■読書犬ブックの評価
タイトル:★★★☆☆
著者実績:★★★☆☆
評価予想:★★★★☆
■アマゾンの内容紹介より
社員の平均年齢28歳、6割が女性。
創業15年、女性向け恋愛ゲームだけで、売上100億円
2600万人の女性が夢中に! 恋愛ゲームの国内(そして海外)シェア1位。「ボルテージ」はいかにして、上場企業に駆け上がったか。
その強さの秘密は「入社後の新人でも、いきなりそこそこ売れる恋愛ゲームを作れる“徹底的なマニュアル作り"」にあった。
「胸キュンポイント」「時間とお金感覚」等の徹底した女心マーケティング、「ドラマ塾」「恋・コンバイブル」などの社内教育制度、若手社員のアイデアをロジカルに変換する「3行企画書」、女性社員のモチベーションを引き出す社内環境など、新入社員を即戦力に育てる独自の仕組みとマニュアルを初公開。
日本屈指のビジネスブックライター上阪徹氏の書き下す、世界一のコンテンツビジネスの作り方。
■CONTENTS
はじめに●恋愛ゲームで年商100億円? しかも、東証一部上場?
第一章 ●累計2600万人。女性が夢中になる「恋愛ゲーム」とは
第二章 ●「ゲーム」ではない。「映画」がヒットの秘密
第三章 ●「働く女性に癒しの場を」女性目線からヒットが生まれた
第四章 ●新卒でもヒットを生み出せる数々の「仕組み」
第五章 ●31歳で執行役員へ。若手女性の活躍。
第六章 ●給料より大事な、社員を育てる「環境」づくり
第七章 ●日本のコンテンツで世界一に。海外展開への挑戦
株式会社ボルテージ
1999年9月に創業。2006年に女性向けの携帯恋愛ゲーム第一弾をリリース。
以降、事業を恋愛ゲームに絞って展開し、モバイル恋愛ゲーム会社として日本一(世界一)に成長。2011年に東証一部に上場。また、Fast50を8年連続で受賞(史上最多受賞記録を保持)。2012年にはアメリカ・サンフランシスコにSFスタジオを設立し進出。App
Storeエンタメカテゴリのアメリカ・シンガポールなどで上位をキープ。社員の平均年齢28歳、うち6割が女性。「恋愛×戦いのドラマ」をコンテンツづくりの基本に据え、「フォーマット」を重視した独自の社内教育制度で、若手社員のアイデアとコンテンツ力を引き出すスキームを構築。クオリティの高いコンテンツを作り、女性の胸キュンを追求し続けている。
■著者について
上阪徹(うえさか・とおる)●経営、金融、ベンチャーなどをテーマに、雑誌や書籍などで幅広く執筆やインタビューを手がける 。著書に 『成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?』(あさ出版)、『弁護士ドットコム 困っている人を救う僕たちの挑戦』(共著/日経BP)、『 僕がグーグルで成長できた理由』(日本経済新聞出版) 、『成功者3000人の言葉
人生をひらく99の基本』(飛鳥新社)、『リブセンス〈生きる意味〉』 (日経BP)など 。他の著書の本を取材して書き上げるブックライター作品も60冊以上に。