、エグゼクティブ・チェアマンに就任。
ハインライン賞、アーサー・C・クラーク賞、ニール・アームストロング賞などを受賞。マサチューセッツ工科大学で分子生物学と航空工学の学位を、ハーバードメディカルスクールで医学の学位を取得。
ホーキング博士の無重力体験をアシストしたことでも知られている。2014年フォーチュン誌の「世界の偉大なリーダー50人」に選出される。


スティーヴン・コトラー
 ニューヨーク・タイムズ、ワイアード、GQ、ポピュラー・サイエンティストに寄稿するジャーナリスト、ライターにして起業家。フロー・ゲノム・プロジェクトの共同創設者兼研究責任者。


2015年

9月

25日

気になる近日発売のビジネス書【9/25】

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★☆☆

著者実績:★★★☆☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

サービス・デザインとは、ビジネスを顧客の視点から体系的に編成する取り組みです。そしてその目的は、企業と顧客が出会うあらゆる局面において、快適なカスタマー・エクスペリエンス(顧客経験価値。商品やサービスを購入したり使用したりする経験によって得られる感覚的、感情的な付加価値)を提供することにあります。

あらゆる品質がすぐに世界共通となりうる現在、企業名で差異化をはかることは、もはやできません。こうした中でライバルより一歩抜きん出るためのカギとして、サービス・デザインをできるだけ分かりやすく紹介するために、多種多様なツールやメソッドを詳しく紹介はしませんが、この分野の入り口とも言える、顧客があなたの製品やサービスについて実はどう考えているのかを理解するプロセスを扱います。

この「発見」のプロセスを、自身の仕事などに当てはめて見つめ直してみれば、どこかに改善できる部分が見つかるかもしれません。


■著者について


J・マルゴス・クラール(J.Margus Klaar)は、1992年から広告マーケティング業界でキャリアを重ねてきました。しかし年月を経るうちに、彼は平均的な製品の見栄えを整えるばかりの仕事に疑問を抱きはじめます。メディアや技術が絶えず変化し続けるこの世の中では、もはや外観の良さだけでは通用しないというのが、彼の実感でした。顧客ロイヤルティを獲得するためには、製品やサービスの中身を磨かなければなりません。

2009年、彼は3人のパートナーと共にサービス・デザインとブランディングのコンサルタント会社、ブランド・マニュアル(Brand Manual)社を創設しました。以来、同社はサービス・デザインのパイオニアとして、数多くのブランドや企業の活動を徹底的に見直し、その改善に貢献しています。製品やサービスの見た目だけでなく、中身をより良いものにすることが、彼らの目標です。

 本書執筆時の著者の年齢は43歳。家族と共に、スウェーデンのストックホルムで暮らしています。


■目次


●序章
なぜ(why)?
サービス・デザインとは何か
 ・情報を提供する>期待に応じる
 なぜこのプロセスをデザインと呼ぶか?
・形態は機能に従う

●カスタマー・ジャーニー
要求は決して「もの」ではない
 ・苦情
・スーパーマーケット
 ・微弱信号/少数派
・ワークショップのハウツー
 ・近道を通りたがる習性
・家族連れは速くてシンプルが好き
顧客接点(タッチポイント)
・顧客との関係性の意味

●この種の課題への組織的な取り組み
責任者は誰か?
・豊富な選択肢は購買行動を促進するか?

【訪問インタビュー】
ノキア(Nokia)社の凋落
・組織の意識の改革

●巻末付録
ツール
 リサーチ用のツール
詳細なリサーチ用のツール
開発用のツール


2015年

9月

17日

気になる近日発売のビジネス書【9/17】

ブロックバスター戦略―ハーバードで教えているメガヒットの法則 ブロックバスター戦略―ハーバードで教えているメガヒットの法則
アニータ・エルバース 鳩山 玲人

東洋経済新報社 2015-09-25
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★☆☆

著者実績:★★★☆☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

圧倒的勝者には共通する戦略がある!

巨額の製作費をかけるハリウッドの看板映画、
スーパースターに大型投資するレアル・マドリード、
全米2万店舗に大々的に出荷されたレディー・ガガの『ボーン・ディス・ウェイ』
なぜ、回収不能と思える予算を投じるのか?

ハーバード大学で異色の人気授業!
映画、テレビ、スポーツ、IT業界で「ひとり勝ち」するための戦略を解き明かす。
『イノベーションのジレンマ』のクリステンセン教授も絶賛!


〈本書で取り上げる事例〉
ハリー・ポッター/レディー・ガガ/レアル・マドリード/シャラポワ/ネットフリックス/スパイダーマン……


〈日本語版刊行に寄せて 鳩山玲人〉より抜粋。
ハーバード・ビジネススクール在学中に出会った教授の中で、特に思い出深い教授が本著書の著者であるアニータ・エルバースさんです。……そんなアニータが、ハーバード・ビジネススクールで研究してきたエンターテインメントビジネス理論の集大成としてつくり上げたものが本書『ブロックバスター戦略』です。……
私自身もブロックバスター理論の信者です。大型のコンテンツの時代の流れに合わせて、サンリオでも映画製作の取り組みを開始します。……
この理論は特にエンターテインメントやIT業界で参考になり、活用できる戦略理論になります。この本に書いてあることをよく引用して私自身も話をすることが多かったのですが、ここに日本語版ができることにより、ようやく日本の皆さんにも手に取っていただけるようになったことをとても嬉しく思います。


■著者について


アニータ・エルバース(アニータ・エルバース)
ハーバード・ビジネススクールのリンカーン・フィレーン記念講座教授。同校の女性教授として史上最年少で終身在職権を取得し、MBA1年目の必修カリキュラムの議長を務める。人気授業「クリエイティブ産業の戦略的マーケティング」を担当し、映画、テレビ、音楽、出版をはじめ、スポーツ産業やナイトクラブまで、ビジネスのロジックで分析していく。『ニューヨーク・タイムズ』紙、『ウォールストリート・ジャーナル』紙、『バラエティ』誌、『フォーチュン』誌などで研究が取り上げられる。マサチューセッツ州ボストン在住。


鳩山 玲人(ハトヤ レヒト)
サンリオ常務取締役。1974年生まれ。青山学院大学国際政治経済学部を卒業後、三菱商事に入社。エイベックスやローソンなどでメディア・コンテンツビジネスに従事。2008年ハーバード・ビジネススクールでMBA取得。同年サンリオ入社。2013年にDeNA社外取締役に就任。2015年よりサンリオ・メディア&ピクチャーズ エンターテインメントのCEOとして映画製作に従事。「Business Insider」より、「ハーバード・ビジネススクールの最も成功した卒業者31人」にシェリル・サンドバーグやミット・ロムニーと並んで選出される。


■目次


序章 ショービジネス成功のカギはブロックバスター
第1章 ブロックバスターに勝負を賭ける【映画&出版業界】
第2章 ブロックバスターを売り出して管理する【音楽業界】
第3章 スーパースターに投資する【スポーツ業界】
第4章 スーパースターは自らの力をどのように行使するのか【映画&スポーツ業界】
第5章 デジタル技術はブロックバスターの優位に終焉をもたらすのか【IT業界】
第6章 ブロックバスター戦略は広告手法を変える【出版&音楽業界】
終章 エンタメ業界の戦略は他のビジネスでも通用するのか【サービス&ファッション業界】


2015年

9月

04日

気になる近日発売の自己啓発書【9/4】

人生はもっとニャンとかなる! ―明日にもっと幸福をまねく68の方法 人生はもっとニャンとかなる! ―明日にもっと幸福をまねく68の方法
水野 敬也 長沼 直樹

文響社 2015-10-01
売り上げランキング : 126207

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

90万部突破の大ベストセラー「人生はニャンとかなる! 」が「もっと」パワーアップして帰ってきました。
可愛い猫、面白い猫、憎らしい猫……「ニャンとかなる! 」には入れられなかった猫たちの写真を全力投入!
偉人エピソードも前回にも増してユニークなものが多数採用されています。
前作を知らない方も楽しめる内容になっていますので、ぜひご覧ください!


■出版社からのコメント


累計160万部突破のベストセラーシリーズの中でも、もっとも人気の高い「ニャンとかなる! 」。猫たちが持つ愛らしさやユーモア、そして強さをあますことなく伝えた写真と、驚きと学びがある偉人エピソードを第一弾よりも「もっと」楽しんでいただけるよう試行錯誤し、新たに68個選びました。
ただの「続編」にならないよう、本書を初めて手に取る方は勿論、シリーズ他作を読んでいただいている方にも、前作の魅力は踏まえつつも新鮮な面白さを感じていただける本を目指しています。ぜひお手にとっていただけると幸いです。


■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)


水野/敬也
 愛知県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。著書に『夢をかなえるゾウ3ブラックガネーシャの教え』『人生はZOOっと楽しい!』『ウケる技術』『四つ話のクローバー』『雨の日も、晴れ男』『大金星』、作画・鉄拳の作品に『それでも僕は夢を見る』『あなたの物語』がある。恋愛体育教師・水野愛也としての著書に『LOVE理論』『スパルタ婚活塾』、講演DVD『スパルタ恋愛塾』、また、DVD作品『温厚な上司の怒らせ方』の企画・脚本や、映画『イン・ザ・ヒーロー』の脚本を手掛けるなど活動は多岐に渡る


長沼/直樹
 日本大学芸術学部卒業。著書にシリーズ累計170万部を突破した『人生はワンチャンス!』『人生はニャンとかなる!』『人生はZOOっと楽しい!』(文響社、共著)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


2015年

9月

03日

気になる近日発売のビジネス書【9/3】

30円のブラックサンダーで 100億円企業になった理由 30円のブラックサンダーで 100億円企業になった理由
エムシー・ブー

トランスワールドジャパン 2015-09-28
売り上げランキング : 146222

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★☆☆

著者実績:★★★☆☆

評価予想:★★★☆☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

「10年間まったく売れなかった」というチョコレート菓子「ブラックサンダー」を製造する有楽製菓株式会社。ブラックサンダーの発売は1994年。1年後に終売からの再販という駄菓子が売れ始めたのは、2003年ごろ。マーケティング戦略はあったのかというと「いやぁ、偶然ですね。」。その謎をひもといていくと、計画と無計画のものが混在しているものの、汎用性の高い、お金をかけないマーケティングメソッドの宝庫であることが発覚。今では体操選手、某首相までもが好きと公言。台湾では類似品が出回るほどの人気。その露出はストアのみならず。豊橋の駅長など多岐に渡る。 広告宣伝費ゼロでも売れた理由を広告制作の観点からアマナの市村純(クリエイティブプランナー・プロデューサー)、デザインからの考察をかきぬまこういち(コミュニケーションデザイン・プランナー)、地方若者文化考察は開沼博(社会学者)など業界のエキスパートと対談をしながら、売れる理由をひもといていく。


■著者について


エムシー・ブー(M.C. BOO) ケイビードットジェイピー代表取締役。コミュニケーションデザイナー。「ブラックサンダー普及委員会」委員。愛犬家。音楽活動の傍ら執筆やテレビから映画、WEBなどメディアにとらわれず様々なコンテンツを制作。清涼飲料水や製菓のセールス&プロモーション、商業施設やアートギャラリーのプロデュースも手がける。


2015年

8月

28日

気になる近日発売の自己啓発書【8/28】

カエルを食べてしまえ! 新版 カエルを食べてしまえ! 新版
ブライアン・トレーシー 門田 美鈴

ダイヤモンド社 2015-08-28
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

「まず、あなたにとって一番大変で重要な仕事からとりかかりなさい!」シンプルな言葉で語られる心構え、メッセージを確実に伝える繰り返しの魔術…長年数え切れないほどのセミナーを開催し、自身の経験を語ってきたブライアンの肉声がそのまま響いてくるような文章です。叩き上げの億万長者である著者の経験に基づく21の方針は、溢れる情報と仕事の中でもがいている私たちに成功への道はこれほど単純で真直ぐなのだと教えてくれます。成功した人のやり方を模倣する、その重要性を強調するのだ。各章はサミュエル・スマイルズなどの著名人の名言で始まり、「重要な仕事を見極め、まずそれに全神経を集中する」ことの大切さをさまざまなアプローチで語っています。また、引用や事例なども極力短くまとめられ、ポイントを得た内容になっています。それぞれ章の終わりには「Eat That Flog! カエルを食べてしまえ!」とタイトルのついた実践アドバイスがつき、具体的に自分にどんな疑問をなげかけ、行動すればよいのかがはっきりと述べられ、さらに所々にはそれまでのポイントを集約したルールが挙げられており、考えをまとめながら順を追いつつ読み進めることができます。読後はブライアンのポジティブな声が耳にこびりつき、心に深く刻まれる。具体的な行動の指針というよりは心の持ち方を伝授する本書。「カエルを食べてしまう」ことも容易に思えるから不思議である。 


「朝一番に生きたカエルを食べれば、その日の最悪事はもう終わったと安心してすごすことができる」 この「カエル」とは、最も難しく重要な仕事のこと。どうでもいいことではなく、一番重要でやっかいな事からすませなさい!


■著者略歴


トレーシー,ブライアン
 カリフォルニアを拠点に活躍するプロのスピーカー、トレーナー、コンサルタント。彼自身、自力で道を拓いた億万長者である。高校を中退後、数年間の肉体労働を経てセールスマンの職を得、ビジネス界での才能を発揮。自分なりのアイディア、方法、テクニックを生かし大開発会社の重役まで昇りつめる。30代で大学に入学し経営管理の修士を取得、22の会社と業界で働いた経験をもとに、自己の成功の秘訣を伝授するセミナーを世界中で開催している


■目次


目標をはっきりさせる
一日の計画を立てる
「80対20の法則」をすべてに当てはめる
結果を考える
常に「ABCD法」を実践する
カギとなることに専念する
能率の法則にしたがう
周到に準備する
宿題をする
才能を掘りおこす〔ほか〕


2015年

8月

19日

気になる近日発売のビジネス書【8/19】

指名される技術 指名される技術
堀江 貴文 斎藤由多加

ゴマブックス 2015-08-26
売り上げランキング : 1816

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

――今回、ホステスを題材にこの本を書こうと思うに至った理由も、それと似ています。具体的に言うと理由は二つ。一つは、ホステスさんたちがいるクラブ業界は、心が折れそうになる、そんな激しい競争の中で、クライアントをリピートさせる高度な技術を数多く持っている人たちがたくさんいる業界だということ。そこに僕らが学ぶことはとても多い。そしてもう一つは、にもかかわらず誰もその価値に全く気づいておらず、ママたちが書く本などは何かと「情熱」とか「真心」といった精神論や美学で片付けられている。この「見向かれぬ価値」に目をつけ、各々の体験から彼女らの手法を分析しつつできたのが本書です――本文より


■著者について


堀江貴文(ほりえ・たかふみ) 1972年、福岡県生まれ。現在は自身が手掛けるロケットエンジン開発 を中心に、スマホアプリ「テリヤキ」「755」のプロデュースを手掛けるなど幅広い活躍をみせる。ホリエモン・ドットコムでは『テクノロジーが 世界を変える』をテーマに、各界のイノベーター達に堀江自らがインタビュワーとなり取材したものを連載中。同じく毎日更新の ブログ、今話題のニュースを集めたニュースキュレーションでもワクワクするような情報や独自の見解を発信中! 2014年、新世代のゲーム会社ロケットサイエンスを創業。 【ホリエモン•ドットコム】 http://horiemon.com/ 昨年は有料会員サロン「堀江貴文サロン」を オープン。全国の会員と共に様々なプロジェクトを進行中。 【堀江貴文サロン】 http://salon.horiemon.com/ メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」の読者は1万数千人を超える。著書『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『我が闘争』(幻冬舎)、『あえて、レールから外れる。逆転の仕事論』(双葉社)等がある。 Twitterアカウント @takapon_jp


斎藤由多加(さいとう・ゆたか) 1962年東京都生まれ。ゲーム・クリエーター。大学卒業後、(株)リクルートを経て1994年オープンブック(株)を創業、現在に至る。(株)リクルートのフェロー職を5期歴任。高層ビルシミュレーション『タワー』の国内外のヒット(海外名はSimTower)で全米パブリッシャーズ協会賞ほか受賞。1995年、日経BP社『ベンチャー・オブ・ザ・イヤー』最優秀若手経営者部門賞。 1999年、『シーマン ~禁断のペット~』をドリームキャスト向けに発売。文化庁メディア芸術祭優秀賞、米国GDC「年間キャラクター賞」はじめ受賞多数。2006年、ゲーム「大玉」、2012年ゲーム「エアロポーター」を発表。 2013年の参院選に自民党「生声アプリ」開発、2014年から大手住宅メーカーの「喋る家」開発など先端技術分野に関与し2014年には、列強国の領土変化を俯瞰する「EarthBook」をリリース。2015年秋には「ソーシャル地球儀」を発表予定。 堀江貴文氏のゲーム会社「ロケットサイエンス」にクリエーターとして参加。 【オープンブック】 http://www.openbook.jp/ Twitterアカウント @YootSaito 著書『ハンバーガーを待つ3分間の値段』(幻冬舎)、『社長業のオキテ』(幻冬舎)ほか。


■目次


第0章

ある日の出来事 序章にかえて…… 人間は皆、わがままであり、そしてそれが前提である 他人に協力してもらうために必要なもの 他


第一章

クラブママが使う嫌われない技術 客との「距離感」を上手に利用したマッチング・ビジネス 嫌われない技術 地雷を踏む距離感 指名され続け、成績を上げてゆくためのレシピは、主役ではない 他


第二章

人を味方にする方法 弱点を逆手にとって人を味方にする 「共犯意識」の技術を駆使するHさんというホステス 目的を共有することで「共犯意識」は作り出せる プロセスを共有すると、いつしか「共感」が生まれるもの 他


第三章

プロの定義 三割打率がホームランよりも貴重である理由 あなたが目指すものは何? 複数のクライアントをたくさん持っている企業は業績がブレない ニューハーフ界の鉄則……私的スポンサーに依存をしてはいけない 他


第四章

客が本当に求めているものは何か? 高級クラブのビジネスの前提は「疑似恋愛」 客が本当に求めているものは何か 表面に目を奪われていたのでは対応をとりちがえる 客の欲望は満たしてはいけない。しかし絶やしてもいけない。ただ継続させるべし 他


第五章

客との距離感 人は自己利得に流れる 同情や博愛を期待してはいけない。あるのは「相手の利得」への理解だけ 客と業者は対等か? 金持ちはお金に寛容というのは本当か? 他


第六章

ウソとの遭遇と「心の鎧」 自慢話とウソの境界線 ウソはつかせておけば良い 本当に信じるのと、信じたフリをするのは違う クライアントとの関係はどこまで仕事で、どこからがプライベートか? 他


第七章

すげ替えのマジック 「折り返し連絡」の賞味期限 遅刻・ドタキャンは……時間どろぼうを意味する 遅刻するなら計画的に 「同じ30分」でもその質は違う


終章

願望力について


あとがき


巻末付録1

徹底解説 業界用語の基礎知識


巻末付録2

できるホステスは店をどこで判断するか


2015年

8月

11日

気になる近日発売のビジネス書【8/11】

夢はボトルの中に――「世界一正直な紅茶」のスタートアップ物語 夢はボトルの中に――「世界一正直な紅茶」のスタートアップ物語
セス・ゴールドマン バリー・ネイルバフ 関 美和

英治出版 2015-08-22
売り上げランキング : 302349

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★☆☆

著者実績:★★★☆☆

評価予想:★★★☆☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

子どもから大人、大統領まで虜にする奇跡のような紅茶ブランド
「オネストティー」の10年史を描いたノンフィクション・ビジネス漫画!

製品トラブル、資金難、仲間の裏切り、投資家の誘惑、家族と仕事の両立…
とにかく失敗続きのイェール大学教授&教え子コンビの「七転八倒」ストーリー。
「これまでにないもの」をつくるのは、こんなに大変で…こんなに素晴らしい!


ビジネスの「リアル」をマンガで体感!
差別化、商品開発、ブランディング、資金調達、営業、新市場の開拓、ファンづくり…
新しいビジネスやブランドをはじめるときに、どこでつまずくか、何に気をつけるとよいかが、 当人たちの感情の揺れ、関係者たちの思惑、そして著者バリーによる「MBA講義」を通してよくわかる!


ビジョナリーとストラテジストの「絶妙なコンビ」!
教え子セスは、投資銀行エリートのキャリアを捨てて、“社会にとってより良いビジネス"に情熱を注ぐビジョナリー。
ゲーム理論の大家である教授セスは、経済学者の見地からユニークなアイデアを繰り出すストラテジスト。
 絶妙なパートナーシップ、友情、掛け合い…読んでいるといつの間にかふたりのファンに!


オネストティーとは?
オネストティー(Honest Tea)は、厳選茶葉を天然水で煮出した、甘さ控えめのボトル入りアイスティー。
1998年創業、年商約1.1億ドル(2013年)。日本未上陸。カンヌ屋外広告賞受賞(2011年)。オーガニックボトル入りティーの分野で全米売上No.1。
 業界初のオーガニック&フェアトレード飲料を発売し、カロリーのHonest Fizz、子ども向けのパウチ飲料Honest Kidsなどの人気商品を次々に発表。
 商品開発、製造、マーケティング、市場開拓など様々な点で注目を集め、ハーバード・ビジネススクールのケーススタディにも選ばれた。


■著者について


セス・ゴールドマン Seth Goldman
オネストティー共同創業者、TeaEO。ハーバード大学、イェール大学経営大学院卒業。1998年に恩師バリーとオネストティーを創業。業界初のオーガニック&フェアトレード飲料、製品廃棄物のアップサイクル推進など革新的な戦略を次々に打ち出し、また地域一体の環境プロジェクトに取り組むなど、その経営手法は大きな注目を集めている。
バリー・ネイルバフ Barry Nalebuff
オネストティー共同創業者。MIT卒業後、ローズ奨学生、ハーバード大学ジュニア・フェロー、オックスフォード大学(博士号取得)を経て、現在はイェール大学経営大学院ミルトン・スタインベック記念教授。ゲーム理論のエキスパートとして知られ、『戦略的思考とは何か』(CCCメディアハウス)、『戦略的思考をどう実践するか』(同)など著書多数。


■目次


1 スタートアップ(1997-1999)
ある日セスはランニング中にひらめく。
 「飲み物は沢山あるけど、どれも甘すぎるか、
 味がしないかのどちらか…。ナチュラルで、
 健康的で、甘すぎない、でも美味しいお茶をつくろう! 」
 〈オネストティー波瀾万丈10年史〉の幕開け!

2 成長の痛み(1999-2004)
原料はアメリカ原住民、南アフリカ生協らと提携し
 オーガニックの素材を厳選。濃縮液を使わない
本物の茶葉を煮出しす製法…なのに低価格。
ファン急拡大! だがスタッフの解雇、異物混入事件など
次々に問題が…。ハラハラドキドキ、本書の山場!

3 ブランド確立(2004-2008)
子供向け飲料の大ヒット、全商品フェアトレード化、オバマ絶賛…
オネストティーの人気は全国区へ! キャッシュ不足や
競合からの圧力など相変わらず苦難は続くも、
セスとバリーは逆境を見事にビジネスチャンスに。
ようやく軌道に乗ったところにコカ・コーラから買収提案が…。


2015年

8月

07日

気になる近日発売のビジネス書【8/7】

世界一のジェラートをつくる 世界一のジェラートをつくる
フェデリコ・グロム グイード・マルティネッティ 清水 由貴子

白水社 2015-08-28
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★☆☆

著者実績:★★★☆☆

評価予想:★★★☆☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

昔ながらのジェラートが消えたイタリアで無添加素材のジェラテリアを開店、世界へ! 若き創業者による、夢を叶えるヒント満載の秘話。


2015年

8月

03日

気になる近日発売のビジネス書【8/3】

■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★☆☆

著者実績:★★☆☆☆

評価予想:★★★☆☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

誰だってお金持ちになりたい! 成功者42人の日常習慣から大成する術を学べ!!

TOKYO MX・チバテレ「真夜中のおバカ騒ぎ」MC 原口あきまさ つい、つぶやく
「貯金0のフリーター男が、たなぼたで資産15億円をゲット。何がおこるかわからない人生、楽しまなきゃ損だな! たなぼた人生を夢見る人に送る成功の近道!?…かも(笑)」


 <もくじ>
 第一章 誰もが出来る! 簡単な毎日の習慣
 第二章 これがあるから成功した! 仕事の習慣
 第三章 ここぞというときに力を発揮! ピンチを乗り越える習慣
 第四章 時間の使い方の習慣
 第五章 こだわりの行動が人生を開く! ポリシー的習慣


出版社からのコメント

コア新書014


内容(「BOOK」データベースより)

誰だってお金持ちになりたい!成功者42人の日常習慣から大成する術を学べ!!


著者について

前田けゑ(まえだ・けえ)1982年生まれ。大阪府岸和田市出身。17歳のときに、芸能人となって人と違うことをしたいと思い、オーディションを受け、大阪のタレント事務所に所属。その後、26歳のときに、NHKの番組で披露したカスタネットパフォーマンスが取り上げられ、それがきっかけでオスカープロモーション・バラエティ部にスカウトされ所屬することに。芸能活動の傍ら株式会社K-Network Family代表取締役、不動産経営、BAR経営、イベント事業経営も行っている。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

前田/けゑ
1982年生まれ、大阪府岸和田市出身。17歳のときに、芸能人となって人と違うことをしたいと思い、オーディションを受け、大阪のタレント事務所に所属。その後、26歳のときに、NHKの番組で披露したカスタネットパフォーマンスが取り上げられ、それがきっかけでオスカープロモーション・バラエティ部にスカウトされ所属することに。芸能活動の傍ら株式会社K‐Network Family代表取締役、不動産経営、BAR経営、イベント事業経営も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


2015年

7月

27日

気になる近日発売の自己啓発書【7/27】

自己啓発書を読んでベンツを買った話 自己啓発書を読んでベンツを買った話
チェ ソンラク 吉原育子

きこ書房 2015-08-01
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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★★☆

著者実績:★★★☆☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

自己啓発書を何冊も読んでいるのに、人生は何も変化しない。このまま読んでいていいのだろうか?
 読み続けても無駄なのだろうか? 

  韓国でのいわゆる「勝ち組」、名門大学卒、博士号取得、現職教授である著者。しかし、ある時、平凡な学歴の一般会社員と経済的な差がほとんどないことを知り、学歴や職業が経済的な裕福さをもたらすわけではないことに気づく。著者が自己啓発書を読み、その内容通りに実践、その後に起きた人生の変化を基に、自己啓発書の持つ力や読み方について紹介。行動が変化するまで読み続ければいいと断言する、自己啓発書好きの読者に勇気を与える一冊。

 

■目次


プロローグ 私は、自己啓発書を読んでベンツを買った

第1章 決して馬鹿にできない自己啓発書の力
 自己啓発書に最もよく出てくる話
 自己啓発書は経営学だ!
 自己啓発書は心理学だ!
 目標を設定すれば向上する
目標を具体化すれば明らかに向上する
 ポジティブな思考が、ポジティブな結果を招く
挑み続ける力
 夢を紙に書くということ
今からは、変化の時間に進んで耐えよ!

 第2章 行動しない者よ、なぜ自己啓発書を罵るのか!
 一冊の本が人生を変える?
 自己啓発書は「瞬間の麻薬」?
 自己啓発書はいい本、名著ではない?
 自己啓発書はレベルの低い本? 
 人生はそんなに簡単ではない?
 自己啓発書を読んだ人全員が成功するわけではない?
 自己啓発書は世の中を知らない人たちのための本?
 本を読んで現実が変わるのか?
 自己啓発書は薄っぺらなマーケティングの産物?

 第3章 自己啓発書を、どのように読むべきか?
 自己啓発書は、100年の歴史をもつベストセラー
読み続けよ、ある瞬間、変化した人生に出会えるだろう
自己啓発書は、すべての夢をかなえてくれる?
 自己啓発書と幸せの相関関係
 自己啓発書の読み方1~どんな本を読むか
自己啓発書の読み方2~どれくらいの期間、何冊読めばいいのか
自己啓発書の読み方3~精読か、速読か
自己啓発書の読み方4~実行して利用しよう
昨日とは違う今日のために

 エピローグ 夢を書いてから、ベンツを買うまでの短い実行記
 付録 教授が愛した自己啓発書10


■著者について


ソウル大学国際経済学科卒業、ソウル大学行政大学院修士、ソウル大学行政大学院博士、assist ソウル科学総合大学院経営学博士を経て、現在、東洋未来大学経営学部教授として在職中。


2015年

7月

15日

気になる近日発売のビジネス書【7/15】

ザ・セカンド・マシン・エイジ ザ・セカンド・マシン・エイジ
エリック・ブリニュルフソン(Erik Brynjolfsson) アンドリュー・マカフィー(Andrew McAfee) 村井 章子

日経BP社 2015-07-30
売り上げランキング : 10201

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★☆☆

著者実績:★★★☆☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

「ブリニョルフソンとマカフィーは、世界中のイノベーターとイノベーションの現場を見て回るツアーに読者を連れて行ってくれる。ただしこれは、お気楽な観光旅行ではない。
 驚異の技術はなぜ出現したのか、こうした技術ななぜ重要な意味を持つのか、そしてこれからどこへ向かうのかを読み解いて行く旅である。」
ハル・バリアン(グーグル社チーフ・エコノミスト)


「この楽観的な本の中で、ブリニョルフソンとマカフィーはインテリジェントな機械がもたらすゆたかさを描き出す。ただしゆたかさを実現し享受するためには、機械と競争するのではなく、機械と共存する方法を見つけなければならないというのが本書の主張だ。となれば私のようなエンジニアは、ふつうの人でも容易に使いこなせるような機械を設計する必要がある。結局のところ、新しい技術を支持するのは、その恩恵を最も多く受ける人なのだから。」
ロドニー・ブルックス(アイロボット創設者、現リシンク・ロボティクス会長兼最高技術責任者)


前著『機械との競争』で衝撃を与えたマサチューセッツ工科大学のコンビによる、膨大な調査・研究に基づいたテクノロジーと未来を描いた全米ベストセラー
(原題The Second Machine Age: Work, Progress, and Prosperity in a Time of Brilliant Technologies)

蒸気機関の発明によるファースト・マシン・エイジは18世紀後半に始まった。
いま、コンピュータを中心としたセカンド・マシン・エイジに突入した。
 人工知能の急速な進歩によるデジタル・イノベーションは、グーグルの自動運転車やチェスやクイズで人間のチャンピオンを圧倒する人工頭脳ワトソンなどに象徴されている。
しかし、まだまだ序の口に過ぎない。

 人類は蒸気機関によってもたらされたと同様の、それまでとグラフの向きが変わり始める点である「変曲点」にさしかかったと著者たちは見る。
 人工知能の進化によって、これまでは不可能と見られていた仕事がロボットに置き換わっていく。その結果、消えていく職業は多い。
 人間は機械と共存できるのだろうか。
ビジネスマン、経営者だけでなく、子供の将来を真剣に考える親たちの必読書でもある。


■著者について


MITスローンスクール経営学教授  エリック・ブリニュルフソン(Erik Brynjolfsson)
 著書に『機械との競争』(日経BP社)、『インタンジブル・アセット』(ダイヤモンド社)、『デジタルエコノミーを制する知恵』(東洋経済新報社)。


アンドリュー・マカフィー(Andrew McAfee)
 MITスローンスクール、デジタルビジネス研究センター主任研究員。 著書に『機械との競争』、“Enterprize 2.0”。


■目次


第1章 人類の歴史の物語
第2章 機械とスキル
第3章 ムーアの法則とチェス盤の残り半分
第4章 デジタル化の大波
第5章 組み合わせ型イノベーション
第6章 人工知能とデジタル・ネットワーク
第7章 セカンド・マシン・エイジのゆたかさ
第8章 GDPの限界
第9章 セカンド・マシン・エイジの格差
第10章 最強の勝ち組はスーパースター
第11章 ゆたかさと格差は何をもたらすか
第12章 個人への提言
第13章 政策提言
第14章 長期的な提言
第15章 テクノロジーと未来


2015年

7月

13日

気になる近日発売のビジネス書【7/13】

ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える
ラズロ・ボック 鬼澤 忍

東洋経済新報社 2015-07-31
売り上げランキング : 166

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■読書犬ブックの評価

 

タイトル:★★★☆☆

著者実績:★★★★☆

評価予想:★★★★☆

 

■アマゾンの内容紹介より

 

世界最高の職場を設計した男、
グーグルの人事トップが、採用、育成、評価のすべてを書いた!

不断の進化を続ける、クリエイティブな職場のつくり方が見える。

君は、最強企業が欲しがる人材なのか?
未来の新しい働き方のすべて。


●グーグル人事トップによる、ベストチームを作りたい人へのアドバイス

●朝起きて、ワクワクしながら行ける会社って、どんな会社?

●機械に負けない、人間らしいクリエイティブな働き方ってどんなもの?

●人事に関する不満と不安を最大限減らすって、どうやればいい?

●あらゆる企業・チームが活用できるグーグルのルールを惜しげもなく初公開!


「才能あふれるチームのつくり方がわかる」ーーダニエル・ピンク

「未来の働き方をつくるビジョンを示している」ーーアダム・グラント

「現代の傑出した人材を率いるためのバイブルだ」ーーティム・ブラウン


■著者について


【著者紹介】
ラズロ・ボック(ラズロボック)
グーグル人事担当上級副社長。
1972年、共産主義政権下のルーマニア生まれ。

マッキンゼーやGE勤務を経て、2006年にグーグル入社。

従業員が6000人から6万人に増えていく過程で、
グーグルの人事システムを設計し、進化させてきた責任者。

グーグルは世界各国で「最高の職場」として認められ、
数多くの賞を受賞してい る。


【訳者紹介】
鬼澤 忍(オニザワ シノブ)
埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了。主な訳書にサンデル『これからの「正義」の話をしよう』、同『それをお金で買いますか』、マグレイス『競争優位の終焉』、ワイズマン『滅亡へのカウントダウン』、アセモグル&ロビンソン『国家はなぜ衰退するのか』、マエダ『シンプリシティの法則ほか。

矢羽野 薫(ヤハノ カオル)
会社勤務を経て翻訳者に。慶應義塾大学法学部卒。主な訳書にファング『ナンバーセンス』、シーゲル『ヤバい予測学』、スクラー『ディズニー 夢の王国をつくる』、ウッド『マイクロソフトでは出会えなかった天職』、パウシュ『最後の授業』、アッシュクロフト『人間はどこまで耐えられるのか』ほか。


■目次


1章 創業者になろう

2章 文化は戦略を食う

3章 レイク・ウォビゴンの幻想

4章 最高の人材を探す方法

5章 直感を信じてはいけない

6章 避難所の運営は避難所に任せる

7章 誰もが嫌う業績評価と、グーグルがやろうと決めたこと

8章 トップとボトムに注目しようーー二つのテール

9章 学習する組織を築こう

10章 報酬は不公平でいい

11章 タダ(ほぼタダ)ほどステキなものはない

12章 ナッジ/選択の背中を押す

13章 人生は最高のときばかりじゃない

14章 あなたにも明日からできること

人事オタクのためのあとがき

 すべての日本人、必読!



 読書犬ブックの成功法則

1.本物のビジネス書を読む

2.記憶に貼り付ける

3.素直に実行する

 

 

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